君に届け スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 熊澤尚人 
出演 : 多部未華子  三浦春馬 
  • バップ (2011年12月19日発売)
3.23
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感想 : 254
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021135320

感想・レビュー・書評

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  • 私の好きな女優さん、あまりいないけど順不同で市川実日子、最近の夏帆、小林聡美、そして多部未華子。次点が田畑智子という感じ。(昔の女優さんまで含めるともうちょっといるかも)
    中でも多部ちゃんは見れば見るほど好きになってしまうし、不世出の女優なのではないかとまで思ってしまう。こういう人はなかなかいない。
    もし相米慎二が生きていて、多部ちゃん主演で映画を作ってくれたなら、どれだけ幸せだったかと。そういうことまで色々と妄想する始末。

    映画を好きな俳優目当てで観ることがあまりないのだけど、『デカワンコ』を観てたら親父が出してきたのが『君に届け』のDVD。なんでも、レンタル落ち5枚で1000円だったから適当に買ったらしい。よりにもよってなぜこれを買った……老人のすることはよぉわからん。笑

    「俺の多部フォルダが火を噴くぜ!」って感じで、「多部コンプリートを目指してる」と後輩に言ったら、「宇部コンクリートみたいですねw」と言われる始末。石灰岩削るんかい。

    いわゆるキラキラ映画、スイーツ映画だから『君に届け』は観るの後回しでいいかなと思っていた。
    キラキラ映画って言われだしたのっていつぐらいからなんだろう。『君に届け』の2010年頃はまだ聴かなかった言葉だと思うが……。
    原作未読だけど、別冊マーガレットらしい。そうか、あの、俺たちの別マか。漫画雑誌としてはけっこう良いのじゃなかろうかと思ってるのが別マ。

    冒頭5分、貞子のくだりでめっちゃ笑う。基本的に多部ちゃんの魅力は顔芸、変顔。それプラス、普段はちゃんとかわいいってところ。

    恋愛映画と思って観てたら、中盤はどちらかというと青春映画だった(このふたつは近接ジャンル)。
    ここのところは良かったけど、原作が漫画なのでリアリティに乏しい。

    そしてダレた。
    だいたい、この内容で2時間は長すぎると思う。1時間40分ぐらいがベスト。あと2時間やるならシーンのテンポが良くないとつらい。テンポが一定なので、どうしても間延びしちゃう。
    たぶん、漫画原作だと映画よりも連ドラの方が向いているんじゃないかと思う。ひとつは、ドラマの方がリアリティなくても許せるってことと、もうひとつは尺を長く取れるから。原作ファンからすれば2時間だと詰め込みすぎ、映画だけ観た人は2時間だと飽きるため。

    キラキラ映画を最初から観ない、あるいは文句つけまくるのは簡単だけど、私が最近考えてるのは、どうやったら面白いキラキラ映画を作れるんだろう、キラキラ映画の枠を超えた作品は作れないものか?ってところ。

    原作レイプで全く作り変えてしまった方が絶対に面白くなると思うけど、製作側でそれは無理ってなってしまいそう。
    それで、面白い映画はミニシアター系で…ってなりそう。中高生にこそ、シネコンで上映されるキラキラ映画の皮を被った変な映画を観て欲しいんだけどな。

    つまりそれは、80年代に相米慎二や大林宣彦や澤井信一郎がやってきたようなことなんだけど。私も世代じゃないけど、今の映画を観るよりもこのへんを観た方がはるかに面白い。

    しかしキャストはすごく良かったと思う。
    三浦春馬くんは『進撃の巨人』でしか知らなくて、あんまり好きじゃない顔だったけど若干好きになってしまった。

    あんまり好きじゃない桐谷美玲が、ちゃんと嫌な役に収まってるのが良かった。ちなみに桐谷美玲の肌がめっちゃ荒れていて、吹出物が出ている。

    蓮佛美沙子と夏菜はけっこう好きで、このふたりが友達役なのは素晴らしかった。しかし、ふたりとも見た目が老けている。笑

    年齢順に並べてみると、
    多部未華子 89年1月生
    夏菜 89年5月
    桐谷美玲 89年12月
    三浦春馬 90年4月
    蓮佛美沙子 91年2月
    なので、蓮佛美沙子が多部ちゃんより2歳年下なのにびっくりした。

    あと、この映画はデジタルじゃなくてまだフィルム撮影なんじゃなかろうか…。映像は最近の映画よりも好きな感じ。
    それと、まだドローンじゃなくてクレーン撮影してる。

    井口昇の『覚悟はいいかそこの女子。』でも観てみようかなあ。

  • ずっっっと前から観たくて、ようやく観られた!

    恋愛映画のイメージだったけど、それだけでなく友達とのやりとりを丁寧に描いていてとてもよかった。青春の匂いに満ちているすごく爽やかな映画だった。
    窓から爽子見つけて、すごく幸せそうに笑う風早くんの横顔がとても印象的。

    風早くんの明るくて優しいイメージはそのまま三浦春馬くんのイメージだったので、彼がもうこの世にいないことがとても悲しく…。しかし同時に、作品の中ではいつでもこの笑顔に会えるんだな…と、少しだけ救われた気がした。

  • テレビのロードショーで見ました。
    コミックを読んでいたので、ストーリーが省略されている部分もあったけど、感動しました。
    爽子役の多部未華子、貞子的な演技と、ふと見せる笑顔。この両方ができる女優さんはなかなかいないので、適役だと思った。風早役の三浦春馬、イメージぴったりでした。

  • 風早くんと出会えなかったので高校生やり直したい

  • 私の高校時代に風早くんはいなかった。

  • 風早君役は爽やか気取り風に見えて気持ち悪かったけど,
    爽子さん役は徐々に美人化するさまが素晴らしかった.

    原作をぎゅっと詰めた内容で見やすかった.原作のほうがやっぱり好きだけど.

  • 原作は全く読んだことが無いけど、ひかりTVでやってたのを録画して観た。
    人気のある漫画なのは分かる気がした。ピュアな爽子がとても可愛くて、恋や友情というものをひしひしと感じた。こんな友人関係は素敵だと思った。

  • 久々に少し微笑んでしまうけど、切ない感じ、穏やかな雰囲気の恋愛学園ドラマを観る。ヒロインの設定が「貞子」に似ている不気味な女子高生というのが面白い。綺麗(かっこいい)2人の話かとおもいきや(起用されている2人は勿論そうだと思うけど)、初期設定が面白いので展開がどうなるのか、少し興味を持ちながら見ている。『タイヨウのうた』の時に得た感想と少し近い。でもあの設定とはまじめさというか、悲しさのベクトルが違うけれど。演出や瞬間描写の仕方が似ていると感じた。意外とこの種の話は面白い。原作がマンガだということはネットで知った。

  • 地上波で観ました。

    三浦春馬、笑顔が素敵すぎる!
    あんな子、学校にいたら、誰もがほれるだろっ!w

    ストーリーは、純愛って感じで、それなりに楽しめました。

  • 恋愛もの・・・興味ないんだけど春ちゃんが出てるので観ました!
    原作も春ちゃんで映画化になると知り読みました。
    原作が面白かったので映画も楽しみになりーの。

    原作のイメージを壊すことなくキャスティングされてて
    私的にはよかったー!多部ちゃんの演技上手だね~♪
    ハルちゃんが妬きもち妬くシーンは胸キュンだし♪
    久々に恋愛もの観てよかったーと思えました!!
    続編あってもいいんじゃないかなぁ~(笑)

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著者プロフィール

一九六七年、愛知県生まれ。二〇〇五年に自身のオリジナル脚本による「ニライカナイからの手紙」で劇場長編映画の監督デビュー。主な監督作品に、「おと・な・り」「君に届け」「近キョリ恋愛」「ユリゴコロ」などがある。

「2020年 『おもいで写眞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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