行動指針
・子供とスキンシップをとる
・子供の持ち物で洗ってほしいものは、洗い場までもってきてもらう。
・「私」はどう思うかのアイメッセージを送る。
印象に残ったところ
・子供への声かけ。「君は可能性でいっぱいだ。君がもっとよくなりたいと願っているのを知っている。お父さんとお母さんは、そんな君にどんなサポートも惜しまない。君が望むものを手に入れるまで、我慢強く応援するよ」こうした応援をされたら、大人だって嬉しいと思う。落ち込んでいるときも、可能性がいっぱいあり、ずっとサポートし、応援していることを伝えたい。
・よく抱いて肌をふれあう。笑顔でやさしく目を見て話しかける。よく一緒に遊ぶ。子どもに愛を教える方法は、とにかく無条件にかわいがること。豊富なスキンシップ。「かわいい」「好きだ」と言葉にすること。
・大人は、親の都合で怒っている。確かにそうだと思った。気分がよければ、おおらかに受け止められるし、気分が落ち込んでいると、些細なことで怒ってしまいがち。自分の都合なのだと意識したい。
・体をつくるのは食べ物。体にいいものを親の手で調理し、家族で食卓を囲むという、当たり前の食の姿を子どもに見せていきたいもの。
・洗ってほしい物は、自分で決まった場所におくようにさせる。それをしなければ、子どもは汚れたものを着ていくことになる。
・子どもに彼らの人生を教えるというのは大変な間違い。子どもが自分の生き方を見つけられるようサポートすること、それが親の仕事。
・「子どもが望んでいることが起きるまで待ち、必要なサポートは何でもしようとする柔軟性がある」ことが親に求められている。
・「お父さん困る」「私、とっても心配していたの」「お母さん、問題を感じているの」と「私メッセージ」にすることで、あくまでも「私」のこととして話します。そうすることで、子どもは相手のこととして冷静に聴くことができます。
・親は子どもにやってほしいことがある。あるいはやめてほしいことがある。つまり子どもの言動を変えたいのです。そのためには、具体的に何をしてほしいのかを伝えます。そのときに命令したり、するべきだと指示をしたりするのではなく、丁寧に依頼してください。ご機嫌をとったり、へつらうことはしません。やさしい態度で「こうしてください」と依頼するのです。親の気持ちや状態、そしてなぜそうなのかがわかれば、子どもは言動を変えてくれます。それは、親が「私メッセージ」により、自分の気持ちを伝えてくれているからです。
・確かに、親の影響は大きいとハートフルコミュニケーションでもお伝えしてきました。でも、過去は変えられないのです。過去に戻って何をしてくれなかったかを言ったところで何も起こりません。それでも、どうしても伝えたいと言う人がいます。そんな人には質問をします。「あなたはどうしてほしかったの?」 最後に出てくる言葉は、「かわいいって言ってほしかった。好かれていることを知りたかった。愛されたかった」。私はそれを伝えることをおすすめしています。親は彼らの知っている方法で子どもを育てたのです。それは子どもを幸せにはしませんでした。でも、彼らは、それ以外の方法は知らなかったのです。