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- / ISBN・EAN: 4988102047665
感想・レビュー・書評
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妻の無実を信じ、法を生かしても彼女を救い出す行動力がなんとも頼もしく、自分に置き換えたら無理だなあと自己嫌悪に近いものを感じてしまう作品でした。
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群像劇「クラッシュ」がよかったので
続けてポール・ハギス監督作品を観ようと候補に挙げつつ
何年も積読作にしてあった今作。
一見群像劇には見えない脱獄ものだが
家族、両親、警察、友人、関わるそれぞの描き方に
それぞれの気持ちがチクリと感じられた。
ここにもポール・ハギステイストは利いていると感じる。
能天気なドンパチがあるド派手な脱獄ものではない
ちょっと湿度の高い見た後に爽快度の低めだが
心に残る作品。
時間が経つごとにじんわりくる。
ただ好き嫌いでいうとそんなに好きじゃないです(笑) -
前半のかったるさが全て
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出足はゆっくり・・
途中からスピードアップするところは面白かったな〜
ただ前半は少し退屈だった〜
前半から中盤を工夫すれば
かなり良い映画になったのかニャ〜??
全体的にテンポが悪いなぁ〜 -
練られているようで、意外と行き当たりばったり。
アメリカらしい理屈で作られた映画ですな。 -
殺人で捕まった無実の妻を信じて脱獄させる話。
そんなバカなって感じだがまあまあでした。 -
世の中に脱獄映画ってけっこうあって、しかも実話も多い。
私みたいな気が小さい人間は、服役なんてことになっても、そんなこと思いもよらないと思うのだけど、世間には大胆で実行力がある人がわりといるんだなぁ、と感心する。そういう人だからこそ、服役するはめになるのかもしれないけれど。
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2017/01/01 鑑賞
脱獄、っていうテーマそのものには個人的にはモヤモヤしますが、まあでもなかなか考えさせられておもしろい映画でした。
「あんたは絶対失敗する。必死すぎだ」
と主人公がバイクに乗った男に言われるシーンがありますが、このバイクの彼とのやりとりは非常に印象的でした。
必死過ぎると失敗する、ってなんだか不変の真理をついているかもなぁ、と変に感心してしまった。
特に見知らぬ人から何かを手に入れようとするときって、欲しがっている顔を見せてはダメかもしれませんね。
裏社会のルールは一般ピープルには分かりませんが、基本的に彼らはリスクを背負って生きているわけだから、簡単に利用できるほど分かりやすいわけがない。
そういう世界に助けてもらわないと絶対に成し遂げられないことだけれど、本当にやるのか?と主人公は何度も自分にその問いを付きつけることになります。
このあたりの心の葛藤に非常にハラハラさせられました。
オリジナルのフランス映画も見てみたい。
こういう、暗い底をもがきさまようような心理を描くのはフランス人の方が上手そうだなぁ、なんて勝手に思いました。 フランス人のこともアメリカ人のこともよく知らないですが、勝手な憶測で言ってます。 -
ラッセル・クロウが演じるとサマになってるので見入ってしまうが、何かおさまりの悪い映画であまり納得感もない普通の映画。このまま逃げおおせるとも思えないしなあ。