ちいさな哲学者たち [DVD]

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監督 : ジャン=ピエール・ポッツィ  ピエール・バルジエ 
出演 : ジャック・プレヴェール幼稚園の園児たち、先生たち 
  • ¥ 3,175 (参考価格 ¥ 4,104)
  • アミューズソフトエンタテインメント (2012年2月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427649880

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ちいさな哲学者たち [DVD]の感想・レビュー・書評

  • CE N'EST QU'UN DEBUT/JUST A BEGINNING
    2010年 102分 フランス

  • オトナになったつもりの人に
    このプログラムを行いたい。

    コドモほど、真理に近づかないはずだ。
    小さい頃は大切な事を知っていて
    人はなぜ、忘れていくのか。

    例えば、隔離した世界で
    同年代とだけ一生を共にする空間でいきたらどうなるのだろう。
    それが、何層にも連なる世界。

    それでも忘れるのかな。
    忘れることが真理であるということか。

    そう。
    常に考えるのだ。
    それしか、対処する術はないのだ。

  • 子供だからってあなどってはいけない。
    考えることは年齢が小さいうちだってできることを、このDVDでは表してくれている。思考することは何も大人だけの持ち物ではないのだ。

    日本でもこういうことしてみて欲しいなぁ。

  • 子供は、大人が思っているよりずっと沢山の物を見て・感じ。
    醜い物も儚い物も…それでも小さな瞳はそこに目を背ける事なく。
    時に生々しく、痛々しくもあり。

    授業中に寝てしまったり。
    隣のコと小競り合いをしたり。
    でも、無垢で純粋な彼等なりに受け止め自分の考えを持っている姿に。
    哲学=誰にでもある身近な疑問符であり。
    そこを掘り下げるか否かに尽きるのではないかと。

    子供らしさの中にある、無限に広がる世界への小さな一歩は力強く。
    自分以外の人の考えている事に耳をそばだて。
    そこには恐れ等なく、向き合いセッションをする彼等。

    彼等はこの授業を通して、私達大人に沢山の課題を残してくれたと思いました。
    一人の人として。
    生きるという事。
    何かに疑問符を持つ事の重要性。
    そこから何を思い。何を考え。
    頭で考えるという事は、本当は何かを掴み取る時の様にがむしゃらで。
    未知の世界の扉を開く様に、少し不安な気持ちを持ち合わせつつドキドキ・ワクワクする物でもあると。

  • ある子が、「大人は子どもは何にも分かってないと思っているけど、そんなことない、僕らだって分かっている」と話したシーンがとても印象的だった。

    大人だって自分が子どもの頃はそう思っただろうに、いつしかそれを忘れてしまう。それって恐ろしいなと思った。

    人は自分の経験によって判断し生きているものだと思っていたけど、それってわたしたちが思うほど効力がなく、むしろ社会から期待される役割や環境によって振る舞いが規定されてしまうものなんだなー。と思った。

    それってちょっぴり悲しい。ひとりの人間がとっても素晴らしい経験をしても、その衝撃はいつしか時の流れと共に薄ーく引き伸ばされてしまう。そう考えると、自分の経験ってどんな意味があるんだろう。だから、人は忘却に対抗するために、他人や社会と関わろうとするのかな。ま、わたしはそう思いながら関わったことはないけど。

  • 子供たちが哲学する様子を描いたドキュメンタリー
    ただ単純にその場面が流れているだけなんだけど、子供たちのそのままの様子、率直な意見に見入ってしまった。
    "考えるとは”という基本を改めて考えさせられた。
    こういう環境があるのは素晴らしいと思う。

    しっかり考えないと!と思う自分がいながらも、どうしても途中でやめてしまったり、他へ逃げてしまう自分に反省した。

  • 人種もいろいろ、家庭環境もいろいろなフランスの4・5歳の幼稚園生を集めて、いろいろなテーマで思ったことを話し合う。はじめはなかなか言葉に出さなかった子供達も少しずつ、テーマに沿って
    話はじめる。テーマは生きるために大切なことばかり。子供たちは思ったこと、身近なこと、自分に置き換えて、そのままを言葉にする。人種のことについてのテーマでも目の前にいる人がどう思うか
    を気遣うということではなく、そのまま感じているままを表現する。ドキッとすることもあるし、日本人にはない宗教観のようなものも強く感じた。この哲学教室を始めて、子供達も変わっていったが、それと同時に家庭での会話も変わっていく。
    2年間哲学教室に関わっても、子供達を二つに分けたことといえば
    考えることが好きか嫌いか。
    これは、少しずつ子供に成長に影響され、結果的に大きな違いを産むことになることではないかと思った。
    最後に女の子が『友達と砂場で愛と死について話をしたわ』と言った。二十歳を過ぎた『大人』といわれる者たちでも、本気で他人と
    語りあったことがないテーマではないだろうか。
    哲学教室にこの年齢の子供というのは、納得してしまった。

  • 幼稚園で哲学の授業をやるという発想が、さすがフランスだ。4歳から5歳の子どもたちが「愛とは」「死とは」「同じことと違うこと」「自由とは」「貧しい人はなぜ貧しいの?」といったテーマで討論する。最初の頃こそうまくいくのかしらと心配になるが、進むにつれて、子どもたち自身がこの討論の時間を楽しんでいるのがよくわかる。○○ちゃんの意見に賛成・反対、なぜかっていうと、なぜかっていうとね……一生けんめいに考えて言葉にする子どもたちの集中力はすごい。「哲学とは自分に質問すること」と発言した子もいた。まさにそのとおり!
    子どもたちを指導する教師は、この哲学の授業について、「私たちをとりまく世界について考える時間」だと説明する。ほんとうに感心したのは、子どもたちが、同性愛、人種、障害、階級といったタブーとされる問題に触れる時に、大人がたじろがないということだ。移民の子どもたちもたくさんいるクラスで、肌の色の違いやアフリカに対する偏見を含む発言が出るときに、現にある差別や偏見を押し隠して話させないようにするのではなく、考えさせるようにすることは、教師だけでなく、親たちにとっても、とても勇気のいることだ。そのような合意を、この大人たちは、このフランスの社会は、どうやってつくりあげてきたのだろう。
    この子どもたちの哲学クラスを通じて私が学んだことは、哲学の基本は、心の自由を最大限に重んじる態度だということ。それが日本で行われている教育との根本的な違いだ。教育とは、哲学とは、大人の役割とは、自由とは。観る大人たちに問いを投げ返してくる映画。

  • 次世代を担う人間に、自分の頭で考える力を身に付けさせようとする先生たちの熱意に感動。

  • フランスの幼稚園での哲学の授業を追ったドキュメンタリー。
    子供たちは愛、リーダー、富、死、自由などについて話し合い、考えを深めていく。

    子供達の考えは、ニコッと笑えながらも、( ゚o゚)ハッとする新鮮な驚きがある。
    今度甥っ子クンに会ったら、こんな質問投げかけてみるかな。

  • 日本の教育にないもの。

  • 3歳でももちろん考えるんだな。大人はもっと考えなきゃな(ゆ)
    子どもは表現の方法を知らないだけで同じことを感じているんだなぁと思った(ぶ)

  • フランスの優先教育地区の2校の幼稚園で行われた哲学プログラムの様子をまとめたDVD。
    映っている子どもたちは4歳から哲学の授業を受け、卒園まで続けていった。

    【形式】
    ろうそくをつけた状態で、対話を行う。火をつけている間は哲学に集中し、消えたら終える。また、対話を通じて、問題解決を対話で進めていくスタンス。
    参加者は自らの意見を主張し、そこに対し先生は内容を深める質問を行っていく(それってどういうこと?本当に?なぜ?)。
    回を重ねるごとに、徐々に主導権を子どもにうつし、主張だけでなく相互に質問もしていけるようにする。
    このプラグラムは授業はもちろんのこと、家庭の協力も得て、家庭で哲学的な対話を進めている。家庭からも哲学によって会話のジャンルが増え、話す時間が増えた事が言われている。

    【問われているテーマ】
    「哲学するとはなにか」
    「友達とは何か、恋人とは何か」
    「頭がいいってなに」
    「死とはなにか」
    「愛とはなにか」
    「自由とはなにか」
    こういったテーマをもとに、話しを広げている。

    【哲学をやる意味】
    ・子どもが哲学をやる意味
    子ども・・・与えられた課題に対し、純粋に思考する
    大人・・・与えられた課題を考える意味を考えてしまい、課題に対して思考ができない

    ・疑問が増えるにつれて考える事が増す

  • 幼稚園で哲学の授業をする話。幼稚園児が哲学をする話。フランスのドキュメンタリー。
    子どもたちが拙い言葉で「○○ってなんだろう」と概念分析している。既成の観念にとらわれない子どもの鋭い感性は、むしろ大人にこそ刺さる。油断して観てるとハッとさせられてしまう。

  • この映画に登場する幼稚園児は4歳!から哲学の授業を受けているらしい。多くの哲学者を排出してきて、議論の大好きなフランス人らしい発想だと思う。
    こんな小さな子たちでも「哲学は好き」とか「時間がかかるから哲学は嫌い」とかハッキリ自己主張していて面白い。愛、死、自由、などについて家でも家族と話しているようだった。お国柄もあるのかも?
    たとえば日本で同じ試みをしたとして、どれだけの親が子供と同じ目線で向き合って「哲学」することができるだろう?と少し考えた。

  • "おもしろかった^^

    同じ授業が日本人バージョンであったら…

    いや大人バージョンであったらもっと気になるなあ、
    園児以上にきっとケンカになるけど。。"

  • 日本の幼稚園も特徴的なところ多いけど 小学校との連携がうまくいってない気がするし 同じ学区内に方針が両極端な幼稚園とかあると教室内がカオスだろうな

  • 自由とか愛とか友情とかなぜ自分が生まれたのかとか
    4歳の子供が包み隠さず考える 
    ”考えて、コトバに出して話すんだ”
    子供たちをみてると、本当はこうすべきはずなのに 
    なんで伝えてないんだろう・なんでコトバをぶつけあわなくなっちゃったんだろう なにが怖いんだろう自分 って考えてしまった。

    こどもたちは色々な背景を持っている子たちがいて、色が違ったり、環境が違ったりそれぞれ。
    自由の定義を「刑務所からでること」っていったり、「働くこと」って言ったり。考えをたくさんシェアするって大事だなとおもった。

  • 「哲学の授業をはじめます。」先生がろうそくに火をともす。子どもたちが頭で考え、言葉で話す…。あるフランスの幼稚園で行われた哲学の授業を2年間追ったドキュメンタリー。3歳の子どもたちが「自由」「友だち」「豊かさ」などについて自分の言葉で話し出す。授業当初は何も発言がないこともあったクラスだったが、映画の終盤、子どもたちが5歳になるころには話し合いは活発になり先生は聞き役へ。友だち同士で「死と愛」について語り合う子や哲学が好きだという子も現れる。この授業は家庭でも理解され、親子で話し合う様子も映し出される。「親は何の役に立つか」話し合ってみたいという男の子が可笑しかった。「大人は、なんでそんなこと聞くんだ?という概念が先に働いてしまう。子どもたちは素直にその質問について考える」というような先生の言葉が心に残りました。全ての小さな子どもたちにこの授業がよいとは思いませんが、大人としてハッとさせられる発言がたくさんあり、大人に観てほしい映画だなぁと思いました。

  • 映画にする意味があったのかよくわからない

  • 哲学を学ぶことで子供が意外としっかりとモノを言えるようになるんだなと、やっぱり考える力を伸ばすことは大事ですね。 

  •  フランスの幼稚園で行われた哲学の授業を追ったドキュメンタリ。みんなカメラに慣れてるのか自然に話してる。「死」とか「愛」とか、結構重めの話題も。

     「聖母マリアって誰?」「知ってる。空を飛ぶ人よ」とか、面白い言葉がバンバン出てくる。

     フランスは色んな人種の人がいるんだなー。ひとりアジア系の女の子がいて、「私は考えることが好き。だって考えることと夢を観ることは同じだもの」とかすらすら喋っててすげぇぇと思った。

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