アナザー プラネット [DVD]

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監督 : マイク・ケイヒル 
出演 : ブリット・マーリング  ウィリアム・メイポーザー  ロビン・ロード・テイラー 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012年3月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142874726

アナザー プラネット [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 雑感メモ・・・


    ◆事故の加害者と被害者家族の交流と言えば
    「ラビットホール」
    (事故で子供を亡くした夫婦の映画、加害者側からパラレルワールドの話も出てくる)がある。
    リアルっぽいと逆に、その映画を見て、本当にドイヒーな事故や喪失を経験した人が、
    現実はもっと厳しいんだよ!ってツッコミたくなってしまう。

    ◆しかしこの、「アナザー プラネット」は、SF要素を入れることで、
    喪失や被害者や加害者についての心模様をいい感じに浮かび上がらせている。
    多少無茶な展開や心情が出ても広い解釈で見る事が出来て許せる。

    しかしそれだけで好感を持っているわけではない。
    「アナザー プラネット」のほうが喪失や事故の扱いが真摯なきがする。
     

    ●個人的には「ラビットホール」って映画は、ぬるい。
    あれをお涙ちょうだい感覚でいい映画とおもえるなんて、
    事故にあったこともなければ
    死に直面した経験もないんだなって思える。

    「アナザー プラネット」は無茶な部分も多いけど、喪失の想いや、
    罪悪感など、感じ考えさせる部分は解りやすいし、真摯だ。
    加害者の女性の年齢もあると思う。
    女の人は、17で事故って4年。「弱さと責任」をとる時期で、
    子供すぎず、大人すぎずに真摯なので、
    多少未熟さが残る大人として基本好感持てる。

    所々、ドキュメンタリー風なカメラワークも真摯な印象を持った。
     
    「ラビットホール」の被害者は夫婦としてやり直そうと、体面を保とうと
    努力が報われず、離婚の危機とか、あきらめられないつらさの説明が多いのが気に食わない。
    2人のわりと恵まれた日常が取り戻せない苦しみだ。

    「アナザー プラネット」は戻るべく日常展望や、離婚する相手すら奪われたわけで、
    ゴミ屋敷化して風呂も入ってなさそうで
    一人で抱えた喪失のつらさや、ちゃんと加害者の首を絞めたりしてて良かった。

    加害者にも被害者にも、戻るべく輝かしい正しい日常さえないからこそ、パラレルワールドの話も活きてくる。

    メモ:主役のブリッド・マーリングは脚本もやってる

  • この映画の脚本を書き、主役もやった(さらには金集めも)ブリット・マーリングを見ていると「世の中には才色兼備の天才っているんだなぁ」とつくづく感動する。この作品でマーリングが演じる主人公は若くしてMITに入学した天才という設定なんだが、それがこの場合は少しもウソっぽくない。
    まあ、そういうことは本筋とは関係のないから本論に入るとすると、淡々としながらも繊細な物語、そして観客の予想を超えるエンディングという点は、この次の作品「サウンド・オブ・マイ・ボイス」(日本未公開)とまったく同じである(ただ、エンディングで仰天させられるのは「サウンド」のほうが圧倒的だが)。
    まるで鏡に写したようにそっくり同じな「第二の地球」が存在するという設定はもちろんツッコミどころはたくさんある。しかし、この映画はそうした突飛な設定はあえていちいちつじつまを合わせようとせず、また、その設定にはあまり踏み込まないようにして、上手に観客を引き込んでいる。これは脚本もいいのだが、演出もなかなかのものであろう。いつも空に浮いている「第二の地球」は、ラース・フォン・トリアー監督の「メランコリア」をついつい連想してしまうのである。
    しかし、このエンディングはいったいどういう意味なんだろうか。もちろん「正解」はないのだが、そうとは分かっていても考え込んでしまう。

  • 『もうひとつの地球』をバックに彼女が歩くシーン.
    映画の中で何回か出てくるけれど,物語が進むにつれて少しずつ変わっていく.印象的.
    映画全体にわたって,映像がとても綺麗だと思う.映し方が非常に上手い.

    頭痛に悩むジョンに,ローダが宇宙飛行士の話を聞かせるところが一番好き.

    ラスト,思わず息をのみました.そうきたか・・・.

    時期的にも内容的にも,『メランコリア』を連想しました.
    こうゆう映画,すごく好みです.

  • 面白かった。なんでこういう良い映画が劇場公開されずに中身がなく金だけ投入したような映画が公開されるんだ。
    いくつか疑問が...。
    1.はじめの方でYaleの教授の家に訪問していく女の人は誰だったの?
    2.もう1つの地球がだんだん大きくなっていくのはなんでかな?
    3.もう1つの地球から発信される電波は解読不可能って言ってたけどパラレルワールドなら同じ電波が発信されるはずではないの?

    しかし、こういう疑問は無視して楽しむのがいいのかも。Yaleの教授はLOSTのイーサンでした。

  • 物語設定を聞くとSFの要素が強いようにみえますが、本筋は主人公の罪悪感からの心の葛藤がメインとなります。
    多分SFを期待した人は肩透かしを食らうことでしょう。

    しかしながら最後のワンシーンで(想像で補うところが多いですが)示される物語の結末には「なるほど!」とさせられます。

    余韻に長く浸れる良作であったと思います。

  •  不注意から親子を轢き殺してしまった女性は罪の意識に苛まれる。そんな時、地球と全く同じ別の地球が近づいていることが分かり。。。

     テーマは罪の意識とやり直したい気持ちなのだが、そこにもう一つの地球という奇想天外な設定が絡んでくる。一歩間違えばキワモノにしかならないのにちゃんと話として成り立ってる感じがするのがすごい。まぁこれは設定というより映画全体の質によるものだと思うけど。
     もう一つの可能性というのが別の地球なしでも見えそうになったり、別の地球も実はもう一つの可能性がなさそうだったりというのがじわっと来る。

  • ( ^o^) Mike Cahill監督。
    タイトル、ジャケットからSF or 宇宙ものと思いきや、SFをベースにしたヒューマンストーリー。ストーリー・脚本がとてもいい。淡々と進むが飽きさせず入り込んでしまう。切ない物語だがラストがいい。主演のBrit Marlingの可憐な表情、特に後半時折見せる笑顔がとても魅力的。これは名作。

  • 「もうひとつの地球」というシチュエーションが面白い。
    SFだけどメインは人間ドラマ。
    空に月ともうひとつの地球が浮かんでいるところを主人公が歩く画が美しい。
    タイトルは原題のままでよかったんじゃないかなあ。

  • アナザー・プラネット(11米)贖罪に苦しむ女性と「もう一つの地球」の関わりがもたらす救済の物語。もう一つの地球にはもう一人の自分がいるというSFであるがあくまで設定に留まり、本流は人間ドラマである。切ない音楽ときれいな夕焼け、鮮やかな地球などの映像が実に美しい。果たして最後のシーンが意味するものは・・・。72点。

  • 低予算でSFを描くという意味で新しい視点。

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