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- / ISBN・EAN: 4935228103638
感想・レビュー・書評
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2010年公開。
名前とは裏腹に
人里離れた山奥にポツンと佇む
うらぶれた場末のホテル、
「シーサイドモーテル」。
そこに偶然集まった
ワケアリな11人の男女。
インチキなクリーム売りと
インチキな愛を売る
コールガール、
借金取りとギャンブラー、
EDの社長と社長夫人、
キャバ嬢と常連客、
など4つの部屋で繰り広げられる、
それぞれの人生を賭けた
一夜の騙し合いが
面白い♪
生田斗真に麻生久美子、
山田孝之に成海璃子、
玉山鉄二に温水洋一、
古田新太に小島聖、
池田鉄洋に山崎真実、
柄本時生と
無駄に豪華すぎる
キャストがまずスゴい!
その中でも見所は、
なんと言っても
三十路のコールガール・キャンディを演じた
激キュートな
麻生久美子に尽きます(^O^)
振り付きで踊ってくれる
『今宵あなたと
萌え萌えフォーリンラブ』
には、
男なら誰もが
悶絶させられることでしょう(笑)
しかし麻生さんに
セックス大好き人間と言わせるなんて…
確信犯としか思えない!!
↑それにまんまと踊らされてる
俺も俺だけどね〜(汗)
さてさて、
水着と日焼け止めを持ったキャンディは
果たして
現れるのか?
どうせなら
タランティーノ作品のように、
豪華な登場人物たちを
もう少し
リンクさせて欲しかったし、
実際の内容とは違う
推理トリックを期待させる予告CMなど、
突っ込みどころは満載で
なんとも惜しい作品ではあるけど、
前半は笑わせつつも、
安易には結ばれない
『スレ違う恋』を描いたストーリーは
結構ツボにハマったし、
(携帯が普及する前までの恋人たちには、
会いたいのに会えない、
『すれ違い』というドラマが必ずあって、
だからこそ恋愛は
歌になり、
映画になってきたんですよね)
ラストの切ない余韻と、
古田新太のメイク姿には、
可笑しくも
ホロリとさせられました(>_<)
しかし胸元に黒猫のタトゥーをした
成海璃子ちゃんお気に入りの、
「猫祭り」なるものが
無性に気ににゃるニャー(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山の中にあるモーテルなのにシーサイドと名前のついた場所が舞台となり、部屋ごとの人物をオムニバス形式で登場させるコメディ。好き嫌いが分かれる演出でわたしには合わなかった。
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2020/12/14
玉山鉄二、かっこいい。 -
2010年 日本 103分
監督:守屋健太郎
原作:岡田ユキオ『MOTEL』
出演:生田斗真/麻生久美子/山田孝之/成海璃子/玉山鉄二/柄本時生/温水洋一/小島聖/古田新太
海もない山奥にあるシーサイド・モーテル。103号室ではニセ高級クリーム販売のため出張で来たセールスマン(生田斗真)のところへ、部屋番号を間違えたデリヘル嬢キャンディ(麻生久美子)がやってくる。押し問答の末、一度は出て行くキャンディだったが…。
202号室には刺青だらけのチンピラ陽介(山田孝之)とその恋人の留衣(成海璃子)しかしそこに陽介が踏み倒した借金取り立てのヤクザ敏夫(玉山鉄二)と舎弟のチー坊(柄本時生)が踏み込んできて陽介を縛り上げる。組が雇った拷問職人ぺぺ(温水洋一)は陽介を拷問後、毒の注射で殺そうとするが…。
203号室にいるのは、安売りスーパーの社長・太田(古田新太)とその妻・美咲(小島聖)年のせいで勃たない太田を奮起させるべく美咲はコスプレするも効果なく、美咲は浮気できないよう太田に女装メイクをほどこしてパチスロに出かけ行く。その隙に太田はデリヘルに電話し…。
102号室では、キャバ嬢マリン(山崎真実)を高級温泉旅館に連れていくと嘘をつき、車が故障したふりをしてモーテルに連れ込んだ石塚(池田鉄洋)が、なんとかマリンを言いくるめてここで彼女を抱こうと四苦八苦中。しかしようやく念願叶った途端にギックリ腰になり…。
いわゆる「グランドホテル方式」で進むワケアリ宿泊客の群像劇。…なのだけど、正直、各部屋のエピソードがあまり有機的に繋がっていないので、単に平行して複数の物語を見るだけになっており、あっちの部屋のあのエピソードがこっちの部屋のあれの伏線だったのか!みたいな目からウロコ感は味わえず、そこはちょっと残念。ただ出演者が豪華なので、それぞれの芝居のおかげで気軽に楽しむには十分な仕上がりにはなっています。
古田新太や池田鉄洋は、さすがにコメディ部分が上手い。山田孝之らのチンピラの揉め事部分は結構な比率を占めているわりにご都合主義な設定が多く、その後の意外な展開も意外性がなく、イマイチ。柄本時生がとても良い味を出してました。
生田斗真と麻生久美子のラブコメ部分は、ビジュアルだけで十分成立するので、あとはラストで明確にハッピーエンドだったらもっと良かったかな。せめて誰か一人くらいは幸せになってくれよと思う。もうちょっと展開に仕掛けがあったら、『キサラギ』的な名作になったかもしれないけど、何かが足りてないのが惜しい。 -
サクッと見れる。面白い。
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2020/01/30
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突っ込めるところも見受けられるが、コメディだからそこのところは大目に見て、気楽に楽しめる作品。
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『あるモーテルで起こるワケあり男女11人の人生を賭けた騙し合い』
それぞれの部屋で起こる物語もギャンブラーと借金取りの話以外は日常的に行われてる男女の駆け引きだと感じた。
203号室の妻に隠してコールガール呼ぶ夫とか(妻が不倫してたのは同情するが…)102号室のキャバ嬢にハマり何とか一発かましたいと思う男心とか、103号室のコールガールと客との瞬間的な恋愛感情とか非常にわかりやすく描かれている様に感じる。
まぁ麻生久美子がかわいいのでそれだけでも見る価値はありな一本。