八日目の蝉 通常版 [DVD]

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監督 : 成島出 
出演 : 井上真央  永作博美  小池栄子  森口瑤子 
  • アミューズソフトエンタテインメント (2011年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427649347

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八日目の蝉 通常版 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 原作を読んでいたので結末がどうなるのかも知っているのに、希和子と薫、でいさせてあげたかった。

    憎むべきは不倫クズ野郎。女癖の悪い嘘つき男の子だけは身籠りたくないな…そもそも男の口車に乗ってはいけない。

  • 不倫はいいことないなと思うけれど、中絶した女性に対する「がらんどう」っていう暴言も良くなくて…。誘拐した子供に対する愛情は確かで、無償の愛と呼べるものだったと思う。
    子供産んでから原作を読んだけれど、独身の頃に読んでいたら違った感想を持ったかもしれない。
    答えの出ない重いテーマの映画。また見直したいと思う。

  • 形は歪んでいたのかもしれないが、
    愛し、愛されたかった。

    だからこそ、
    世界が美しいのだということを、
    伝えたかった。
    歪んでしまったけれども、
    世界が美しいのだと伝えたかった愛情は、
    確かに伝わっていたんだ。

    誰も、憎みたくなどなかった。
    そうして、愛され、愛したかった。



    何度観ても涙してしまう。

  • テレビのロードショーにて鑑賞。

    不貞、堕胎、誘拐。
    希和子(永作博美)が失ったものは何だったのだろう。誘拐という大犯罪を犯し、罰せられるべく実刑判決をうけながらも、彼女は反省しない。彼女が欲し続けるものは何だったのだろう。

    恵理菜(井上真央)は不倫相手の子を宿すという希和子と同じ体験をする。これは運命というか試練的だ。堕胎せよと言う親に反対し、「空っぽになんかなりたくない」と親を泣かせて子を生む決意をするには彼女の心の中で、微かに信じるべく「何か」があったのだと思う。そのこだわりを捨ててはいけないんだという使命感が、どこかあったのだろう。

    千草(小池栄子)と出会い、過去の形跡を歩むことは、彼女の心の中を歩く、巡礼の旅だったのではないか。彼女が空っぽになりたくない、こだわり続けるものは何か、それを確かなものとする旅だったのではないか。
    希和子と恵理菜が八十八ヶ所霊場を巡るシーンが印象的だ。希和子もまた失ったものを探していたような情景にも思えた。

    最後に恵理菜は「だれもうらみたくなかった」という。
    母と思った誘拐犯も、誘拐犯を愛した父も、自分が誘拐されて不幸せにしてしまった母も。自分も、誰も悪者にはしたくない。
    「受け入れる」
    これが母性なのかもしれない。

  • 原作に引き続き映画も。

    やっぱり重かった。でも、原作より映画のほうが好きかも。
    いずれにしても出てくるオトコがクズすぎて(写真館の主除く)、特に劇団ひとりのキスシーンとかほんとサイアクw

    話としては本の章建てを分けて、映像をうまく差し込んだなー、という感じ。
    シリアスさが薄れてしまいがちな映画化ですが、これは井上真央、永作博美の好演もあって、最後はちゃんと重いながらも感動できました。

  • 子育て中の私。大事な子供を誘拐される側の母だったら、愛した人の子を誘拐して育てる母だったら…両方の母の気持ちが解る気がする。

  • 胸が苦しい。。
    愛情を注いでくれた人が、子供にとっては、いつだって味方でお母さんなんじゃいか?。。

    実の子じゃなくても、あんだけ愛情注げるもんなのか?とも思ったけど、
    お母さん
    と慕ってくれる子供をかわいくないと思える人なんているもんかと思って合点した。

    幼少の薫役の子、可愛いなぁ。。

  • 昨夜の金曜ロードショーにて鑑賞。

    エンディング後、心に残ったのは、
    いつまでも泣き続けている赤ん坊の声と、
    母親と(信じていた)女から引き離された時の少女の叫び声だけだった。

    生き物が他者の命を奪うのは、食さなければ生きてはいけない道理から。
    そして、
    人が他者の幸せを奪うのは、心が満たされていなければ、やはり生きていけないから。
    誰かに必要とされていなければ、誰からも愛されないのなら、
    心はかさかさに乾きって、息も出来ないほどつらさにもだえ苦しむ。

    自分の命を守る為に他者の命を奪う事に対して、
    幸せを奪うのは、自分の心を守る為だ。

    映画では
    誘拐した女と少女の心の交流が温かく描かれてはいたが、
    赤ん坊をさらわれた女性が奪われたものは命に匹敵するもの。

    どうすれば、あの爽やかなエンディングになるのか、私にはちょっと理解出来なかった。

  • 原作は読んでいないですが、
    うーむ

    ドラマ「Mother」の方が泣けたかな。

    エンジェルの家ってなんなんね?そうゆうのあるのかなあ?

    けど女優陣はやっぱり日本アカデミー受賞したのもあり
    "表情"が違いました。さすがです。うまいです。顔で雰囲気が読み取れる。

    けどもしもう一回観るならMotherだな自分は

  • 飛行機で見た。
    なんか泣かせたいみたいだけど、希和子(永作)が勝手すぎて共感できなかった。大体まず全部男が悪いのに、その罪とか謝罪やつぐないは描かれてない。意図的に男じゃなくて、女たちにフォーカスしたんだとは思うんだけどね。なんかムカムカ…。
    あと、これは原作が悪いのかもなんだけど、不倫した親の子も不倫ってひどいなーと思った。この負の連鎖が反省なく、純・親子愛になってるのは気持ち悪い。つまり、この話にまつわる押しつけがましい母性が私はいやだった。

    あと井上真央と劇団ひとりの誰得ベッドシーン(事後)があって笑ったw

  • 観てよかった。
    小説に救いがなさ過ぎたので、救われた気持ちになった。
    あの四年に受けたものを愛だと認めなければ、あの子は誰も愛せない。そのことに気付けただけよほど救いがある。
    永作さんと子役の女の子のやり取りは涙なしでは観られない。

  • ★4.7惜しくも5に届かず・・・。
    確かに薫は愛されていた、そのことは母親が誘拐犯であろうと確かだった。

    うまく感情移入に誘う映画だった。再会のシーンがないのも、うまく働いていた。
    久しぶりにいい映画を見た気がします。

  • 愛人の妻が産んだ赤ちゃんを誘拐し、育てると言う物語。道徳的には許される事ではないが、子供にかける
    愛情に感動する。誘拐された妻は精神状態が不安に。育った香川の島で自分を取り戻していく主人公。2012年度NO.1映画

  • 私は女性なので、どうしても女性の誰かに入れ込んでしまうところがあると自覚はしているのですが、
    これを見て主人公の父親と現在の恋人を擁護する点が何一つ見当たりません。
    劇団ひとり、ひどいよ(笑)。

    私には子供がいますので、誘拐犯の全てを肯定するわけではないのですが、4年の歳月の中で根付いた母子のきずなは20年たっても消えてはいなかった。

    小池栄子さんの役どころが良い動きをしています。
    セクシー役じゃない彼女の新境地を観ました。

  • 小池栄子は良い女優だ。

  • ◯日本語
    ◯視覚障害者よう字幕



    なんとも言えない気持ちが渦巻く。
    感動ではないな。
    確かにあの時間は親子だった。
    あの時間は愛されてた。今も愛されてる。
    それを自覚して人格が定まった。
    揺らぎが消えてこの子に自分が教えてもらったことを伝えようと思った。
    誰視点で観るかでかなり違うよね。
    親子だった幸せの裏には絶望がある。
    奪われた母の気持ちを思うとやるせない。
    結論浮気は不幸しかうまないよ。

  • 俳優さんの演技が素晴らしい。
    客観的に見るとなんでこんな男がいいんだろう?って思ってしまうけど、優しいだけの男に惹かれる気持ちも分からなくもないというか、弱ってるときとか絆されそう。強く生きたい。

  • 2011年 日本
    監督:成島出
    原作:角田光代『八日目の蝉』
    出演:井上真央/永作博美/小池栄子/森口瑶子/田中哲史/劇団ひとり/田中泯

    原作を先に読んでいましたが、映画はいったん原作を解体して過去と現在で進行する物語を構成しなおし、タイトルの意味を含めわかりやすく親切設計にした上でぎゅっと2時間半に上手にまとめてありました。原作もの映画としてはかなり良い出来かも。邦画でここまで泣けたのは久しぶり。

    女優陣がみな熱演で、ヒロインの井上真央と、赤ん坊の頃に彼女を誘拐した永作博美はさすがの安定感だし、個人的に大好きな小池栄子にはいつものことながら泣かされました。男性陣は、原作でも不甲斐ない感じだったのを、そのまま田中哲史と劇団ひとりが体現。写真屋の田中泯は圧倒的な存在感で、出番はほんのわずかながら最後にヒロインがカタルシス迎える重要なエピソードを担うに相応しい重厚さでした。

    読者に投げかけるような終わり方だった原作よりは映画のほうがテーマが明確で、個人的には「愛された記憶」の物語だと解釈しました。それがあれば生きていけると。

    唯一残念だったのは、そんな感動的なエンドロールに流れるテーマ曲が中島美嘉だったこと(苦笑)。いや彼女が悪いわけじゃなくて、せっかく良い映画だったのにいきなり俗世の歌謡曲で現実に引き戻されるというか、映画の雰囲気と単純に合っていなかったので、余韻をぶち切られて勿体なかったです。
    (2011.10.09)

  • 小説は読んだことなかったのですが、永作さんや井上真央さん、小池栄子さんの演技がそれぞれのキャラの個性を演じ切った良い作品だと思います。

    悪いのは責任を取ろうとしない男たち、それによって周りの女性が不幸を被る、同じ男として反省しなければという気持ちに駆られました(^_^;

  • 小さい頃―まだ自我というものが芽生える前―の記憶が、のちのトラウマ、心の傷の大部分を占めるのではないか。そのトラウマ、心の傷は、自覚はしていなくても、その後の自分を作る根っ子のような場所にあるんじゃないか。表ではなく、裏の深い部分で。そして大人になって、その人の性格の”陰”の部分となって現れるのではないか。私も小さい頃にトラウマがある。この植え付けられた記憶は、どうやったら忘れられるんだろうなあ。いつになったら忘れられるのだろう。

    話は変わるが、小さい頃、大したトラウマ、心の傷もなく、多くの人から愛情を受けてきた人は、根がとても明るい子に育つのだろうなあ、とずっと思ってきた。また、片親でなく両親がいる人はもっと明るい家庭なのかな、とか。だって、片親だけで育てられた私の友達たち(私も含めて)は、みんな性格がいびつ、脆いから。表面上は明るくしているけれどすごく欠けている部分がある。

    でも、こんな事を思っていること自体、「こんな過去があるから…」と過去への言い訳をしているに過ぎないと思う。だって、そういう過去があっても明るい人はいるもん。心の暗い部分を持っていたとしても、未来は変えられる、と思う、と信じたい。まだ実証は出来ていないけれど。

  • あたし、もう、この子が愛おしい
    なぜか、
    そう言って泣きながら遠くを見る
    井上真央がよかった。

    中絶に関して思うところがあって、
    中絶経験したことのある方は
    この冒頭からもう
    精神的に参るだろうなと思った。
    「中絶をしたあんたは
    空っぽのがらんどう」
    この言葉には切られる。

    その子、まだ、ご飯を食べていないんです。
    母親ってなぁに
    女って男ってなぁに
    魂で話すってどういうこと

    二ヶ月くらい前に、もらったDVD
    なぜか今日見たくなって
    夜ご飯たべるのも忘れて
    見入っていました
    邦画をみるのは珍しいです
    ありがとう

  • 幼児期に、父親の不倫相手に誘拐され愛情をもって育てられた結果、取り返された時には実の両親とは心のズレを抱え、そのことから育ててくれた女のことも憎むようになった主人公だが、彼女自身も不倫男性との間に子どもをつくってしまい、苦悩する。
    この映画は男がクズばっかりだなぁ。でも、男も男だけど、不倫してるとわかって避妊もせずに相手する女も女かな。まぁやっぱり男も女も不道徳なことすると自分だけでなく、周りも苦しむってことで、そういう不幸なことを未然に防ぐ為にある法律や社会規範は守ろうってことで。
    でも、誘拐犯は社会的人間としては褒められたものではないけど、母親としては一生懸命で良かった。そういうシーンのたびに、その陰で、子どもを盗られた本当の母親が、母親をできなくて泣いてるんだということも頭をよぎって、やっぱり同情できないなぁってなるけど。
    八日目の蝉は、7日で死んでしまう他のセミとは違ってひとりぼっちでかわいそう?でも、他のセミは見られなかったような景色が見られるかもしれない。
    主人公、主人公の母親、誘拐犯、みんな他の人とは違う不幸な境遇をひとりで(主人公の母親は一応夫がいるけどあれは…)生きてる点で八日目の蝉なのかな。
    主人公と誘拐犯は、それぞれ映画のなかで、八日目の人生に価値を見出すことができた。主人公の母親もいつかは八日目の人生の素晴らしさに気づくことができるのかな。
    挙動不審な小池栄子がいいキャラだった。

  • 小説未読、ドラマも観ていないので、
    ○○派というのは私はないです。

    永作博美も井上真央も良かった。
    永作さんが素敵でなんだか可哀相な気にもなって

    ヒステリーな本当のお母さんになんて
    見つからないほうが幸せだったんじゃないの?

    なんて、思わず罪を犯した方を擁護したくなるほど
    希和子と薫と美しい小豆島の風景に入れ込んでしまいました。

    *響いたフレーズ*
    「からっぽ」
    「空っぽになんてなりたくない」

    劇団ひとりと小池栄子の若干の気持ち悪さが
    坦々と描かれていく作品の中で色を加えていた印象。

    全部の男がそんなんじゃないとはわかってるけど、
    そんな男しか捕まえられなかった女も女ってことなのかな。

  • この2人が見つからないでほしいって思ってしまった。

  • すごくすごくすごく考えさせられる作品でした。

    もちろん誘拐なんて許されない。
    どんなに愛情があって、きちんと育てたとしても正当化しては絶対いけない。
    分かりきってるけど、それでも希和子が幸せになればいいなって。
    複雑で、何とも言えない気持ちになりました。

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