考える人 2014年夏号

制作 : 考える人 
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感想・レビュー・書評

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  • 読書は人々にとって必需品の1つとなった。
    読むことのデモクラシーが成立したからには、読書メディアの携帯化、文庫本の本格的な出現となった。


    英語圏の人にとって読書の入り口はペンギンブックだった。

  • 電車のひまつぶしに、長女(小6)とぱらぱらっとつまみ食い。文庫特集、『銀河鉄道の夜』の同じ箇所で新潮・集英社・岩波・角川・ちくまの5文庫の書体・版組を比べているのがおもしろい。
    娘の好みは①角川②新潮③集英社④岩波⑤ちくま、活字大きめルビ多めが読みやすいわけね(そして娘ごのみのラインナップもだいたいこんな順であり)
    わたしの好みは、①岩波②ちくま③集英社かな・・・(ラインナップ的には①ちくま、②新潮・・・なんだけど)
    「ルポ:世界一小さな本が生まれるまで」や志村洋子さんの「日本の色と言葉:羽衣」にも親子で感心したし、岩合さんのグラビアも美しい。高山なおみのロシア日記に娘が興味、町田樹のエッセイはあるし、「日本のすごい味」はなつかしのあまちゃんの三陸鉄道の駅弁だし、「赤間硯」の製作工程などもおもしろい。
    さげさかのりこさんのエッセイは次号で最終回だなんて(娘さんの成長をかげながら楽しく見守っていたので名残惜しい・・・)
    ともかく、今号も読み応えたっぷり。

  • 文庫特集。まずは角田光代、坪内祐三、祖父江慎の対談。祖父江慎が所かまわず空気読まずひたすらしゃべりまくるところに、にこやかに合いの手を入れてる感じ。「奇人たちの晩餐会」は言い過ぎか。
    「銀河鉄道の夜」読み比べ。新潮、集英、岩波、角川、ちくま。個人的な好みで言えばちくま、新潮、集英の順かな。
    連載ではさげさかのりこ終わっちゃうのか。子を持つ親としてはおもしろい以上に参考になる、共感できるいい連載だったのにな。新連載の高野秀行おもしろい。実は初めて読むんだけど。あとは「犬が星見た」「ニッポンの馬」あたり安定しておもしろい。細胞のヤツだけはオイラの頭ではついていけない、と思ったらコレ永田和宏なん⁈やべぇ。読まにゃならんのちゃうか(仕事的な意味で

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