フード・インク [DVD]

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監督 : ロバート・ケナー 
出演 : ドキュメンタリー映画 
制作 : ロビン・スコア  ジェフ・スコール  ダイアン・ウィーヤーマン  マーク・アドラー 
  • ¥ 4,022 (参考価格 ¥ 4,104)
  • 紀伊國屋書店 (2011年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215058643

フード・インク [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 食料経済学の講義で視聴して、続きが気になり先生に借りて見てみました。目からウロコの内容ばかり…普段私たちはスーパーに既に並んでいる食品を購入する。外食に至っては既に調理済みのお料理を食べています。この食材がどこで育ってどのように収穫され流通されているのか、気になってはいても知る機会ってあまりないと思います。これが全てではないけれど、こういう現状もあるということを頭に入れておくにはおススメです。知らないほど怖いことはないので…笑 

  • HUMICでの請求記号「DVD14/0023/楽楽 : 最上級/(94分)」

  • 2016/06/08
    巨大企業が牛耳る社会。
    なにも食品会社に限ったことじゃない。
    でも、それを食べて生きてる。
    おまけに政府とも結びついているんだから
    タチが悪い。

    マクドナルド
    タイソン
    モンサント
    こういった企業はインタビューに答えない。

    マイケルポーラン
    エリックシュローサー
    ジョエルサラディン

    宅配がないのでスーパーの地元野菜コーナーで買う
    オーガニックスーパーがあればいいのに…。

    糖質は体に悪い
    野菜は農薬や遺伝子組み換え
    肉は汚染
    いったいなにを食べればいいんでしょうね。

  • 唯一現状を打破できるのが、オーガニックである(考えて消費することである)。

    ごはんが危ない。 日本で、アメリカでみんなが食べている”安くて、おいしい”食べ物には 危ない秘密があった!

    マクドナルドのファーストフードの成功以降、食品産業は一大食品工業産業と化し、巨大多国籍企業数社が全てを牛耳ることになった。
    僕たちが好んで食べる牛・豚・鶏はどうして値段の差があまりにも違うのか。 どうしてフライドポテトが人参より安くできるのか。
    アメリカでは全体の70%の加工食品に遺伝子組換え素材が使用されているが、その表示はされていない。

    「モノ」として大量生産される命の現場を実際に映しながらの94分。

    薄々、みんな気付いてる。 でも、消費者と生産者の間にカーテンが敷かれていて、何だかよくわからない。
    よくわからないし、添加物満載で何となく美味しい味付けがされていたらそれしか食べなくなるので際限なくそれを買い続ける。

    健康のために薬を買うか、野菜を買うか。

    巨大企業は消費者がそれを求めるので、その利益を優先させて、巨大な産業システムを作り、労働者も豚と同じように扱う。

    政府や食品業界を監視するはずの監査機関には食品会社の天下りがたくさんいて機能不全。法律も企業の味方。
    「売られているものが全て安全」と思いがちな僕ら日本社会でも全く同じことが言える。

    確かに安くて美味しい、でも、その引き換えに我々は一体何を代価として払ったのだろうか。
    地球規模での自然(環境)、コミュニティ、そして健康。

    自然のサイクルを乱し、局部的な利益や安易な消費行動によってもたらされた悲劇を、今こそ正す時なのでは。というか、出ないともう後戻り出来ない。 全ては生産者でも小売業者でもない、消費者、つまりあなた自身が何を選ぶのかにかかっている、ということを訴えかける映画。

    オーガニック、自然環境、地産地消、旬のもの、やはりこういうのが大切やと本当に思った。自戒も込めて。
    ぜひご覧あれ。

    You can change the world with every bite.
    (1口ずつ世界は変えられる。)

    TPPで日本の産業の競争力がぁ〜とか何とかだけ言う前に、もっと現状を認識しろ、というときに良い1本。
    映像が少し刺激的なので、深く考えるというより、きっかけに最適。

    当たり前のことが 素晴らしい。

  • 大量生産大量消費とお肉が安いその裏のお話。名作では。

  • 消費者から変わるしかない。
    確かにそうかなと。

    富める者からの搾取の構図、例えば工場で働く不法移民を稼働に支障がない程度にだけ検挙させるとか、生々しくオススメです。

    上の人間が上手いビジネスモデルを考えて、下の人間は何も考えずに、ビジネスモデルの流れを守るためだけに行動する。

    こうやって品のない脳筋は量産されるんだなぁとも思いました。

  • 農場は工場へ。そこで生まれる歪が想像を超えており、私達消費者はその歪が見えないようになっている。オーガニックフードを優先的に買うようになれば農業・食品業界も変わるだろう。

  •  動物や植物が、生き物ではないものとして大量生産されている現実を、ただ見せてくれる映画。 初めて見るその行程は単純に新鮮でおもしろいし、時々気になりながらも、大抵は中途半端な情報で満足してしまっている「食のルート」について、もう一歩踏み込んで知りたくなるきっかけになる作品だと思う。

     あくまで、動物や植物の扱い方に対する倫理ではなく、人間にとって実利となる「食の安全」に焦点を当てているところがよかった。 実利が、倫理や道徳より多くの人間を動かすのならば、実現したい社会と実利を結びつけることは、変化を実現するためには不可欠だと思う。 この作品は、あくまで消費者自身にとって実利となる「食の安全」と、消費者自身が実行できる小さなアクションを結びつけており、とても実践的なドキュメンタリーだと感じた。 もし、この映画が示すように、人間にとっての実利を求める行為が、結果的に動物や植物を本来の姿に近づけるのならばそれは素晴らしいことだ。 実利無き倫理で人は動きにくいということは、変化を起こす上で肝に命じておかなければならないことだと思う。

     「牛や豚を生き物として見ていない企業は人間のことも同じように見ているに違いない」というような台詞にはナルホド。

  • 現代の工場制の食産業によるフードシステムを批判するドキュメンタリー。一方で最近はオーガニックがもてはやされ、昔ながらの農業に戻るべきだと言う意見も多い。しかし、これらの効率的農業の成果が発展途上国では非常に大きかったのは事実であり、多くの人々を飢餓から救ったという一面がある。それらのことについてはあまり言及されていない。また、一部の環境団体による効率的農業への反対が飢饉に溢れたアフリカの地での農地改革と飢餓の改善を足止めしているのも事実。この映画や様々な議論を通して思ったのは、先進国と発展途上国とでは訳が違ってくるんじゃないかということ。このドキュメンタリーはあくまで先進国の人々の視点で描かれているといってもいい。
    P.S. 全てひっくるめた解決法の一つに「都市農業」が良いと個人的に思った。

  • 昔ながらの農業や食の姿をすっかり変えてしまったフードシステム。
    その背景には、常に大企業の利益追従主義があった。
    マクドナルドは、どこで食べても同じ味のハンバーガーを作るため、大規模は食肉加工場が必要だった。それにより、食肉加工が、工場のようにシステム化された。本来草を食べる牛たちにコーンが与えられた。草を食べない牛たちの胃の中では大腸菌O157が発生。あの事件が起こった。

    最も酷いのは、モンサント社による、遺伝子組み換え大豆の特許化。これにより、農家は、モンサントから買った種子の自家採種ができなくなり(特許違反)、毎年モンサント社から種を買わねばならなくなる。モンサント社には、自家採種していないかどうかを調査する影のグループがあり、75人が在籍。農家たちを常に監視している。モンサント社は、違反した農家たちを徹底的に裁判に追い込む。金の亡者のような大企業と、搾取され続けるしがない農家。。

    このフードシステムを変えることが出来るのは、私たちである。
    ウォルマートはマーケティング担当は言う。市場の求めるものは、迅速に用意すると。農家は言う。あなた達が欲しいものを、私はどんな手を使っても、必ず用意すると。
    私たちが、1日3食、毎回、何を選んで食べるのか。その行動が、供給側を変える。世界を変えるのは、私たちの一口一口なのだ。

  • フードインク 2008年作品

    本で読む 食の危機と 映像で見る 食の危機は
    やはり,インパクトが違う。
    牧場のスケールの大きさ。
    いったいどれだけの牛がいるのだろうか
    とおもわせる。
    それを屠殺,解体していく様。
    畜産の工場は 実に生々しい。

    ニワトリの飼育場。急激な成長による歩けないニワトリ。
    死んでいるニワトリ。
    もはや、それは 生き物ではなく食品である。

    ハンバーグと言う食品が イメージで思っていたよりも
    畜産において 効率的な食品であるのか 理解した。
    ある意味では 食べる側の論理よりも 
    つくる側の論理が つらぬかれた 商品だと思った。

    ハンバーガーよりもたかい ブロッコリー。
    食品よりたかい 薬。
    いったいどれだけの 砂糖を 摂取しているのか?
    糖尿病の潜在者は じつに 多いのだ。

    食品の中に つらぬかれる 資本の論理。
    資本主義を捨てるわけにいかないと 言う言葉がずしんと重い。

    遺伝子組み換えによる種子から生産現場までの支配。
    そして,訴訟される農家。友人関係まで引き裂かれる。
    儲けるとは どこまで 横暴になれるかだね。

    ドキュメンタリータッチであるが、
    表面をなですぎている。もっと,切り口を明確にすべきだ。
    消費者への 訴えが しぼりきれていないような気もする。

  • 食用の生き物がもはや「生産」されている現場を見て、スーパーに並ぶ食べ物に対する考え方も変わった。動物が食肉に変わるまで徹底的に効率重視で管理されている舞台裏を見ると人間の業の深さを感じずにはいられない。現代の食に対して警鐘を鳴らす内容だが、その前に「命とは何なんだろうか」と考えさせられる。

  • 世界を支配しているのはコーン様なのかもしれない
    病原性大腸菌O-157の発生過程を初めて知った

    ダイレクトなシーンは少ないので、食のドキュメンタリーを初めて
    見る人にとってはショックは小さいと思う

    モンサント社の鬼畜っぷりが怖かった。こんな世界的多国籍企業に一介の農家が勝てるわけがない。TPPで日本の農業が彼らに侵食されるかもしれない瀬戸際なので、何故、遺伝子組み換え食品が危険なのかを知るにはいい作品かもしれない

    効率的に食をオートメーション化するほど、人に弊害が出てくるのは本末転倒だなあと思った。
    利益重視なら他人の健康なんぞ知ったこっちゃない、ってのは真実だね

  • アメリカの農業、畜産業の現在を映したドキュメンタリー。
    日本に比べ格段に広い国土を持つアメリカでは、さぞダイナミックな農業や畜産業が行なわれているのだろうと思っていた。
    しかし、どうもそれは一昔前までの情報だったようだ。

    現在のアメリカでは、数社の大手食品企業が個々の希望者に対して機材等を貸し付け契約を交わす形をとっている。中小の企業が徐々につぶされているようだ。
    契約者は自由裁量で仕事をこなすことが許されず、企業からのマニュアル通りに作業を進めなくてはならない。また、違反した場合は一方的に契約を打ち切られ、貸し付けた物品の借金だけが残るという仕組みになっている。
    ・・・作業そのものは近代化が進んでいるはずなのに、変なところで前近代の農奴のようなスタイルに先祖がえりを起こしている。

    さらに、近代化が進み過ぎた作業は、牛や豚にとって必ずしも快適な環境ではなく与えられる食事も「効率重視」のものとなっている。
    そもそも草を食べてきた牛にとうもろこしをあたえることで、腸内の大腸菌の量が増えていくという指摘には驚いた。それを抑えるために抗生物質を大量に与えるとなったら、もはや何のために育てているのかと感じざるを得ない。
    アメリカでの農業の工業化というのは、レーガン政権時あたりから進められてきたという。日本では中曽根首相のもと、貿易黒字でウハウハだったような。その時の主要貿易相手国はアメリカだったかな。そのあとはバブル経済に沸き立ったような。ふと、日本に遠因があったのかもしれないと思わされる。

    フード・ドキュメンタリーではあるのだけれど、ここには現在のアメリカが孕んでいる大きな問題が提示されているに感じた。

    で、この後に堤未果『(株)貧困大国アメリカ』を読んで納得した。

  • BSで見る。
    O157の原因。牛をコーンで育てる。

  • スーパーに並んでいる食品がいかに(工業的に)生産されているかを描いたドキュメンタリー。ドキュメンタリーとしてはよくできているし、こういうことはきちんと知っておくべきだと感じさせる作品。

    明日から地元の農産品やオーガニック食品を買いたくなる。

  • ニコ生で途中まで視聴。
    アメリカにおける食の問題に関して伝えたドキュメンタリー映画である。作中では機械による効率化の弊害がさまざまな形で紹介されている。

    動物を機械で処理するという光景はとても驚いた。また消費者も安いものを求め、健康にあまり関心がないアメリカの現状には驚いた。

    また労働問題も取り上げられている。マニュアル化された作業に不法移民や立場の弱い人を利用している。畜産農家は効率化のため、衛生的に問題があったとしてもそれを行わざるをえない。そうしなければ、契約が打ち切られてしまうのだ。

    行政に業務停止の権限がないというのにも驚いた。

    アメリカに食の安全という概念がないというのがよくわかる作品だった。

  • 米国において生産物は生産者のものではなく、その所有権は巨大な食品加工業者が握っている。生産者は種や卵を預かって、生産飼育を委託されているに過ぎない。(なお、種や卵を勝手に保存したり、交配したりすれば著作権法違反で訴えられる。)はたして、巨大なスーパーマーケットを所狭しと並ぶ幾多の食品群が、実はわずか数社の食品メジャーによって統べられているという不気味。食の安全と尊厳を巡る米国の葛藤が、今、グローバリゼーションで世界に拡がる。You can change the world with every bite.(世界は変えられる、ひと口ずつ。)

  • アメリカ発の、食の安全を問うたドキュメンタリー

    ここでもやり玉に挙がるのは多国籍企業モンサント。
    かなりエグイと思いました。こういったスタンダードもTPPで入ってくるのでしょうか。気をつけないといけないですね。

    企業の無責任さを散々見せて、かなり無力感を感じます。
    それでも日本はまだマシなんでしょうが、今後どうなるやらですね
    最後にポジティブなメッセージを見せるのは実にアメリカのドキュメンタリーという感じ。

  • 当然ながら食についての好奇心からこの映画を観た。
    食品の安全性や家畜の工業化もキツい話だったが、企業が養鶏場に多額の借金を負わせて奴隷にしている話が一番キツかった。
    糖尿病を患っているお父さんがハンバーガー片手に車の運転をしていたシーンが印象的だった。

  • もーキモチワルイよ。
    でも絶対見といた方が良いと思う。
    食べ物選び大事だよ。ほんと。

  • アメリカの食品業界を追ったドキュメンタリー映画。
    スーパーでは昔ながらの農業や牧場風景の宣伝で食品を売っているが、現在の食品は工業的に作られている。
    マクドナルドが外食産業に工業生産の考えを持ち込み成功すると、取引先の精肉業も巨大企業化していった。
    工業フードシステムで作られる鶏は昔の半分の日数でで倍の体重に育つ。
    こうして育てられた鶏は自分の体重を骨が支えられず2~3歩しか歩けない。
    工業食品の殆どの原料はコーン。
    コーンは食品の原料だけではなく、本来コーンを食べないはずの家畜の飼料としても使われる。
    そして、コーンを主食として与えてきた牛からは突然変異の大腸菌O-157が誕生した。
    大腸菌の被害は大規模集中化した工場により全国に拡大する。
    O-157で子供を失った母親は検査で農務省に問題のある工場の操業停止できる権限を与えるよう活動していた。
    O-157は家畜に牧草を数日与えれば減らせるが、企業は代わりに薬品を使用する。
    野菜より高カロリー食品が安い裏には政府の助成金の影響がある。
    安い高カロリー食品の影響で糖尿病患者は若者にも広がっている。
    農薬耐性を持った遺伝子組み換え大豆を作ったモンサントは、収穫した種を蒔くことを特許で禁止する。
    企業はは政府、弁護士、民間団体を取り込み、遺伝子組み換えや産地などの情報表示を阻止する法案を通過させる。

    自分達の食べているものが、実際はどこから来て、どうやって作られているか知る意味で、こういう映画はみたほうがいいです。

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