ブラインド・ライド

アーティスト : ヒブリア 

• キングレコード (2011年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ぴかりさんの感想 · 2013年4月13日]

パワーメタルの輩出に定評のあるブラジルから表れたピュアメタラーによる3rd作品。
speed感とIuriのハイトーンをフィーチャーしたピュアメタルに徹した1stと、それに楽器隊の躍動感を抜群に盛り込んだ2nd作品と来て、ここではダウンチューニングを取り入れたヘヴィな要素にチャレンジした様子。正直いままでの作品と比べたらかなりパワーダウンした感が否めない。チューニングを下げたのにパワーダウンしたのはなぜだろうと考えると、間違いなくIuriのハイトーンシャウトが聞けなくなっているからでしょうね。ヘヴィなリフ作りに力を入れることで、Edualdo氏の劇的ドラミングをフィーチャーできるのは良い部分でもあるけど、やっぱ最大の魅力はIuriの突き抜けるハイトーンシャウトに他ならないので…。
脱退したベーシストのMarcoの穴を埋めたBenhur 氏のプレイもまずまずだが、いつの間にかギターのDiegoも脱退してたんすね…。まぁこのバンドにギターは求めてなi(ry
Edualdoのドラムは超好きなんだけど、Iuriのシャウトが聞けなくなってるってのがツラいところですね。初来日とLoudpark09で見たので、昨年のLoudpark12では見ないで帰りました。Circus Maximusのサイン会で忙しかったしーー