塔の上のラプンツェル [DVD]

出演 : ディズニー 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
4.09
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本棚登録 : 1967
感想 : 319
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241957184

感想・レビュー・書評

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  • 初見。
    これさーーーーー!
    多かれ少なかれ、「娘」である人はグサグサ来る映画では…私は来ました…。
    塔を出たラプンツェルが、出られたキャッホー!と母を裏切るなんて…と情緒の極限を行き来する場面とかさ…爆笑しつつまあ胸がキリキリ痛むこと!
    更に「娘の母」でもある私は往復ビンタの気持ちでした。
    でも面白かったです。
    血の繋がった「本当の家族」なら絶対幸せ!っていうのはいやいや…だし、救い=異性との恋愛かよーというのはもちろんあるのだけど、少し前の作品ということもあるし、塔を出た理由が恋愛ではなくて自立だったのが良かった。
    映像もとても綺麗。
    ただ、その綺麗さMAXの場面にアジアの情景=ランタンフェスティバルを持って来るのは引っかかる。
    調べたらアメリカでもやってるみたいだけど、やっぱり有名なのはタイや台湾では…?
    キングダムダンスがアイリッシュ(だよね?)なのも、音楽はとてもいいしダンスに合うのもわかるんだけど、引っかかった。
    「タイタニック」のダンスがアイリッシュなのは、ジャックがアイリッシュだっていうのが重要な背景だったからだけど、そういうこと何もなしに「素敵だから!」と持って来ちゃうのは無邪気過ぎないかな…という気持ち。
    いや、製作の背景に何かあるのかもしれないけど…そうだとしたらすみません。
    ランタン場面の、一番盛り上がりそうな歌が今ひとつだったので、余計にそれより良かったキングダムダンスが気になってしまった。
    フライパンは最高。

  • 巻き付けて歌を歌えば、若返らせたり傷を治す力を発する黄金に輝く魔法の髪。この力を独り占めしようと幼い彼女を連れ去ったゴーデルのことを母と信じ、塔に幽閉されているラプンツェル。

    髪の魔力や肝心の西洋せり(ラプンツェル)が出てこないところなど、本家から色々アレンジが加えられているが、救世主に王子さまではなく、お尋ね者の大泥棒フリン・ライダーをもってきたところがいい。
    「アナと雪の女王」に比べれば名曲はないものの、アナやエルサよりも少し大人っぽい美人のラプンツェル、ハンス王子やクリストフより断然イケメンのフリン(ユージーン)、カメレオンのパスカルなど魅力的なキャラ。
    オラフほど濃くはないけど、、、

    フリンは歴代ディズニーヒーローのなかで一番イケメンなのではなかろうか。

  • 感想をまとめ上げるほどに落ち着いた状態ではないので、箇条書き。
    ・もうすぐ4歳の娘と鑑賞。娘はラプンツェル、父をフリン・ライダーに見立ててごっこ遊び。
    ・フリン・ライダーというひどい名前はなんとなく聞き知っていた。「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」目当てで借りた『ディズニー・ショートフィルム・コレクション』に収録されていた「ラプンツェルのウェディング」を先にちらっと見た。ん、ユージーンとか言ってるが、なんじゃこの地味なプリンセスとチャラ男は、と鼻白んでいたが、その感想は浅はかだったと覆された。
    ・このふたり、素晴らしい相性。フリンが闖入したときにフライパンでガツンガツン叩くラプンツェルの夫婦漫才的な。
    ・酒場のならず者集団が意外に文化的な人々だというのは面白い。教養ってのはそういうことだ。
    ・またフリンを追うふたり、王国の兵士たち、といった三つ巴四つ巴の関係性はおそらく3歳児にはわかりづらかろう。
    ・ラプンツェルの独自能力も、設定が面白いし、見た目としても面白い。

    ・大人の視点から見ると、ゴーテル。いかにも魔女だが、マジカルな魔法を使うわけではない、若さへの執着ゆえにラプンツェルを幽閉し洗脳する。まあひとことで言えば毒親だが、ラプンツェルをここまで文化的に(コミュ力高めに)育て上げたのなら、もう本当の親と言えるのではないか。ただ動機や初っ端だけが悪であって、親的振る舞いを続けて来た点においては紛れもない親なのではないか、多少子をないがしろにするところはあるがその程度の自己愛はせんかたなし、と見做すこともできる。
    ・男女が惹かれ合ったり、策謀が巡らされたり、引き離されたり連れ戻されたり助けに行ったりてんやわんや。
    ・さてゴーテルの最期……ふらふらーっとなったところ、カメレオンのパスカルがラプンツェルの髪を引っ張って転ぶように仕掛ける、ゴーテルは落下、ラプンツェルはだめー!と叫び、ゴーテル墜死、するかと思いきや数百年の若返りの代償で消滅。……おそらくパスカルはラプンツェルの別人格だか無意識なんだかであって、たった数秒の間に感情が揺れ動いたり分裂したりしたんだろう。やはり興味深いのはゴーテルだな。

  • アナ雪よりもラプンツェル、レビューをみて、私と同じ人がいる!と思ってしまった。絵柄が苦手で最近のディズニーを観ていなかったけど、ラプンツェルを観て、他のディズニー映画も観てみたいと思うほどに良かった。
    ただ毒母の話でもあると思うが、死んだ後のラプンツェルのアッサリぶりには疑問符。

  • 森の奥深く、人目を避けるようにしてたたずむ高い塔。そこには、金色に輝く“魔法"の髪を持つ少女ラプンツェルが暮らしていました。
    18年間一度も塔の外に出たことがないラプンツェルは、毎年自分の誕生日になると夜空を舞うたくさんの灯りに、特別な想いを抱き、今年こそは塔を出て、灯りの本当の意味を知りたいと願っていました。
    そんな中、突然塔に現れた大泥棒フリンと共に、ついに新しい世界への一歩を踏み出します。
    初めての自由、冒険、恋、そして、彼女自身の秘められた真実が解き明かされる。
    中川翔子が、ヒロインのボイスキャストに挑戦した傑作アニメ映画。
    魔法の力を持ったラプンツェルが閉じ込められていた塔を抜け出し、盗賊フリンや名馬マックスやカメレオンのパスカルの力を借りて外の世界で冒険している中で秘めた強さを発揮して成長していくストーリーが、何故ラプンツェルが塔に閉じ込められていたかの謎やラプンツェルとフリンの恋が絡んで描かれています。
    ラプンツェルが母から外の世界の危険さを叩き込まれながら、自分の誕生日に空に舞い上がる紙灯籠を見たい一心で塔の外に飛び出すけど、外の世界に飛び出した喜びと母に対しての罪悪感で落ち込んだりが交互に来て情緒不安定になったり、盗賊の行き付けの酒場で盗賊たちが胸に秘めた夢を呼び覚ましたり、ラプンツェルがたくましく輝いた魅力を発揮していくのは、「アナ雪」より自分らしく生きようというメッセージを感じさせます。
    ラプンツェルとフリンが、空に舞い上がるたくさんの紙灯籠を見るシーンの美しさが、印象的です。 

  • 典型的ディズニープリンセス映画。

    自分の「中世ヨーロッパのイメージ」とか「恋愛観」とかは、ディズニー映画で作られたんだなあと思いました。

  • 愛情ではなく、子どもに罪悪感と恐怖を植え付けて自分に縛り付ける親と、そんな親を振り切って、自分の人生を手に入れる女性の物語。
    実母と会って、継母をすぐに忘れたのは当然だ。それまでに散々悩んだし、実際のところ、あの魔女とラプンツェルの間には愛情も心の繋がりも存在しなかったもの。

    深刻になりかねない話を、こんなに楽しくてワクワクするエンターテイメントに仕立て上げるなんて、ピクサーはすごいわ。

  • ※ごく一部に軽い性表現の含まれる作品です。

    【印象】
    魔法の髪を持つ赤子の王女を攫い、若返りの恩恵を受ける老女。
    成長した王女と指名手配された男の出逢い、それから。
    多くの人にお薦めしたい作品です。

    【類別】
    ファンタジー、ロマンス、アクション。

    【脚本等】
    朗らかに危なげなく。
    犬のような馬に惹かれました。

    【画等】
    時点1時間7分における地表から上空へと天の川が浮びあがっていくような光景がとても気に入りました。
    同1時間13分37秒、水際で遠くを眺めているときの画面が好きです。

    【音等】
    城下町の広場で踊る場面が印象的です。
    ミュージカル要素を含みます。

    【備考】
    このレビューはAmazonビデオ(字幕版、SD)にて鑑賞した後に書かれました。

  • 夢が叶ったら、また見つければいい。
    フライパンは最強の武器。

  • すっっごく良かった!!

    ラプンツェルがめちゃくちゃ可愛いです・・・(*´ェ`*)
    そしてフリン(ユージーン)の顔芸が面白くて面白くて・・・(笑)

    綺麗だし、歌も素敵でした。
    何度でも見たくなる作品です。

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著者プロフィール

くまのプーさん ブランケットBOOK _ 【特別付録】3WAYふかふかブランケット

「2016年 『くまのプーさん ふかふかブランケットBOOK 【特別付録】3WAYふかふかブランケット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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