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- / ISBN・EAN: 4988102062699
感想・レビュー・書評
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ストーリーは正統派といえるので似た映画を思い浮かべる人もいるはず。古い洋館、見えないお友だち、母の愛…王道ストーリーに、事件の原因を突き止めるための道具立てと少しのミステリー要素が加わって美しくまとまっている(全くツッコミどころがないわけではないけれど目をつむれる程度)。そしてここでもホラーの定番、理性の象徴たる父親は頭からオカルトを否定し、終始蚊帳の外(この映画はラストで夫として父として幾分救われる雰囲気がありますけど)
実の親子ではないが故に微妙で、でも強い母子関係がとてもよく伝わってきてラストでは大泣きしてしまう。怖くはなく(一部グロテスクな所があるので注意ですが)切ないホラーです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母性の愛にそこそこ感動。
だが、この女優さんは
本作ではちょっと
ミスキャストに思えてしまい。
(他の作品のイメージの残像が濃すぎ )
もうすこし灰汁の弱い女優さんで
あったなら、更に子供への愛に
奥深さと無償の威厳が
醸し出せたのではないだろうか。 -
悲しい話だった
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スペイン映画、想像以上に怖い映画だった。
ラ・コローニアが舞台。 -
もの悲しいタイプの上質な和風ホラーを西欧物に落き替えたような、怖さと悲しさとが同居する洋物ホラー。
後ろから考えた時にはシナリオに少し粗を感じるけど、観ているときには手に冷や汗握ってて殆ど気にならない。綿密に計算された画像構成による緊張感が凄い。
『だるまさんが転んだ』のシーンなど大事な部分で、『キャラクターの能動性=右向き』『キャラクターの受動性=左向き』という左上開始横書き文化圏の、時間感覚を視覚に落とし込んだ緊密な画面構成が、しかし右上開始縦書き文化圏である私には完全に堪能することは難しいんだな、とちょっと寂しく思った。というわけで左上開始横書き文化圏の方々には一層怖い作品になっていると思われる。バヨナ監督凄いなー。 -
壮絶な悲しみのあとの、永遠の救済
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感動で涙ほろり