武士の家計簿(初回限定生産2枚組) [DVD]

監督 : 森田芳光 
出演 : 堺雅人  仲間由紀恵  松坂慶子  中村雅俊  草笛光子  西村雅彦 
  • 松竹
3.20
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感想 : 299
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105062689

感想・レビュー・書評

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  • 自分がもってる
    『天賦の才』に気付き、
    とことん鍛えぬいた武器がたとえば
    そろばん、
    だったとしても、
    家族を守り、時代を生き抜いていける力を
    存分に発揮できるんだ。

    武士としての誇りを捨て、
    誰も傷つけることない武器にて、
    家族を救ったそろばん侍がカッコ良かった。(^^♪

  • 今年の実質見納め。
    BSプレミアムにて放送していたので。

    先日「武士の献立」を観たところだったので、
    「武士の~」シリーズということで。
    劇場では観てなかったので、ちょうどいいタイミング。
    個人的に堺雅人特集したいところだったので、それも。

    よくよく見たら、監督さん森田芳光さんか。
    先日観た「~献立」と、とっても色合い似ているけど、
    そこはやっぱり違う監督さんだなと、時間が進むごとに実感。
    ~家計簿で直之の父を演じる中村雅俊が、~献立で語りは偶然?

    仲間由紀恵とはいい雰囲気にはならなかったのかな、
    などと下世話な想像も途中しながらも、
    半沢直樹の原点をここに見出したり。
    そうそう。奥村栄実を演じているのが宮沢一郎太なのも、
    半沢直樹していてくすぐりだった。
    あとは前田斉泰を室井さん(ごちそうさん。ほんとは山中さん)が演じていてタイムリー。個人的にJTのCM以来気になってると、最近ちょくちょく見かけるから嬉しい。

    個人的に大村益次郎についてよく知らなかったので、
    知識を得るいいきっかけになった。
    ちょうど時代背景がかぶる八重の桜を観終わった頃だったし、
    首相が靖国神社を参拝した直後だったし。

    ずっと行きたいなと思いつつ、ことりっぷも買ってあるのになかなか行けずにいる金沢に、来年はやっぱり行きたいな、よし!行こうと思いつつ、2013年を締めくくることとする。

  • 世間体を気にしないでクリアな猪山家を築いた直之に憧れた

    髷の堺雅人じゅるり…って思ったらなんということでしょう、
    11歳の私のハートを盗んだ山南さんじゃあありませんか
    篤姫しかり新選組しかり髷の堺雅人フェチなのだ

  • 幕末から明治に生きた加賀藩そろばん武士の家計の物語。明治まで生きた末裔の語り口による父子の思い出。堺雅人演ずる冷徹な父親のもと鍛えられる子供、老いてからの回想が切ない。封建時代、家職を継ぐのは継ぐのは当然のことだろうが、継ぐほうも継がせるほうも複雑な思いだった人は多いだろう、と親の仕事を継がなかった自分は思った。
    ひとつの職能を全うする家系と、家族のあたたかな物語となった。音楽もよい。

  • 大好きな森田芳光監督作品。

    どうやら史実らしくまっすぐに作られている感じ。
    まじめを滑稽とせず
    ただしく描くのは簡単なようで難しいのではと思う。
    監督の演出もさることながら堺さんの演技も素晴らしい。

    やはり史実と言うことか大きなドラマチックはなく
    淡々と始まり、淡々と終わった。

    松坂慶子、中村雅俊などの好演も光る。
    にじみ出るようなおかしみが楽しかった。

    幸せ感が漂う良い映画だった。

  • 加賀藩で算用者を勤める猪山家のドラマです。幕末の藩の様子が伺えるほか、現代の家庭にも通じる情愛のある、ハートフルドラマに仕上がっていました。原作も読んでみたいです。

  •  実在する幕末の武士の家計簿を基に、御算用者の職を代々務めながら借金返済の為に質素倹約に一家を描く。

     淡々と見せ場なく進んでいきながら、実直に自分に与えられた仕事を果たしていく姿を描いている。体面や利益より誠実であることを優先する姿は今の日本にこそ必要なものであると思う。
     細かい家計簿の中身が見える内容になってないのは残念。基の本を読みたくなった。  

  • 今は使い捨てだったり、安く買えるがゆえに不要な物を買い込んだりと無駄遣いしがちな世の中だと思う。流されず本当に必要な物を見極めることが大切だと思った。一時的な見栄よりも、長期的にはどうすれば本当に自分達のためなのか考えて行動することが大事。不必要なものに囲まれて本当に必要なものを見失わないようにしたい。

  • 嘗て幕府につかえており、御算用者の半生を息子の目線と共に進んで行く。下級武士ではあるものの、不確かで合わない計算には調べ抜き、それで目を付けられるも、逆にその実直さが買われ立場を上げる事に。ただ、親戚づきあいなどでの出費で家系は火の車に。其処から家財を売りさばき、帳簿を付け出すわけだが、計算などに細かい部分が出ていたりしてはいるものの、息子との確執だったり、後年の部分が少し急ぎ足の嫌いがあった。それでも、家族等でゆっくりみるには良いと思う

  • 家計簿をつけるのがほとんど趣味のような私なので、これは是非観たかった。完璧な家計簿がお家芸とは…なんて素晴らしい。
    我が家にもそのような文化を根付かせたい。
    今夜にでも彼に観せよう。家計の把握と、立て直しの為にいかに努力しなければならないかを勉強してもらわねば!!

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著者プロフィール

1950年、東京都渋谷に生まれ育つ。日本大学芸術学部放送学科卒。81年、「の・ようなもの」で監督デビュー。「家族ゲーム」で数多くの映画賞を受賞。以後、「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」など次々とヒット作を放つ。2011年12月、急性肝不全のため死去。享年61。

「2015年 『小説 の・ようなもの のようなもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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