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- / ISBN・EAN: 4548967045833
感想・レビュー・書評
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幼い頃から超人的な能力を秘めていると知った少年クラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)。
育ての親との約束でその力を封印し、孤独な少年時代を過ごした彼は成長し、クラークを守ろうとして死んだ父(ケヴィン・コスナー)の「使命を突き止めろ」という教えに導かれ放浪の旅に出た。
そして、ついに自分の真実を知ることとなる。爆発寸前の惑星クリプトンで、実の父親(ラッセル・クロウ)が生まれたばかりの彼を地球へ送り出したのだ。己の正体に葛藤するクラーク。
しかしその時、クリプトン星唯一の生き残りであるゾッド将軍と反乱軍が、クラークが地球にいることを突き止めた。それは、人類存亡を賭けた闘いが始まることを意味していた。
DCシネマティック・ユニバース第1作。
今回スーパーマンを新たに映画化するにあたってクリストファー・ノーランとザック・スナイダーが心がけたのは、ダークナイト3部作と同じくスーパーヒーローの内面に肉迫すること、スーパーヒーローのキャラクター描写に必然性と現実性をもたせるごとだった。
自分の特殊能力をコントロール出来ずいじめられ孤独な子供だったクラークが人間の育ての父と母に温かく愛に満ちた育てられて、自分の使命を探して放浪し、スーパーマンとして自分を信じてくれる人間のために戦おうとするストーリーは、ダークナイト3部作を手がけたノーラン監督ならではの熱いドラマがあります。
特に、育ての父と母の強い絆、スーパーマンの悩みや葛藤を知り愛し共に戦うロイス・レーンとの愛が軸になっていて、スーパーマンに馴染みのない人でも、感動出来ます。
ゾッド将軍も単なる悪役ではなく、地球上にクリプトン星の文明を復活させるために人間を支配しようとしているというキャラクターで、ダークナイト3部作と同じく善悪を超えた関係が深いです。
スーパーマンとゾッド将軍のハイスピードで飛び回りながらビルや町を破壊しながら戦うハイスピードバトルは、かなり興奮しました。
続編は、バットマンが登場するので、どんなストーリーになるか、楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生みの親にも育ての親にも恵まれて、いいこに育ちすぎてやばい。
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スーパーマンになるまでの話。さすがに映像はキレイ。スーパーマンを再スタートさせたい会社側の熱意もこもっているのか。出生とか秘密めいた部分も欲しいけどね。
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今までスーパーマンに魅力を感じたこともなく、さしたる知識も持ち合わせていなかったのですが、ジャスティスリーグで初めて見たヘンリーカヴィルスーパーマンのあまりの神々しさに一発KOを喰らい、遡って今作品を見ました。
今まで見たアメコミヒーローものでトップを争うお気に入り作品となりました。ヘンリーカヴィルの美しさが堪能しまくれる作品で、何度か、あまりにも彼が格好良くて、DVDを一時停止してしみじみと眺めてしまいました。
実父のラッセルクロウと育ての父のケヴィンコスナーも良い演技でした。ケヴィンコスナーは久しぶりに見ましたが、年齢を重ねた存在感が素晴らしかったです。
スーパーマンが持つ(もしくは持たされた)様々なことへの苦悩や困惑を乗り越えた精神的な強さが現れていて、ただ肉体的に優れているだけではないというキャラクターが魅力的でした。
最後のアクションシーンは圧巻のカメラワークで、どこかで読んだ、ドラゴンボール級という言葉が腑に落ちる威力がエンターテイメントとして素晴らしかったです。
ああ、ここからジャスティスリーグにつながっていくのかと感じさせられる様々な伏線も素敵で、一度だけでなく、何度も見たい映画でした。 -
クラーク・ケントがかっこいい。
内容も面白い。が、中盤から建物などを壊しまくるのはどうなんでしょ?
クリプトン星人同士の戦いより街の破壊が気になって気になって仕方なかったです。
脇を固める役者さんも豪華で、まあ楽しめました。 -
戦いのスケールがデカすぎて思わず笑っちゃいますね。
あれだけ派手な戦いを繰り広げても双方かすり傷一つ追わないのに最後は首の骨を折る…なんて出来るのかな?それに地球の環境に馴染むことで空を飛べるようになったり、目からビームが出るようになったりするのは何で?もう笑っちゃうことばっかりですよ。
カビル君はほんとMr.クリーンって印象で好感持てるんだけど、エイミーアダムスが少しおばちゃんくさいのは頷けないかなぁ~コスナーの枯れっぷりもかっこいい良かったですね。ダイアンレインがおばぁちゃんになっていてちょっとショックだったなぁ~まぁ一番よかったのはマイケルシャノンですね。ラッセルはいらねぇ~ -
映像は凄いんだけど、人間ドラマがダメだ。
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[信頼に心委ねて]惑星クリプトンの崩壊間際に地球に送られた子どもは、ある夫婦に拾われクラーク・ケントとして育てられる。周囲の人間とは異なる能力を持つことに葛藤を覚えるクラークであったが、新たな父に何か使命があって送られてきたのだからと諭されつつ日々を暮らしていた。そんなある日、地球上には存在することのない物質が発見され、彼に注目が集まる出来事が起こる......。監督は、『300』や『エンジェル・ウォーズ』などで卓越した映像表現を見せてくれたザック・スナイダー。
もはや古臭ささえ漂いかねないスーパーマンという題材をよくここまで今日的にエンターテインメントとして復活させたなというのが第一印象。ザック・スナイダー監督お得意の迫力ある映像(ちょっとやりすぎ感はある笑)とヘンリー・カヴィルのスーパーマンとしての説得力ある「風貌」に拍手を送りたい作品です。ダークヒーローものが随分と定着した感がありますが、その脈絡につながる1作として楽しめるのではないかと思います。
クライマックスももちろん良いのですが、個人的にグッときたのは、地球でのクラーク・ケントの父となったジョナサン・ケントを演じるケヴィン・コスナーの名演。口論を起こしてからの...というシーンがあるのですが、語らずとも表情と仕草だけで記憶に残る演技を見せてくれたということで個人的にそのシーンだけでもお気に入りの映画になりました。その親父像が本作を貫く「信頼」を視覚的に体現しているというのも印象的でした。
それにしても大作的大作だった☆5つ -
言わずと知れたスーパーマンのリメイク。
まあ、元々スーパーマンの設定自体にいろいろ無理があるので、ツッコミ所は多かったりするが、戦闘シーンとか空を飛ぶ移動アクションとかは必見。
シナリオ全体は、まあ、スーパーマンだよねという感じと、ラッセル・クロウとケビン・コスナーの存在感とヘンリー・カヴィルの存在感では勝負にならずと言うのが残念な所。
まあ、そして、ジャスティス・リーグの話も出てますが、バットマンとグリーンランタンとかも見なきゃかなあ……。