うさぎドロップ [DVD]

監督 : SABU 
出演 : 松山ケンイチ  香里奈  芦田愛菜 
  • Happinet(SB)(D)
3.23
  • (29)
  • (127)
  • (206)
  • (62)
  • (11)
本棚登録 : 871
感想 : 188
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953031111

感想・レビュー・書評

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  • これでもう怖くないだろ?
    うん
    おやすみ
    おやすみ
    ──ありがと


    映画うさぎドロップ(2011)
    GYAOが今日までだよ!と言うので観ましたが普通にPrimeにあった。
    同居〜数カ月くらい分の映画化です。

    アバンタイトルで、夕闇の田んぼを風が渡っている風景をバックにダイキチがりんを抱き上げるシーンがすごく良かった。寄る辺のなさが表れていて。好きです。このシーンだけでも観た甲斐はあった。

    生活基盤を築こうとする序盤のドタバタ、オリジナル展開の後半ともに楽しかったです。盛り上がりどころで走る映画は名作の法則。いい映画だった。小学生くらいまでやってくれれば深みももっとあったと思うけど、役者が無理か。アニメももっかい観ようかな。

    りん役は芦田愛菜、めちゃくちゃ演技上手いですねこの子…。その上で幼児っぽさもあるという。
    ダイキチは松山ケンイチ。馴染みがある顔だなと思ったらイエスと村山聖の人か。ダイキチっぽくて良かったです。
    コウキママがヤンママになっちゃったのはちょっと嫌だったな。
    池脇千鶴が出てきたのが(個人的)サプライズで嬉しかった。この人ものすごい美人なのに泥臭い役多いですね。

  • 漫画原作の中では良作

    原作が実現不可能なSF要素が無いので、少女漫画の映画化のような安心感がある。もちろん他と同じ、設定を借りた別物ではあるものの、それらが批判される理由は一重に物語・作品として面白く無いからだ。この作品は一つの映画として人に勧めるに値する作品だと思う

  • 昨今の日本映画の完成度って(クロサワの時代と違って)、世界の基準から置いてけぼり、と個人的に残念に思うことが多いけど、俳優の能力だけは、世界にも通用する!と思うのは贔屓目なのかな。
    もし英語を話せたら絶対有名になってただろうなぁと思う人が多い気がする・・・。完全に贔屓目かもしれないけど。

    -------------
    2016/4/3 鑑賞

    原作は未読。
    子育ての映画かぁ~とテンション低めで見たのですが、けっこうおもしろかった。

    日本映画は、「絵」があんまりおもしろくなくて退屈に感じることが多いのですが、この映画は、家の外観やインテリアなど素敵で、絵としてもおもしろかったです。

    松山ケンイチっていい俳優ですね~。
    コメディシーン、とっても自然で、「作られた」感がなくて、笑いました。
    特に、りんちゃんの産みの親とのメールでの初コンタクトシーンがおもしろくておかしくて、でもちょっとドキドキしたりして、完全に感情移入して見ました。

    あと、綾野剛が、チョイ役なのに、妙な存在感で印象に残った。「トゥルー・ロマンス」のブラピみたいに。

  • 原作の漫画がとても好きなので見てみた。
    松山ケンイチさんは大吉のイメージとは違うけれど
    短髪でイメージを近づけてくれているし
    特別にいい人ではなくきちんとした普通の人であることが魅力の大吉を
    素敵に演じてくれていたと思う。
    りんちゃん役の芦田愛菜さんは言うことはない。
    いたいけで可愛らしく、だんだん笑顔が増えていくところが
    見ていてフィクションだとわかっているのにほっとする。

    ただ役者は良いだけに何故原作を改変してしまったのか。
    原作の淡々としたところが素晴らしいのに、
    のっけからいらない大吉の妄想が始まる。
    まぁこれは映画としてツカミを入れたかったのかなと
    百歩譲るとして、実際に会った二谷ゆかりが
    妄想または芸能人にそっくりな美人、なのかと思ったら
    実際にモデルをしている設定なのは最悪だし意味のない変更だ。
    ゆかりの職業だけでなく性格まで変えられており、
    乱暴な言葉遣いをするのでびっくりした。
    大吉の妹のカズミも幼稚園の先生設定で、変に関わってくるが
    やはり性格は荒いし、
    Wikipediaによると
    『前半は原作エピソードを基にしつつ後半は林民夫のアイデアによるドラマチックな展開』
    でコウキがただのクソガキでりんを巻き込んで家出し
    大吉たちだけでなくカズミも捜索に乗り出している。
    彼氏のキョウイチという謎の役で綾野剛さんが出てくるが
    原作には勿論いないし出す必要があったのか? という感じ。

    映画オリジナルキャラクターで児童相談所職員も
    原作でひとつひとつ冷静に考えてりんとの関係を積み上げていく大吉の良さを砕き
    結局は甘いことを言ってるんだというアピールに思えて
    ただただ邪魔な存在でしかなかった。

    Wikipedia に
    『原作にはないダンスシーンではダンス初体験の松山ケンイチはかなりの練習をしており』とあったが
    折角役者が努力をしても、それは物語上画蛇添足でしかなく
    非常に残念である。

    折角良い役者ばかり使っているのに
    こんなに滅茶苦茶にするくらいなら、
    うさぎドロップではなくて単に血のつながらない親戚を引き取った
    若者の悪戦苦闘としてオリジナル映画を撮れば良い。
    うさぎドロップの映画化として作るなら
    うさぎドロップの良さを生かしてほのぼのしたストーリーで撮ってほしかった。

  • 子供は大人が思ってるほど子供じゃないし、大人も思ってたほど大人じゃない。ベタだけど。
    大吉の部屋がどんどんりんちゃんワールドになっていくのが好き。

  • 愛菜ちゃんがかわいい。ちっちゃいなー。
    松ケンもいい味出してる。

    意味不明の妄想ダンスシーンは、これ必要?と思ったけど、まぁおもしろく見られた。
    まぁ、美しすぎる感じはするけど、ほろっとくるところもあり、全体的にほのぼのできました。

  • 殺風景なダイキチの部屋が、りんがきてからどんどん明るく賑やかに変わっていく。家族っていいな。

  • さくらドロップスじゃないよ。

  • 松ケン好きは必見!!
    ふっつーの人をリアルに演じてる松ケンにうはうはです^^

    親戚の女の子を引き取ることになった独身男性の奮闘記
    ちなみの原作は読んでません。
    印象としては、テンポよく、かつ丁寧に作られているなーと感じました。
    最近、まなちゃんにお腹いっぱい感を感じつつありましたが(苦笑)、この監督はうまい!まなちゃんの今の可愛さがたくさん伝わって来ました!
    やっぱりまなちゃんはうまい!
    いっぱい喋らせなくても表情で見せてくれるうまい女優さんなのだから、本作みたいに少ないセリフにしてあげたらいいのに、と思いました。

  • 葬式で出会った祖父の隠し子・りん(6)を親戚たちの押し付け合いに我慢ならなくて、引き取った独身サラリーマンの大吉。いきなり子育てすることになった青年が親になって行く大変さや喜びをほのぼの描いた作品。

    アニメの方が良かったなぁ...。コウキの母親役をなんでカリナありきみたいなキャラクターに改変したのか理解できないし、いなくなった子供を職場やありえない距離に住む親たち全員で探すという一昔前のドラマのありがちなシーンにしちゃうのもなんだかなぁ。
    吉井正子だけはイメージどおりで違和感なく演じてて悪くなかった。
    りんちゃんはかわいいし、大吉も悪くなかったけど、ストーリーがありきたりになっちゃってるのが残念。それでも親になる大変さとか大事な部分は描かれててそこは救い。

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