外交官 黒田康作 DVD-BOX

出演 : 織田裕二  柴咲コウ 
  • ポニーキャニオン (2011年6月14日発売)
3.73
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632140669

感想・レビュー・書評

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  • 正直このエピソードで10話もひっぱるのはナシって気がします。それなりに楽しんで見たことは見たんだけれど、もうちょっとなんとかならなかったのかなと

  • 真保裕一原作
    フジテレビの手法は ドラマで 成功させて
    映画に行くというパターンではあるが
    最初に 映画を作って ドラマに続く。

    外務省の 機密費。
    邦人テロ室の使途不明な予算がつかわれている。

    観上祥子外務副大臣は 東大卒 アナウンサー 
    そして 議員 となり 不倫スキャンダルをおこしている
    アメリカで WTOの会場で テロに立ち向かう。
    そこを 黒田が防ぐが・・・
    テロリストの銃からは空砲だった。
    あきらかに アメリカと日本で仕組んだ ことだった。

    織田裕二は 黒田康作が あっているかもしれない。
    ちゃらちゃらしたところがなく
    オトナの雰囲気 を感じさせる役つくり。
    慎重さと冷静さが にじみ出ていて
    おっ と変わったな・・・織田裕二 という感じである。

    青島刑事の ちゃらちゃらが
    売り物だったんですがねぇ。役者は変身する。

    外務省が なにをしているのか?
    ということが 浮き彫りになってきている。

    香川照之が 早々と自殺してしまうので
    どうなるかと思ったが・・・ふむ。
    そうかな。そういうことか。
    メキシコ人 ロベルト 石井 になるのか。
    香川照之の娘が 高校生 夏帆。

    黒田康作(織田裕二)が 外務省に派遣される。
    その手伝いを 佃署 地図係 柴咲コウ がする。
    岩松了から 叱咤されて・・・
    役に立たない刑事 とよばれながら・・・
    親からも 刑事はやめろと言われ・・・
    『やめようかな』と思ってしまう。

    そんな 頼りなげな 刑事役を
    うまく演じている 
    こういう 柴咲コウがいいですね。

    外交官 黒田康作 第三話

    香川照之 が生きていた。
    そして メキシコ大使館 にかくまわれていた。
    どうしてなんだろう?
    いいね。この展開。
    こうやって 謎 めいた感じが。

    アメリカを気にしながら 外交する
    というのが 外務省の立場 という本音も出る。

    君島 という 夏帆の 同じ学校でひとつ 先輩、
    おどされているし
    香川照之も そばにいたりする
    どうなってんじゃい。

    外交官 黒田康作 第四話

    柏田がころされた。
    香川照之 が その現場から逃げ去った。
    娘 夏帆 は 父親が 生きていることを知る。

    その事件で これまでの 黒田と柴咲コウが
    香川照之が生きていたことを しっていたことで
    黒田は 欧州局へ
    柴咲コウは 協力が打ち切られて 地図書きに。

    アリトリア 王女の接待を 黒田がする。

    外交官 黒田康作 第五話

    メキシコの件で ごめんなさいが でた。

    『メキシコ合衆国、及び、在日メキシコ合衆国大使館に
    関する誤ったイメージを提示しました。
    配慮に欠けましたことを、ご迷惑をおかけした方々に、
    心より深くお詫び申し上げます。』

    たしかに メキシコ大使館が 偽造パスポートで
    密入国したものを匿い 犯人幇助を 
    しているようにみえる。
    こういう問題は なかなか微妙なところがある。

    アリトリアの 発電所は 環境によくない。
    その情報を 西園寺(田中圭)からの資料で理解する。
    そのために 王女 は 逃亡。
    黒田は 王女の 逃亡をほう助。

    国益とは 他国に不利益を与えていいのか?
    と 黒田(織田裕二)は 西園寺に聞く。

    なんとか 王女は にげまわる。
    途中 道を 柴咲コウに 聞く。
    外務省は アリトリアの自然を守ったとリークされる。

    ふむ。
    こういう おさめ方が あるとはねぇ。

    柏田殺害は 香川照之が犯人 ではなかったことが
    明らかになり 
    アトロン薬害補償 というのが 躍り出てくる。

    アトロン を開発した ブライトン製薬の会社の
    日本の支社長が 製品発表会で 
    塩化カリウムで 殺されてしまう。

    香川照之は 黒田の後ろに現れ・・・
    11年前に 香川照之の妻 倫世は
    偶然に殺されたのではなく 射殺されたのだと言う。
    敵を討つと言う・・・香川照之。

    外交官 黒田康作 第六話

    なんと 岩松了 つまり 佃署刑事課長が
    アトロン薬害で 子供を失い
    アトロンの被害者だった・・・。
    柴咲コウは そのことがわかり
    岩松了 を 尾行し 香川照之 と会っているのを
    目撃し 結果として 逮捕する。

    そのために
    香川照之 を支援していたのだった。
    フリーライター 佐々木藍子も
    妹が アトロン薬害を受けて 死んだ。

    黒田康作は 警察内部での内通者
    そして 外務省での内通者がいることを
    理解していた…

    黒田康作は 一体何を考えているのか
    ということが よくわからないところに
    ひょっとしたら 魅力があるのだろう。

    外交官 黒田康作 第七話

    黒田康作は言う
    『どんな事情があるにせよ
    犯罪を正当化することはできない。』 

    この作品は 結構 おもしろい
    展開をしている・・・
    薬害という 問題が そこには横たわっていた。

    本来ならば 厚生省が絡むべきだが
    外務省 黒田康作が リードしていく。

    娘は 家族として目覚める・・・
    父親は 復讐にもえていく・・・。

    どこまで 黒田が その復讐を食い止めることが
    できるのだろうか?

    織田裕二が演じる 青島俊作と黒田康作
    二人の間には 大きな距離がある。

    青島俊作には 自分の中に原則があり
    その原則に基づいて行動して
    組織 というか 警察という官僚組織の中で
    さまざまな規制的事実 を打ち破っていく
    ところに 共感を引き出していることだ。
    それは 『若さ』 ゆえに 打ち破る力がある。

    また 会社勤めをしてから 刑事になったことも
    大きく影響している。
    青島俊作は トップセールスマンだった。

    所轄と本店という 警察の仕組み
    現場たたき上げとキャリアという 選別
    その組織構造における矛盾。

    青島俊作が叫んだ
    『事件は会議室で起きてるんじゃない。
    現場で起きてるんだ!』
    という言葉は 共感を呼ぶ 言葉となった。

    スリーアミーゴの 保身の姿。
    つねに 責任を転嫁しようとする 姿勢。
    そして 手柄は自分のもの。

    警察の仕事はミスのない捜査とスキのない接待
    がモットーの署長。

    ここには 大人のいやらしさが よく出ている。

    そこで登場するのが
    柳葉敏郎 が演じる 室井慎次 であるが、
    結局は キャリアーの中間管理職として
    苦悩の日々をおくる。
    そして 現場を大切にしながら 決断をする。

    この登場人物は キャラクターを背負っているが
    しかし、大人 になり切れない 大人達の
    肖像画が 埋め込まれている。

    ここで登場した 黒田康作は・・・
    大人として 成熟している。

    他人(日本人)を守ろうとするという姿勢が
    大きな意味を持っている。
    そのために どんなキャラクターでなければ
    ならないのか?
    ということが 考えられている。

    成熟した大人が どんな立ち振る舞いをするのか?
    オトナらしさ オトコらしさ

    ひょっとしたら 最近の映画で忘れていること
    なのかもしれない。
    草食系とか肉食系という 分類ではなく
    もっと 醸し出した 熟成された 人間。
    頼ることのできる人間。
    それは 組織のチカラではなく
    ニンゲンのチカラとして・・・。

    ふーむ。
    おもしろいニンゲンの造形であることだ。
    43歳 等身大の男 黒田康作。

    このドラマには 主要な 3人の父親がでてくる。

    復讐にもえる父親 香川照之。
    ブライトン製薬が 薬害をおこした・・・
    そのことを 告発しようとした 妻 倫世は
    どさくさにまぎれて 殺されてしまう。

    そのことを 復讐しようとする。
    それは 娘をすてて 父親ではなく
    夫として 妻の敵を討ち
    製薬会社に立ち向かっていく。
    そして その行動は 謎めいている。
    何を考えているのか が不明瞭なまま
    行動し、実践していく。

    子供を失うことで 捜査をしながら 香川照之を
    サポートする 岩松了。
    岩松了は とぼけたおじさん役で よく出ていたが
    今回は 嫌味な上司 そして 苦悩する父親
    を演じていて 好感度抜群である。
    いい味を出していた…
    逮捕されてからの 焦燥感がありながらきりっとした
    雰囲気も かうことができる。

    柴咲コウの父親 六平直政。
    なぜか 銭湯のオヤジで 江戸っ子ぶり。
    家族を大切にして ヒトを大切にする。
    夏帆にたいして おもいやりを 自然に発揮する。
    日本の伝統的なオヤジ・・・

    この3人の父親が 黒田康作(織田裕二)を 大きく盛り立てている
    ことは 間違いない。

    オトナ というものが この作品の 主命題でもある。

    黒田康作 第8話

    香川照之らのターゲットはどこに向かっているのか?
    ブライトン製薬の アメリカ本社の社長がきて
    そして 日本の社長の就任式が行われるので・・・
    そこに 眼が奪われていたが・・・・

    実は 日和製薬の社長 宗像は自殺し・・・
    そしてその息子が実は名前が変わって 悠木圭一。

    狙っているのは…

    そうだね。
    それぐらいの人間が ターゲットにならなくては
    おもしろくないのだ。

    11年前の大使館立てこもり事件との
    関係をどうやって 明らかにするのか?
    そこにかかっているのだが…

    黒田康作 意外と じっくりしていて
    いいなぁ。面白そうである。

    黒田康作 第9話 をみた。

    霜村(香川照之)と悠木の狙いは
    前総理 矢田部だった・・・・。
    彼が ブライトンのアトロンを認可するように
    指示したのだった。
    副作用があることを知っていながら

    事件の真相と経過は 黒田によって
    明らかにされる。

    倫世は 殺される前日に・・・
    香川照之に 離婚することを要求した。
    それが なぜなのか 香川照之には
    わからなかった。

    そのことが 香川照之がわかることで
    香川自身のおかれていることが分かった。
    しかし、倫世の殺されたのは
    矢田部ではないことが わかった。

    黒田康作は言う
    『信じられる国にするのが 官僚の仕事だ。
    この国は 殺人をすることが許されていいのか?』

    企業と政治の癒着
    それをどのように告発するのか?
    内部で揉み消されてしまうのだろう。

    それにしても 殺人 ということが
    国家権力の手で行われる。
    当然と言えば当然なのかもしれない。

    さて 黒田康作は どこまで 明らかにできるのか?

    外交官 黒田康作 最終話 をみた。

    黒幕そしてその承認した外務大臣。
    新薬の認可は 厚生労働省であるが…。
    まぁ。それはよい。

    織田裕二が 雰囲気を変えて 大人ぶり
    を発揮して 渋く立ち回るが…。
    シリアス・・・に追求する ゆえに
    みていると 肩がこる作品だった。

    この物語には息抜きがないのだ。

    保身を図る 事なかれ主義てきな
    踊る大捜査線の 3人トリオ的な役割がいない。
    みんなまじめすぎるのだ。

    国のために何をするのか?
    官僚として何ができるのか?
    ということは なんとなくわかるが・・・
    それで?
    と言う感じだった。

    問題の性格が 医療問題を扱っているので
    切り込むポイントが おかしくなる…
    外務省が 舞台になるのはおかしい。
    そのうえに 外交官が 『日本人を守る』という立場を
    貫くが、ふーむ 範囲を超えているような活躍ぶり。
    いったい どのような外交機密部門だろうか?

    日本に 諜報員的な 役割の部署が
    ないので・・・それがあれば 今回のテーマは
    活きたのかもしれない。

    そういう意味で 「外交官」 としたのは
    ちょっと無理があるかもしれない。

    外務副大臣の草刈民代は いい雰囲気していた。
    意外とすっきりした ラインが うまく出ていた。
    秀逸である。

  • 【カバーストーリー】
    織田裕二主演の『アマルフィ 女神の報酬』の続編となるTVドラマシリーズのBOX。上司の安藤から邦人保護の密命を受け、世界各地を転々とする黒田は、WTO農業交渉会議でサンフランシスコ入りする外務副大臣・観上の警護を命じられる。全10巻収録

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    TVで放送されていた時に観てたものを再度観ました。
    何気にしーーっかり内容を覚えてましたw
    10話あるので、映画より観ごたえがあるかな。

    悪者をやっつけろーー!思いながら観ましたw
    彼が死んでしまったのは、私はちょっと残念に思いました。

    • しょうさん
      リアルタイムで見てたけど内容思い出せない(^^;)

      織田裕二しっかり演技してたね。

      近藤正臣があまりにも変わっていてショックだった(^^...
      リアルタイムで見てたけど内容思い出せない(^^;)

      織田裕二しっかり演技してたね。

      近藤正臣があまりにも変わっていてショックだった(^^;)
      2012/10/07
    • なおみさん
      再度、観始めたらね。
      あーーって何気にしっかり覚えてたわw
      たぶん、、しょうもそうかも?^^v

      あ”、、、そだ!
      あの人、、、よく知ってる...
      再度、観始めたらね。
      あーーって何気にしっかり覚えてたわw
      たぶん、、しょうもそうかも?^^v

      あ”、、、そだ!
      あの人、、、よく知ってるはずだけど、、思いながら観てたけど、、、近藤正臣だ!!(核爆^^;)
      2012/10/07
  • ワンクールの長いストーリー、映画には届かないけどドラマだから仕方ない。でもクール織田がかっこよすぎるので足りる。

  • GOOD!
    こんな外交官いないだろうけど。個人的に内容が面白かったかな

  • やや不完全燃焼だったがまぁまぁ。

  • 映画の方が面白い。

  • 織田裕二主演の『アマルフィ 女神の報酬』の続編となるTVドラマシリーズのBOX。上司の安藤から邦人保護の密命を受け、世界各地を転々とする黒田は、WTO農業交渉会議でサンフランシスコ入りする外務副大臣・観上の警護を命じられる。全10話を収録(amazonより抜粋)

    アマルフィが意外に面白かったので、ドラマも見てしまいました。
    ただドラマはやっぱり間延び感があってちょっと緩い感じになってしまったような。
    映画サイズが一番よかったんだろうな。
    香川さんなど豪華キャストでした。

  • 映画「アマルフィ」の続編。
    真保裕一の『天使の報酬』原作。サンフランシスコでの昔の同僚の自殺、日本で起きた殺人事件、薬害訴訟、様々な事件が絡み合い、過去の呪縛にとらわれる黒田。
    ここでは映画では描かれなかった黒田の過去が語られている。2011年6月からドラマの続編が公開予定。

  • アマルフィみたいな話なのかなーと思ったら意外と地味だった
    全体的にだらだらしてたかなーという印象

    後半のるいちゃんのかわいさがやばい

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