冷たい熱帯魚 [DVD]

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監督 : 園子温 
出演 : 吹越満  でんでん  黒沢あすか  神楽坂恵  梶原ひかり 
  • ¥ 5,980 (参考価格 ¥ 5,076)
  • Happinet(SB)(D) (2011年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953045682

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冷たい熱帯魚 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 評判通り、でんでんさんがハマリ切っていてうまかったです!

    村田役をしていたでんでんさんは最初はいい顔した人当たりのいい店員の顔をしてるんだけど、
    処理してるときとか、笑いながらも”透明に”させて行って、
    それを知ってしまったら不気味で極まりなかったです。

    けどその村田を後半社本が襲って処理していまうことになり、口調も変わったその社本演じる吹越さんもハマっていて
    みごとでした(吹越さんはよく悪役をやるが・・)

    「愛のむきだし」も鑑賞しましたが、最後血の海の上で格闘し合うところとか見覚えがあるような気もしましたが、
    この作品も、さすが園子温ワールド炸裂でした!


    人生は痛いんだよーー

  • 社本は妻の妙子、娘の美津子と小さな熱帯魚店を営んでいる。
    ある日、美津子の万引きでスーパーに呼び出された社本は、同業の巨大熱帯魚店を営む村田に助けられる。
    村田の店に寄った社本は、美津子が村田の店で働く事になり、自身も村田の裏の仕事に協力させられることになっていく。

    予告編 http://youtu.be/xSskAosTD1w

    画面が真っ赤っ赤~だ!
    見終わった後はしばらくショックで肉とか食べられなくなりました。
    絶対にTV放映不可の映画だからできる映像体験です。

    劇場でみた時は隣の おばちゃんが弁当食いながら見ていて、これにも衝撃を受けましたw

    ある意味R-18血みどろシーンより衝撃的なラスト。
    社本の言葉は伝わらない、父→村田→社本→娘と続く狂気と悪意の連鎖は止まらない。と考えると必然。

    娘役の人どこかで見たと思ったら、仮面ライダー剣の天音ちゃんなのね。

    愛犬家殺人事件を基にした作品です。

  • これで感動して泣いたなんて誰にも言えないくらい衝撃的なエログロバイオレンスなのですが…素晴らしかったです。エロは過剰かなぁとも思うけど,それはエンターテインメントでお飾り的な感じに取れたので不快ではなかった。スプラッターも同様。本筋をぼやかすという感じはなくて,きちんと飾りになってるなぁと個人的には思ったので,目を覆うこともなかった。もうほんとに,愛と暴力と性と死,切り離せないものが複雑に絡み合った世界が見事です。実際の事件を下地にしているというところがさらに物語に深みを与えてくれて,フィクションとして組み込んだ設定をうまく引き立てているのもよかった。あとはとにかく役者の演技!というかでんでん!現実的な狂人。吹越満もすんごくよかったけど(特に後半。私は後半蛇足とは思わない!)これはでんでんの一人勝ちでしょう。
    とにかく,シリアスでもなく,コメディでもなく,ホラーでもスプラッターでもない独特の世界観に惚れてしまった。園子温関連は洗いざらい制覇しようと思います。

  • ドン引き!泣

    けどよい出来でした!
    よくできてたけど
    人間やめたくなりました。


    人間の汚い部分全部描き切った感じ。
    ゆがんでいたり、弱かったり、愛に依存してたり
    おんなじ人間として こんな醜さをもつ身なのを実感して
    危うく 何にも触れられなくなりそうになる。


    登場人物全員バカで
    男はエネルギーある馬鹿とエネルギーない馬鹿に分けられる。
    女は総じてバカ、考えることをせず性器でしか愛を感じれない。
    人間であることに悔しさを感じるような映画でした。

  • 「こんな映画園子温以外作れないだろう」
    園子温さんの映画は
    「愛のむきだし」しか観たことがないが
    その時もそう思った。
    危機感を醸す雰囲気、尋常でない狂気、
    アンバランスな人間関係など
    これぞ園子温クオリティと言わざるを得ない。
    それに加えでんでんの演技によって
    観ているこっちまで事件に
    巻き込まれているような錯覚に陥ってしまった。
    映画を見終わった後、現実に引き戻された時の
    ほっと胸を撫で下ろすような安堵が
    それを物語っている。
    この映画を観るとホラー映画よりも
    人間の狂気の方が何倍も怖いんじゃないか、と
    見に染みて感じると思う。

  • レンタルDVDで鑑賞。

    とんでもない映画でした。狂気の沙汰を見せられた、見てしまった、見入ってしまった、そんな感じ。

    ノンストップの凄まじさ。役者の演技、展開、映像どれもが凄まじい。あれで最後は「クソジジイ」で終わるんだから頭オカシイ。

    正直、この映画みたいなものは、日本映画界ではクソツマラン品質で無数に作られている。それを園子温監督は鑑賞に耐えうる、というか作品に夢中にさせてしまうことに成功した。「紀子の食卓」あたりではまだそれがなかった。

    ただ、この映画を「素晴らしい」とは評したくない。凄まじかったけど、実際おもしろかったのかは別だと思う。人として、その気持ちには頑なに抵抗すべきである内容であった。

  •  ホラーとかグロそうなのは苦手で、なるべく避けてきた
    けれど、ここにきて凄いものを観てしまったという感じ。
    『愛のむきだし』があれだけ長くて、バカバカしいのに
    すごくアグレッシブでラストも素敵で、この映画好きかも!
    と思えたのと対照的に、これはダメだ・・・。
    暴力と狂気が心に痛く、死体の解体シーンが目に痛い。
    そして気持ち悪さとグロいシーンをひきずってしまう。
    余韻が深い。悪い意味で。

  • 一人園子温祭り、四作目。こわすぎる。


    序盤は俗っぽい熱帯魚店の店主(で、実は殺人鬼)の村田と知り合って仲良くなる過程が描かれていくのだが、このでんでん氏が演じている村田というキャラクターがとにかく強烈。

    見た目は田舎のおっさんなのに乗ってる車がなぜかフェラーリだったり、自分の店で雇っているバイトが全員若い娘(しかもなぜか制服がタンクトップ&ホットパンツ)だったり、なにかがおかしい。一見すると陽気で調子がいいおっさんなのだが、禍々しいほどの凶兆を全身から発散させていて最悪の予感しかしない。


    村田がとうとう本性を表して、熱帯魚店の客に毒を飲ませるシーンは本当に恐ろしかった。毒を飲ませておいて、そいつがまだ死んでないのに「こいつのことはもういいから」と話を進めていってしまう時の恐怖感は凄まじいものがあった。え?え?なに?と思っている間にいつのまにか後戻りができないところまで押しやられてしまっている。

    「日常」という安全で堅牢なものだと信じていた床の底がいともあっけなく外れてしまい、普段は見ないふりをしてやりすごしていた汚泥に足をがっちりと捕まれる瞬間。これは大人ならば誰しもが一度くらいは経験済だろうが、その最悪の忘れたい感覚を再体験させられることで、否応なく日常というものが本来とても危うい土台であることを再認識させられる。

    自分の生きる世界が本来とても脆く危ういもので、自分はそんな不確かなところに立っているのだという感覚が付きまとってなかなか離れてくれず、見終わった後もすぐに日常に戻ってくることができなかった。


    物語後半の社本の豹変ぶりがやや極端でフィクション感が強すぎたり、ラスト周辺の人物描写に若干ステレオタイプを感じたりもしたが、それにしても観た者の現実を力業でエグってくる強烈なパワーを持った映画だった。

    エロもグロもあるし、精神的にかなり追い詰められるしで厭な映画なのだが、ジェットコースターのようなドライブ感があるので観ている間はさほど鬱々とした気分にはならない(うぎゃあーとは思うけど)。その意味では終始しっかりエンターテイメントを担保していて見事なバランスだと思う。


    見た者の日常を非日常に変えてしまう鬼の映画。

  • 風呂場の血の表現は他の追随を許さないほど凄まじかった。
    ぬめり感、 色彩。びちゃびちゃしたリアリティの無い血でなく、わずかに粘度のある濃い血の表現に凄さを見た。

    吹越満の演技に賞賛。
    神楽坂恵の色香に賞賛。
    でんでんの人間力に賞賛。

    お気に入りを収納するDVDケースがあるのですが、そこに入ることとなった作品です。年に3本あるかないか、程度に厳選しているのですが、人間の狂気を表現した作品としては、記憶に強烈に焼き付いた映画でした。

  • 終始暗くて、それはいいんだけど
    キタキタキターって盛り上がりはそんなにないから
    集中して観るのが辛かった。
    と思ったけど、これが美形の若い子だけの配役だったら
    むしろ喜んで観てたと思うから、
    私がただ単に若い美形が好きなだけだった…

  • 役者人の入り込みが素晴らしい。園子温監督の映画捨てたもんじゃないな。黒沢あすかさんとでんでんさんの演技がもう迫力&不気味さ満点。カメラワークも手を抜いてない。グロテスクさ&エロスもいい塩梅。

  • 日本人でこんな事ができるのは彼以外にはいないでしょう。

    彼はまず、ふつうの人にとんでもないインパクトを与える。そして映画好きには、彼らにしかわからない方法でとんでもないインパクトを与える。
    両者はどちらも驚く。「凄かった!」と言う。しかしその中身はきっと一生交わらない。それでいいのだ。絶対に交わらないため争いや無駄な議論は起きない。平和だ。
    交わらない両者を別々に楽しませる。
    その様子を見て、ニヤニヤしている、きっと。

    もうひとつ、彼に撮られた役者は、皆必ず美しい。紙一重で、決して下がらず、むしろ上がる。なぜだ。愛?神業?これは凄い。

    超ギリギリ(アウト)な園子温ロック。
    食べ物は食べれません。笑

  • 絶望的だけど痛快。
    人間が持つ希望が驚く程絶妙に交差しない。

  • これを映画館で、それもレイトショーなんかで観ていたら…
    と思うとこわい。
    ポスターで気になってはいたんだけど、
    観なくてよかったのかもしれない。
    映画館で観た人はきっともの凄い衝撃だったんだろうね。
    だってTSUTAYAで借りて家で観ても凄かったんだから。
    しばらく頭に貼りついて離れません。

    これが現実に起こった話だというんだからもっとひどい。

    でんでん凄い。狂気。

    -----
    この素晴らしき世界。

  • 観終わったあとのカロリー消費感が半端ない映画。
    気持ちいいくらい衝撃的です。
    わたし個人的には結構ラストが好き。

    愛する妻のため、娘のために
    したくもない事、関わりたくもない事に関わってすべてボロボロになって「生きるってのは痛いんだ」って全身で訴える父親
    が、死んだあとに「やっと死にやがった!ざまぁみろ!」ってその骸を蹴る娘。

    はぁ……でんでんさんの村田もおぞましい人だけど、この娘も中々…。
    まぁ…みんなこわいんですけど。
    村田のこわい所は、実際にこういうおっちゃんいそうなところ。

    ラストに地球ってのも好きです。
    表面だけ観ればまあるくて平和そうに見えるけれど、プラネタリウムでの「46億年後に滅びる」なんてメッセージは、まるで自分には関係ない遠い先の事、と思わせたり
    村田の
    「オメェが言ってる地球は、丸くてつるつるして青いんだろ!俺が考える地球はよぉ、ただの岩だ!
    ごつごつガタガタした岩の塊だ!
    丸くてつるつるした星なんか、この世にはねぇんだよ!!」
    は、生きる事から逃げるなというメッセージのような気がしたり…。

    長時間なのは全く気になりません。
    黒沢あすかさんが好きなので、色々たまりませんでした。
    渡辺哲さんと車中でキスをしながら吹越満さんに手をひらひら振る黒沢あすかさん…!←めっちゃ綺麗!!!エロティック!!
    スリップ姿に長靴、しゃがんだ体勢で肉を切り刻んでる黒沢あすかさん…!!←もうっ!!!もうっ…!!
    吹越満さんがでんでんさんをざくざくしてる時に、げらげら笑ってる黒沢あすかさん…!!!

    ほんとこの映画、すごかったです。好きか、どうかはおいといて。

  • 人って狂うとこんなんになっちゃうんだって思った。狂うというより、これが人間の本性なのかもしれないけど。実際にあった話を元にしているから怖さが引き立つ。撮影された場所が地元周辺らしく、余計にリアルさを感じたし、こういう人が自分が知らないだけで回りにいると思うと恐怖。話自体、おもしろいとかおもしろくないとかで片付けられる話じゃないから、評価もつけづらい。サイコ系の映画を見た事はあったけど、ここまで感想が言いづらくて、評価もつけづらい映画は初めてかもしれない。

  • でんでんこええ

  • 決して後味のいい作品ではなく、万人向けでもありませんが、絶対的な力を持っている作品だと思います。
    そして、なによりもここに出演されているキャストの熱がハンパないです。

  • 鬼才・園子温が、埼玉県愛犬家殺人事件をベースに作ったサイコサスペンス。ちょっとエロ、だいぶグロ、かなりサイコな感じ。
    最後の最後までまったく救いのないストーリーがある意味すごい。

    いくつかの映画評を見ると、いくらなんでも58人殺害は多過ぎ、デブを解体したのに脂肪がまるでないのはどういうわけだ、バラした人肉を川に捨てたらすぐバレるだろ、マークしている熱帯魚店の前で警察が声かけるのは迂闊すぎ、殺された吉田さんの舎弟はなんなの?等々のもっともな意見がある。たしかにそうなんだけど、まぁこれは一種のファンタジーなんだから。
    それにしても、でんでんの怪演はすごい! 異常性格の連続殺人犯を鬼気迫る演技で描き出した。

  • 人生は、痛いものだ。
    と、主人公の社本は語り娘の前で最後自殺をする。

    この映画から感じた破壊力はとてつもない。
    ボデーをとーめいにする。
    人間を切り刻む人間は笑っていた。

    欲だけが渦巻く、情もない世界で、社本はどんな気持ちでハンドルを握っていたのかと思う。
    悪役が圧倒的だったけれど、その裏で家庭崩壊の画を描いていた。
    ま、これまた救われないものなのだけれど。

    愛する妻、娘のために指図されるがままの社本が娘を怒鳴り散し、娘が気を失っている隣で妻を犯すとき、彼の心はもうすでに破たんしていたのか?
    ボロボロになった精神状態で最後に娘に語った人生論を、娘は自分の父親の死体を蹴りながら笑い飛ばす。
    エログロなシーンが続いて吐きそうになったけれど、一番深くため息をついたのはこのシーンだった。
    エログロも見慣れてしまえば、どうってことなくなる。慣れって怖い。

    本当にだれも救われない。
    最後の最後まで、救いのない映画だった。

    愛している、愛しているよと村田との関係を持ち始めてから社本はよく口にするようになる。
    インスタント食品を夕食として出す、とっくに自分や娘に愛情がない妻。
    食事中にもかかわらず彼からの電話に夢中になる不良娘。
    彼女たちに社本の愛情はあったのだろうか。いつ手放してもよかったのではないだろうか。冷めきってしまった関係の中で、社本と家庭の関係は現実世界を手繰り寄せるための光の兆しだったのかと思う。

    でもなー。
    娘が父親、社本に対して幻滅したって言うん。
    幻滅って、もとは信頼関係が築かれていたところにマイナス要素が加わったってことだとすると、父親の死体を蹴りながら笑い飛ばし罵倒するシーンに至るまで、きっと彼女の精神にも何か狂わせる自体が起きていたのではと、勝手にほわんほわんほわんほわーーーん。なんつって。

    ショッキングな映像の連続で今ちょっと気分が悪い。

  • 数秒で見事に世界に引き込まれる。
    始まりは突然に。
    まるで、不思議の国のアリスのように。
    でんでんさんが兎のように導いてくれる。
    導かれた先は極彩色のサーカス。
    傍観者じゃいられない。
    父親の最期の台詞。
    ラストに待つ驚愕。
    これはすごい。

  • 面白くて、面白くて嫌いな映画「冷たい熱帯魚」は★3.95

    園子温監督の映画は作るたびにそのパワーが増幅している気がします。
    園子温クオリティ。
    息もつかせぬ勢いで最終コーナーまで連れて行かれてしまう。
    今回も2時間ちょっと息を止めて(笑)観てました。

    でんでんが主役って・・・アンビリーバブル。
    でも彼以外には考えられないほどはまっている。
    素晴らしい。他のキャスティングにもひれ伏します。

    実は私としてはストーリーはあまり好きじゃない。
    エンディングも嫌い。
    決してつまらないんじゃない、面白くてたまらない。
    素晴らしい映画だけど嫌いという意味ね。

    これだから園子温監督の映画は観ないわけにはいきません。
    「恋の罪」「ヒミズ」が楽しみです。

    今までのベスト園ムービーは「愛のむきだし」。

  • でんでんの演技がこの映画の魅力の7割を占めてるんじゃないか??
    人間味はない。とくに女たちに。
    でもこれはそういう映画じゃない。
    映画としてたのしむ映画だと思う。
    だからこそ、ラストの「終わらせ方」にはしらけちゃった。
    もっと自然に終わらせてもよかったのに、見世物的にしすぎた感が。
    原作もこうやって終わるのかしら。
    でんでんが強烈すぎるから実際の犯人もちょっと見てみたくなった。

  • 心底うんざりした。人間性の本質を描くことと、人間の醜さをこれでもかとぶちまけることの違いを、誰かこいつに教えてやってくれ。

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