Fallout: New Vegas (フォールアウト:ニューベガス) 【CEROレーティング「Z」】 - PS3
- ベセスダ・ソフトワークス
- Amazon.co.jp ・ゲーム
- / ISBN・EAN: 4562226430161
感想・レビュー・書評
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全作のワシントンDCからうってかわって今度はベガスだ!そして今回は荒廃した世界ではなく、だんだんと荒廃から復興しつつあるベガス周辺を旅することになる。ベガスの光を手にするために台頭する2つの勢力。そして自分がこうして旅しなくてはならなくなった原因であるベガスの光の中に潜む闇に向かい、主人公は駆ける。新たなるベガス、ニューベガスへと。
今回はメインクエスト主体なゲームで、サブクエストの方を期待している人には辛いかもしれません。最初のうちはただひたすらにニューベガスへの道をクエストこなしてひーこらひーこら言いながら走り、ニューベガスに来てからようやく本番だというようなゲームバランスで組まれていて、本来の道を外れて行こうとすると強敵にやられてしまうなんてこともあるのでフォールアウト3のようなものを期待するとちょっとガッカリしてしまうかも・・・。でも私的にはかなり楽しめたので星5になっております。 -
前作にあたる『fallout3』は、自分の歴代ゲーム史ベスト3に入る名作ゲーム。
今作は、長い間プレイを中断していたが、最近になって再開した。
再開してみて感じたが、やはり基本的には非常に面白くできている。見知らぬ土地を歩く、ただそれだけでこんなに緊張と高揚を味わえるゲームは他に無いだろう。
広大な箱庭のどこへでも自由に行くことができ、行く先々で様々な予想もできない出来事が起こる。その状況で選んだ自分の選択が直接世界に影響を与え、フィードバックされていくという前作から踏襲されたシステムは非常によくできている。
自分がどのような行動をとっても、大きな齟齬を起こす事なくプレイヤーの行動を補完してくれる懐の深い世界が構築されていることから感じる「冒険している感」は、他に代え難い魅力がある。
しかし、残念ながら前作に比べてマイナス要素も多い。
頻発するフリーズの問題は前作から解決されていないし、メインストーリーや各クエストのシナリオの質は劣化している。
最大のマイナスポイントは、各派閥ごとに好感度が設定される仕様になってしまったこと。これがあるために打算的に行動せざるをえない状況が多くなってしまった。これは明らかに改悪で、非常に残念。
前作では、その場の状況に応じて自分のとった行動がダイレクトに結果に繋がることが面白かったのだが、今回は派閥システムがあるために「こいつはむかつくから本当は協力なんてしたくないが、NCR軍(派閥の一つ)と仲が悪くなると色々都合が悪いからとりあえず協力しておいてやるか」という、打算的な状況が発生しやすく、自分の意思にそぐわない形で行動を制限されることが多くなった。そういった制限が良い方向に働いているゲームもあるのだが、falloutに限っては自由度を削いでしまっているだけに感じる。
開発元が前作のベセスダ・ソフトワークスからオブシディアン・エンターテイメントに変わったことがどれほど影響しているのか解らないが、色々追加しようとしたのが裏目に出ている感じがする。
とはいえ個人的には最強のゲームである前作の遺伝子を受け継いだ一作であるし、十分すぎるほど面白い。 -
いかれた時代にようこそ。
このタフボーイめ。
核戦争後の荒廃したアメリカを舞台にモヒカン・メタルジャケット・火炎放射器でヒャッハーするRPGinベガス。
前作との繋がりはそれほど無いのでいきなり買っても大丈夫。むしろ近接攻撃が強化されているので、世紀末覇者を目指す人はこちらがオススメ。
FPS視点のゲームなのだけど、RPGなのでアクションに期待してはいけない。高度な文明の名残があちこちに有りながら、やってることは18世紀という世界観を面白がるのがこのゲームの楽しみ方かと。 -
Fallout3の流れを汲んでおり今作は使用武器も増えゲーム内容は良かったのですが、ロード時間の長さやフリーズが多く、ゲームシステムの改善があまり見られなかったのが残念です。