なぜ勉強するのか? (SB新書) [Kindle]

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著者 : 鈴木光司
  • SBクリエイティブ (2006年12月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (176ページ)

なぜ勉強するのか? (SB新書)の感想・レビュー・書評

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  • メインで語られる勉強をする意義は共感出来るのですが、それ以外のこうあるべきみたいな考え方は、ちょっと押し付けがましいと感じてしまう。

  • 当たり前のことが普通に書いてあった。第1章だけで十分。あとは蛇足。

  • ※当時私が読んだのは、Kindle版ではありません(^^;

     「ママ、何で勉強しなくちゃいけないの?」「何言ってるの。子どもは勉強するのが仕事なのよ。」こんな簡単なやり取りで子どもが納得してくれたのは、今は昔。学歴社会も崩壊し、今の子どもたちは学ぶ目的を失った言われています。

     そんな今日的な問題に、意外と言っては失礼かもしれませんが、小説家の立場から著者の鈴木光司さんが、熱い思いを語っているのがこの本です。第1章では、質問に答えるような形で、私たちに理解力、想像力、表現力の大切さを訴えます。

     私自身もそうでしたが、勉強と言えば、やたらと知識を詰め込んだという印象があります。別の言い方をすれば、暗記物に追われていたということです。その頃は、理解力、想像力、表現力が大切だなどということは、思いもしませんでした。

     大人になって冷静に考えれば、「いい国作ろう鎌倉幕府」などと言って年号を覚えることが、どれほど意味のないことか身にしみてわかります。それよりは、確かな理解力、豊かな想像力、表現力が大切なことは明らかです。

     うん、うんと強くうなずきながら読み進めていくと、第1章の最後には、勉強するのは、社会をよりよくするためという結論にたどり着きます。勉強というのは、どちらかと言えば個人的な営みと思っていましたが、それを社会と結びつけて価値付けるとは、意外性があり、説得力がありました。

     さて、第2章から話が少しずつ広がっていきます。物事を論理的に捉えることの大切さ、あるいは正しい学習法、そして、父性、母性といった観点から世界を眺めることなど、勉強というテーマを軸に置きながら、筆者の主張が繰り返し展開されます。このあたり、読む人によっては多少違和感を持つかもしれません。あまりにもこれは男性的、これは女性的と言われてしまうと、「そうとは限らないのでは?」と思う人が、きっと出てくるはずです。

     この本が好きか、嫌いかのわかれ道は、本論が終わった第2章以降にやって来るのかもしれません。ともかく、賛成反対は別として、こういう考えもあるのかと、気軽に読んでみるのがいいのではないでしょうか。少なくとも、この本を読んだ40歳の私は、もう少し勉強したいと思えてきました。

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