ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 佐々部清 
出演 : 宮崎あおい  堺雅人  吹越満  津田寛治  犬塚弘  梅沢富美男  大杉漣 
  • キングレコード (2012年4月12日発売)
3.64
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本棚登録 : 1986
感想 : 388
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003811518

感想・レビュー・書評

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  • 2011年公開。

    過剰に泣かそうとする演出はないのに、
    後半は自然と
    涙腺がユルユルに…(汗)(>_<)

    それにしても
    あおいちゃんの
    満面の笑みが
    大画面で見られるだけで、
    個人的には満足感あったし(笑)、

    あんな奥さんいたら、
    そりゃあどんな病気にだって
    立ち向かう気になりますとも!(笑)(≧ヘ≦)


    マイペースで
    細かいことは気にしない
    漫画家のハルを演じるは、
    我らが天使・宮崎あおい。


    几帳面過ぎるほど几帳面な
    サラリーマンの夫、ツレには
    堺雅人。


    二人の演技は
    本物の夫婦にしか見えないくらい
    息もピッタリやったし、
    堺雅人のいつもより
    一歩引いた演技が
    上手いんです。

    弁当に入れるチーズを曜日ごとに分けていたり、
    クチ高とかハシゴ高を気にする
    ツレが笑えます。

    ツレを退職させ専業主夫に役割を交換し、
    病気と向き合い
    二人で乗り越えていく決意をするハル。


    自分の周りにも
    うつにかかった人が沢山いました。

    病気を理解し
    支えてくれる人がいて、
    病気と向き合い
    受け入れる本人の勇気があれば
    実は回復できる病気なんですよね。

    いつからか
    ただ頑張ることが
    日本人の美徳とされてきたけど、

    ストレス社会の現代では
    『頑張らない』ことが
    心に余裕を生んで
    いい効果をもたらすことも
    少なくはないそうです。

    うつ病は今や
    特別な病気ではなく、
    心の風邪と呼ぶ人もいるくらい
    誰もがかかりうる、
    他人ごとではない病気です。

    この映画が少しでも
    偏見を取り除き、
    うつ病への
    正しい理解に繋がればと切に思うし、

    病気を抜きにしても
    愛する者たちの
    『絆』を丁寧に描いた秀逸な作品なので、
    先入観ナシに
    できるだけ沢山の人に観て欲しいな。


    最後に☆
    愛する人よ、
    俺たちも頑張らないでいこっ(笑)

    たまには愚痴って
    頼って
    サボって
    甘えてみるのもいい☆

    自分の時間は自分のもので、
    自分の体は
    自分のもの☆

    なるべく
    したくないことのために使う
    イヤイヤな時間を
    減らして、

    自分だけのやり方で
    毎日心を輝かせていけばいいよ(^O^)

    • 円軌道の外さん

      ふ〜っ!!
      仕事終わりぃ〜(*^o^*)



      うん、佐々部清さんの(笑)

      俺、麻生さんの
      『夕凪の街 桜の国』や
      ...

      ふ〜っ!!
      仕事終わりぃ〜(*^o^*)



      うん、佐々部清さんの(笑)

      俺、麻生さんの
      『夕凪の街 桜の国』や
      樹里ちゃんの『チルソクの夏』の映像が好きで、
      この監督気になっててんやん(^_^)

      そうそう、
      あおいちゃんが亀みたいに
      堺雅人の上に乗っかってるシーン
      真似してみたいね〜ん(笑)


      そっか〜
      お母さんの美味しいご飯は
      何よりも嬉しいよなぁ〜♪

      俺なら昼飯食ったすぐ後から、
      今日の夕飯何かなぁ〜って、
      競馬みたいに枠作って
      頭ん中で予想して
      遊んでるかも(笑)


      けど少しでも俺の書いた言葉が
      役に立ってたなら
      良かったよ(^_^;)


      この映画面白いし、よく出来てるから
      機会があれば観てみてな♪



      あっ、焼き芋屋のポーや(笑)

      俺、焼き芋には目が無くて、
      あの音が聞こえると、
      何をしてても
      ダッシュ×1000くらいの勢いで(笑)
      走って追いかけたくなるねんなぁ〜♪


      焼き芋はやっぱ、
      アツアツを
      ホクホク、ハフハフしながら
      好きな人と半分こして食べたいなぁ〜☆


      ちなみに俺は
      中身はもちろんやけど、
      皮好きフェチ(笑)

      ハイカラさんは焼き芋好き?


      う〜(≧∇≦)
      やっぱ買いにいってみよ♪

      ああーっ
      ヨダレヨダレっ(汗)


      「おっちゃぁぁ〜ん
      待ってぇぇ〜!!
      一番でっかくて
      焦げたん2つっ!!」


      2012/02/17
  • 仕事をバリバリこなしていた夫(通称ツレ)がある日突然うつ病に!結婚5年目にしてその変化に気づけなかった妻(通称ハル)は戸惑うも、ツレが休めるように退職を迫るが──。実話をもとにした夫婦の物語。

    夫婦役の堺雅人さん、宮崎あおいさんの演技がとにかくすごい。ほんとにこの夫婦が実在してるみたいなリアリティ。堺さんのうつ病の演技も見事で、元患者のぼくからしても息をのんだ。情緒不安定な部分やまったく動けない苦しさ、自責感で圧し潰されてしまう姿の迫力は苦しい時期を思い出して言葉を失った。

    うつ病を知る入口としてはいいんじゃないかなと。経験者としては「映画だから上手くいく」で納得しづらい面もあって、もうちょい深く描いてほしかった。ただ、そうすると重すぎるので、夫婦愛を描くのならこれくらいの塩梅がいいのかな。最後にまさかの伏線回収してくるのは良いサプライズ!

    会社や仕事が原因の一つなのは間違いないだろうけど、ハルはじゃあどうだったのか?という部分は気になったかな…。ツレに仕事を辞めさせて、自分が稼ぐと空回りして、結局はそれがストレスになって酷い言葉を投げかけてしまい…あのシーンは見てていたたまれなくなった。そういうところがリアルと言えばそう。なんというか、行間を飛ばして描かれていて、ドラマがちぐはぐに感じたところが残念だった。うつの闘病映画ではなく、うつ病を抱えた夫婦ドラマとして見るとしっくりくると思う。

  • 忘れもしないフランスへの飛行機でみた映画だ。
    宮あおい×堺 雅人の夫婦役は本当にピュアでこの映画でもそのピュアさがすごく透明にでてて、とってもあたたかい映画で、見終わったあとは上を向いて歩きたくなりました。
    イグアナが飼いたくなる。

  • 現代では「ウツ」を公表する事がそれ程問題にはならずむしろ隠し続ける事が負の結果をもたらすというような風潮になってきたから身の回りにウツになる人が多くなったと感じるけれど実は以前から表に出ずに苦しんでいた人が同じようにいたのではないかと思っています。
    パートナーがウツになった時、もう一人の相手の方の心情は辛いだろうなあ。
    2人でウツですというわけにはいかないものなあ。
    パートナーを支えなければいけない、自分が折れてもいけない。

  • 最初のハルさんの病気への知識不足からくる言動とだんだんと病気を知り意識も言動も変わっていく、でも完璧ではないところがリアルでよかった。
    骨董品からふとツレやうつ病への認識が変わる流れは好き。
    病院で会う人や会社の後輩、あんな存在がいたらほんの少しは救われるけれど本当に解決するわけではないリアルさについて考えたり。
    重いテーマながらステンドグラスやきれいなタイルを並べたかのように淡々とでも大事なところはきちんと見せてくれて見やすかった。

  • とても役に立つ映画。うつ、あるいは、うつのような人と付き合うときにどうしたらいいのかの指針となりました。「あ、と、で」の原則に特に助けられています。

  • うつ病になる前に観て、うつ病になってから2回目を観ました。今日で約4ヶ月です。

    うつ病になる前は、うつ病を患う家族のことを想って観ました。その時に響いたことと、今響いたことが合わさるところもあれば、新しく心に届くこともありました。

    驚いたのは、「昼間から寝るなんて世間様に申し訳ない。」とか、常に誰に対しても「申し訳ない」と、私も最初の2ヶ月は思い続けていて、うつ病ではよくある症状だと知ったこと。
    うつ病を認める前は「大丈夫」「まだ頑張れる」が口癖だったこと。

    見終わって一番想うことは、
    自分の症状を受け入れて、認めて、無理をしない。
    「あるがまま」で生きることが出来る人が、本当に強い人なのだということ。

    名作を生み出してくれたハルさんとツレ、監督さんに、名演技の堺雅人さんと宮崎あおいさんに感謝です。

    まだうつ病って偏見があるように思うので、少しずつ広がってほしいと思います。

  • うつ病になってしまった生真面目な夫「ツレ」と、漫画家の奥さん「ハルさん
    」の物語。エッセイ漫画の映画化。
    気長な心で、温かい眼差しで支えるハルさんの強い心を見習いたい。
    キャストがよかった。

  • NHNの大河ドラマでも夫婦役をしてたし、いい雰囲気だった。

    けど、いまいちインパクトがなかったような気がする。

    現実問題として受け取れば、こんなふうに笑顔でいることの大変さ、生活、

    考えさせられた。

  • とても優しく、楽しく、ほっこり、たまにじんわりな暖かい映画でした(*´ω`*)
    うつになる本人もツラいけど、奥さんもツラいですよね
    それでも支え合いながら乗り越えていってるあの夫婦愛はほんとに憧れます
    本も読んでみたくなりました
    それにしてもあおいちゃん可愛すぎでしょう(*> <*)
    服とかインテリアも可愛らしいんですけど、彼女自身のナチュラルな可愛さが全面に出てました(*´ω`*)
    この映画を観た女の子は間違いなく髪の毛をお団子にしたくなりますね

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