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- / ISBN・EAN: 4995857091638
感想・レビュー・書評
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神となった平凡な女子高生が少しずつ成長していく物語。
序盤は、設定濃いめのキャラ(サブ含め)と主人公がギャグ路線を突っ走りつつ人々のお願いを叶えていくお話なんですが個別√でそれぞれシリアスになります。
甘さは人によっては控えめに感じるかもしれませんが、お話の雰囲気を壊さないので個人的にはちょうどよかったです
頼仁さんの人間verのお姿が拝見できていれば…というのが個人的にちょっと心残りです詳細をみるコメント1件をすべて表示-
うめごんさん100回位いいね押したいです!頼仁の人間バージョンみたいと同じ事思ってる方がいたとは!!!嬉しい!100回位いいね押したいです!頼仁の人間バージョンみたいと同じ事思ってる方がいたとは!!!嬉しい!2019/10/05
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女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。
ある日突然、小さな神社の神の座を譲り受けた主人公。
神様という立場を通して、攻略キャラとの絆を深めながらエンディングを目指します。
感動出来るストーリーと聞いて購入。 -
「神なる君と」っていうのは攻略対象にとっては主人公、主人公にとってはミコトにあたるんだなーとコンプして思った。皆、優しくエピソードも切ないモノばかりなのに印象が薄いのは何故…。八雲が美味しいキャラだったが個人的には弓鶴が好き。
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【あらすじ】
主人公はある日突然”神様”になってしまったごく普通の(?)高校生。
神様にならなければ触れることのなかった神の世界や妖、幽霊と交流しつつ、街の人の「ささいな願い」を叶えるために奔走する日々に身を投じることに…。
【主人公】
素直で心は優しいけれどもスペック的には平凡(以下?)な女子高校生。
勉強が苦手で、お調子者で、お金大好き。
比較的よく喋るというか、天然ぽわわん系ではなく元気な突っ込み体質(たまに意図的にボケる)。
”巻き込まれ主人公”というよりかは”巻き込み主人公”寄り。
「神様になった自分にできること」を常に模索していて、「神様になってもやっぱり何かを変えることができない無力な自身」に絶望して、それでも幸せな未来を願い、運命に抗ってみせようとする心意気を持った強い子。
ときに相手が彼女を想って行う”哀しい”行為に対して抗い、我の強い一面に「おぉ…」って思わされることもあるけれど、そういう一面含め、”物語の主役”らしい主人公なんじゃないかと思います。
【攻略対象】
いずれも一筋縄ではいかないスペックの持ち主で、
主人公と恋に落ちるとき越えなくてはならない障害を持っていることが特徴。
●鳴海
⇒結局主人公のことが大好きで大好きなんだね!…の一言に尽きる幼馴染。
変わった味覚の持ち主だったり、器用なのにたこ焼きが焼けないところが可愛い。
●弓鶴
⇒ツンデレ生徒会長。頭イイのに扱いやすくてチョロい(そこがいい)。
弓鶴先輩はかなりハイスペックで大体なんでも知っている感が…。
●八雲
⇒猪突猛進系・色々と規格外なスペックを持った”バカと天才は紙一重”な主人公のお兄さんポジキャラ。
ただの元気おバカキャラかと思いきや(失礼)意外に色々と考えていて、ふとした一面に「かっこいい」と思わされる不思議なキャラ。
●苓
⇒優しい幽霊。
この世に留まってはいけない存在であるが故に最初から”別れ”が決定づけられた存在。
年下、可愛い系キャラではあるもののしっかりと大人な一面があって、他者を思いやれる優しい存在。
●ミコト
⇒ヘタレ神様。
【システム/形式】
ノベルゲーム。
明確な章区切りはされておらず、
共通ルート⇒サブキャラエピソード⇒分岐、の形式を取る。
分岐するまでは既読スキップが使えるが、サブキャラエピソードがかなり幅を聞かせているので多用する場面は少なめ。
【ストーリー】
<<主軸>>
最初から明確な「目的」が提示されておらず、そのためストーリーはかなりほのぼの・ゆったりしている印象。
全体像が見えないのでドラマチックな展開や、先の展開を予測してわくわく・ドキドキするタイプのプレイヤーには不向き。
また、主人公は”神様”になるけれど、この作品では
「神様だからできること」ではなく、「神様であっても捻じ曲げることのできない運命」に焦点を当てているので、万能感が全く無く、妖怪・神様・幽霊が見える、以外は普通の人間と変わらないと思っていた方がイメージにズレが生じません。
個別に分岐すると、攻略中のキャラがそれぞれ抱える”幸せになれない障害”と闘うことになります。
<<恋愛要素>>
関係性の描写は丁寧です。
共通ルートでは全キャラが登場し、ワイワイと楽しく日々を過ごす中でそれぞれのキャラの性格や思想に触れることに。
個別イベントで一緒に過ごしたり、話したりすることで新しい一面が垣間見れたりするところも○。
個別に分岐後はそれぞれのキャラが抱える”幸せになれない障害”と対峙し、
どのルートでも「例え自分や彼が不幸になるとしても一緒にいることを選ぶ」か「お互いを想うからこそ離れる」か選択を迫られることになります。
思い悩んで、相手を想うためにから回ってすれ違う恋は切なく、ハッピーエンドといえどひと匙の苦みを残す内容となっています。
【感想】
一ジョー氏×西村悠氏作品らしい、人の心の動きにスポットをあてた、切ない恋物語に仕上がっています。
「夏空のモノローグ」より乙女ゲームらしい出来栄えで、切ないお話、けれどもしっかりとした「恋」のお話を楽しみたい!…という人にお勧めしたい。
「夏空のモノローグ」でも「神なる君と」でも、ストーリーを開始したときに「この後どうなるんだろう」とユーザーに想像をさせるような明確な目的が全く提示されないので、本題に入るまで核がフワフワしすぎているのが個人的には難点かなぁ~と思います。
どこに期待をかけていいのか分からないし、ストーリー以外で引き寄せるものが作品にない(キャラが地味で、初見で夢中になれるようなキャラがいない)ので、結構な我慢を強いられるというか。
ただ、本題に入ってしまえば、障害と切ない思いと、それでも一緒にいたいという強い願いの中キャラたちがどう選択し進んでいくのか見届けたくなる仕様なので、気長に頑張って欲しいとも思う(笑) -
泣きゲーという部類のものです。
切ないんだけど、ほっこりと暖かいお話になっていて私はとても好きでした。
私が今までプレイした乙ゲの中ではベスト3に入りました。
お勧めです。
詳しい感想書いてます↓
http://ginotameni445.blog133.fc2.com/blog-entry-185.html -
満足です。
攻略キャラとルートが魅力的でした。
話を進めていくうえで、キャラに沿った話の展開もいいです。
シナリオもどのキャラもかぶることがありませんでした。
BGMも好きです。特に「優しき黒の帳」
あきちゃんのお話しや祓い屋さんのお話もよかったです。
特に三神の過去話と頼仁さんの話は泣いてしまいました。 -
【攻略プレイ順】
苓→弓鶴→鳴海→八雲→ミコト
【好きキャラ】
あえていうなら鳴海、ミコト、八雲
田舎を舞台にした神様を題材にしたゲームが好きで購入。
どのキャラも個性があって良かったですし、ストーリーも前半がのんびり通り越して、ちょっとギャグ風味が強かったりしましたが、後半が切ない系の中に優しさがあり、安心してプレイできました。
また、後半の音楽がストーリーとよく合っていて、とても聴いていて心地よかったです。思わずサントラにも手を出す始末(笑)
糖度は甘ぐらいだと思います。
★5つと言いたいところだけれど、前半のテンションについていけないのと、これで物語が完結しているように思えて、続きが期待できないかなってところで★-2。 -
フルコンプしました。
前半のギャグ展開が、後半でいつの間にかシリアスになってちょっとびっくり。
主人公はおバカだけど、愛すべき、って前につけたいタイプなので、嫌いじゃないです。
一部のぶっ飛んだギャグ展開(主に八雲兄さん)はちょっとついていけなくて微妙でしたが、ラストからエンディング曲に入る盛り上がりとかは、ぐっときました。