灰とダイヤモンド [DVD]

  • 76人登録
  • 3.54評価
    • (5)
    • (12)
    • (4)
    • (2)
    • (3)
  • 10レビュー
監督 : アンジェイ・ワイダ 
出演 : ズビグニエフ・チブルスキ  エヴァ・クジイジェフスカ  アダム・パウリコフスキ  ボグミール・コビェラ 
制作 : イエジー・ウォイチック  アンジェイ・ワイダ  イエジー・アンジェイエフスキ  イエジー・アンジェイエフスキ 
  • 紀伊國屋書店 (2011年発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215054850

灰とダイヤモンド [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  和光同塵  ( ´_ゝ`)ゞ イミ ハ チガエドモ…


    '58年作。'59年日本公開。Jerzy Andrzejewski 同名“Popiół i diament('48)”小説の映画化、共同脚色。
    拙レビュー『僕の村は戦場だった』『存在の耐えられない軽さ』繋がりで・・・

    中学生ながら「日曜洋画劇場」で“ラスト・シーン”は鮮烈に焼き付けられ、友達が洗濯で干された シーツ で実演してたなァ。ヾ(≧ε≦)ノ彡
    『世代('54)』『地下水道('57)』『本作』の「抵抗 3部作」は高校時代「倫理社会」の授業の脱線 ネタ。
    勿論、私が好きな「題名」の一つ。その後、釣られて… Zaine Griff ♪ Ashes And Diamonds('80) ♪ 買ったなァ orz.

    『野良犬('49)』と止揚したい――「ワルシャワ蜂起('44)」へのメメント・モリ。
    三鷹オスカー、文芸坐だったっけ

    その当時、 ワルシャワ 条約機構(:WPO '55-'89)・東西冷戦の アリバイ を探しに観賞前から当然 Film Noir を超えた「傑作」と――「ダイヤモンドと灰は元素記号“C”で等価・・・」を席で夢想しながらヾ(≧ε≦)ノ彡


    ・・・
    1945年の 5月 8日昼下り――

    So often, are you as a blazing torch with flames
    of burning rags falling about you flaming,
    you know not if flames bring freedom or death.
    Consuming all that you must cherish
    if ashes only will be left, and want Chaos and tempest
    Or will the ashes hold the glory of a starlike diamond
    The Morning Star of everlasting triumph.――「君? ダイヤモンドさ」

    ♪ Czerwone maki na Monte Cassino ♪

    ――翌朝 『野良犬』…「蝕」。
    ・・・


    ―― 十数時間を“灰とダイヤモンド”の如き エッジ が効いた ハイ・コントラスト で スタイリッシュ な映像・・・教会に花を手向ける少女、逆さに焼け吊り下がったキリスト像、花火・・・がタルコフスキー宛ら「客観芸術」を予感させる。

    敢えてタルコフスキーに倣い「Double meaning(ニ重螺旋)」を紐解けば・・・

    “ダイヤモンドは簡単(★ 1)に燃えて灰になり、その灰は高温・高圧(★ 2)で再びダイヤモンドに黄泉還る。”( ´_ゝ`)ゞ オソマツ、トドマツ、ジュウ…!

    『本作』の 9年後('67)急逝しポーランドのジェームス・ディーンと称されたビグニエフ・ツィブルスキー(39歳没)は、彼の マレーネ・ディートリッヒ がずっと憧れ共演を焦がれていたが果たせなかった・・・『さよなら、また明日('60)』。
    そして“ラスト・シーン”への トリガー を弾く――市長秘書(Drewnowski)役・盟友ボグミウ・コビェラは『すべて売り物('68)★ 3』に出演する。


    誠に僭越ながら、アンジェイ・ワイダ(90)にこそ、彼の墓碑名へこの弔詩を捧げます――

    松明のごとく、汝の身より火花の飛び散るとき
    汝知らずや、わが身を焦がしつつ自由の身となれるを
    持てるものは失われるべきさだめにあるを
    残るはただ灰と、嵐のごとく深遠に落ちゆく混迷のみなるを
    永遠の勝利の暁に、灰の底深く
    燦然たるダイヤモンドの残らんことを

    ―― October 9, 2016

    「Za kulisami(Behind the Scenes:舞台裏にて)」Cyprian Konstanty Norwid(1821-83) m(_\_)m 合掌。


    ★ 1 マッチ棒の先端の炎の温度は約1,000~1,500℃で、800℃~でダイヤモンドは燃える。
    ★ 2 温度 1,200~2,400 ℃・圧力 5,500~10,000 MPa
    ★ 3 ワイダ作、ツィブルスキーの事故死が作品内映画撮影の 1シーン として オマージュ されている。

  • 1999年 視聴

  • 【あらすじ】
    ポーランド。反共産党地下組織の殺し屋グラサンとクールガイが党地区委員長を暗殺しようとするが、見張りの間違いで一般人を誤殺してしまう。その後ドイツ降伏のニュースが入り、町長主催の祝賀会が開催される。見張りの男は町長の秘書で、町長が新政府の大臣になれば自分も出世!と酔っ払う。グラサンは誤殺した男の許婚を目撃→委員長のホテル部屋の隣室を借りる→クールガイと落ち合ったバーで働く福顔に心魅かれる。

    【以下ネタばれあらすじ】
    戦争で家族のない福顔は後腐れないから、とグラサンの部屋へ→親しくなる2人。

    『燃え尽きた灰の底にダイヤモンドがある』雨宿りに2人が入った教会の墓銘。そこの死体置場で誤殺した男を見たグラサンはテロ行為に嫌気がさすが、1度請けた仕事ということで彼女に別れを告げ委員長を暗殺。

    泥酔で解雇された秘書がグラサンに助けを求める→秘書から逃げるところを保安隊に怪しまれ銃が見つかり撃たれるグラサン。死に場所に選んだところはゴミ捨場だった。

    当時ポーランドはヒトラーと手を組んだソ連が半分占領→ドイツが手を引いたらポーランドはソ連が全面主導権を握っちまう!と恐れたイギリス(当時ソ連と敵対)が「ワルシャワ決起せよ!」と自力武装を促す(結局失敗)。グラサンはその残党。1945/5/8(映画の舞台)にドイツ軍は撤退するが、ポーランドはソ連の政治的支配下に。ポーランド共産党はソ連系。

    歴史に対する知能指数が0に等しいワタクシ(イモコはよく知っているが本当にダメなんです…)なので、調べてみたもののボケミスあると思いますがこんなところのようです。

    それより何より登場人物の名前がポーランド的過ぎて覚えられません…。

    一般的には超名作なのですが、理解力に乏しいためこのような評価になってしまいました。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • 戦後ポーランドの悲劇。

  • 第二次大戦が終焉を迎えた1945年5月8日に始まり翌9日に終わる。この歴史的転換期を舞台として、共にナチと戦った過去を持つ、ポーランド労働者党書記シュチューカと、国内軍系ゲリラ兵のマチェクという対照的な二人が辿る悲劇が語られる。ヴェネツィア映画祭 国際批評家連盟賞。

  • たしかに観たんだけど、内容が思い出せない。

  • ゴミ山で起きる衝撃のラスト。

  • パッケージがカッコいいのでほいほい見て油断しました。ポーランドのWWⅡ終結当日の政治テロだっていうんで、マジ(本気)無知な自分では1度で分かり切れず。話を追うのが大変です。そんな自分ですが、パッケージ通りのカッコいい映像を見られただけでもう満足。体張ったハチの巣アクション、緊張状態で微妙に怪しい挙動、迫真の演技など、話の重大さは心底まで分からないがすごいなぁ、という。

全10件中 1 - 10件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

灰とダイヤモンド [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

灰とダイヤモンド [DVD]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする