ダーク・フェアリー [DVD]

監督 : トロイ・ニクシー 
出演 : ケイティ・ホームズ  ガイ・ピアース  ベイリー・マディソン  ギャリー・マクドナルド  エドゥイナ・リチャード 
  • ポニーキャニオン (2012年7月2日発売)
3.11
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本棚登録 : 160
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013124868

感想・レビュー・書評

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  • これを見るくらいなら、パンズラビリンス観たほうがいいぞ!
    デルトロの映画というプッシュを見かけてたのですが、制作と脚本であって監督じゃないのな!テイストは似てるような気もしなくもないくらいでしたが、演出が駄目でした。もっと子役をいじめるべき!

    向こうでは、抜けた乳歯を枕元に入れとくと妖精さんが銀貨と交換してくれるのですが、その目的は食べるためだった!
    町はずれのボロ屋敷にすんでる彼らはここ百年くらい最後にさらった子供の骨をしゃぶしゃぶして飢えをしのいでいました。
    歯医者にでも住めばよかったのにな!
    そこにリフォームの匠、主人公のパパたちがやってきて~みたいな話。

    さて、この話のモンスターはねずみくらいの大きさなので、人間に立ち向かうには不利な状況です。
    でも、小さなモンスターの話も類型がいくらでもありますね!
    テンプレとしてはこんなところでしょうか↓

    1、数で攻めてくる
    弱いけどうじゃうじゃいるからやられちゃう系

    2、知能が高くて、罠を仕掛けてくる
    ピタゴラ装置の作動しちゃう!ハラハラや、迫りくる恐怖!
    そして、上から石とか落とすも華麗にかわされるコメディなど多彩。

    3、全然死なない
    おもちゃとかロボットに多いですね。
    首がもげたりしても襲ってくるので、見た目にも怖い!

    で、この話だと、1と2が当てはまっています。
    でも、全然ショボイ。
    罠は階段の途中に糸張って足ひっかけるぐらいしかしません。
    じゃあ、すごい大群で攻めてくるのか!というと、好戦的じゃないんですよ!
    単に腹減ってイライラしてるだけで、よわっちいの!
    枕に入れといた歯をくすねる程度の奴らですからね!肝っ玉小さいんですよ!

    じゃあ、この話の肝になる部分が何か?というと、
    パンズラビリンスと一緒で、誰にも話せない、あるいは話しても信じてもらえない恐怖です。

    ところがどっこい。
    子役のいじめられ具合とか、居心地悪さがぜーんぜんないの。
    味方になるのはママにしろって!身近に味方おいちゃだめ!
    あるいは、味方を得た!と思ったら入院して離れちゃうみたいなさ。
    パンズラビリンスが如何に優秀かわかりますね!
    ちっちゃい女の子が過酷な試練に立ち向かって、誰にも助けを求められない。

    まぁ、いいところもありましたよ。
    子役がゴスっぽくて、ちょっといじめたくなる暗さがあるところとか、
    最初の歯をノミでへし折るシーンの金属と歯がすれ合う生理的な恐怖とか。
    デルトロに監督やってほしいですね!

  • ホラー?って面白いのとイマイチなのと差が激しいけど、これは私は結構面白く観れた。
    父親にイラッとしたけど。
    サリーがパーティーの時、テーブルに置いた写真を隣の人に見られないようにする所が可愛くて好き。
    あとキムが可哀想だった。

  • ゴラムの女王・爆誕

    いけない場所に行ってしまう少女の危うさや妖精達の悪意あるひそひそ声がいい感じ。雰囲気や建築物・庭などの舞台がとても綺麗で見入ってしまう。個人的にラストは納得いかないけどダークファンタジー好きなら観てもいいかも

  • 普通におもしろいけど、拭いきれぬB級感。
    定番のファンタジーなホラーという感じ。
    どちらかというと子供向け。

  • ダークファンタジー
    小さいおっさん(悪魔っぽい妖精)のデザインとか雰囲気は良かったけど、登場人物が解決を上手いこと避けるような、ストーリーに動かされてる感じでイマイチだった

  • ホラーは当たりはずれ激しいけど、まあまあでした。最後まで飽きずに見れた。
    しっかしよ、父親の軟弱さがもう腹立たしい。戦闘力無さすぎるし。
    なんであの女の人が犠牲になるのよ。

  •  古い洋館を修復したアレックスは離婚した前妻との子サリーを呼び、新しい恋人キムと3人で暮らし始める。しかし、その洋館は子どもの歯が好物の恐ろしい妖精達の住処だった。

     主役の女の子の微妙に可愛くない感じとか洋館の細かいつくりとか雰囲気がすごくいい。妖精はもちろん不気味なんだけど、さらに妖精の絵がまたトラウマレベル。
     怖がらせ方みたいなものは日本のホラービデオに近いような気がする。いるのか、来るのかっていう引っ張り感がすごく近い。日本では実体のない幽霊なんだけど、この映画では家中の刃物を持って襲いかかってくるちっちゃな化け物というところが文化の違いを感じて面白い。
     下手なハリウッド映画だと最後に妖精たちを爆弾でふっ飛ばしてハッピーエンドになるところだが、そうならないのがこの映画のいいところ。確かにバッドエンドだけど、あの夕方の洋館の色使いとか全く別の建物みたいで、この二人は短い間だけど親子になれたんだなぁとかしみじみ思わせておいて、そこからさらに落としてくるなんて! これがホラー映画の正しい終わり方なんだろうなぁ。。。 脱帽です。

     洋画のホラー映画ってつまんなくない?と言う人たちにぜひ見てほしい一本です。

  • まさに!
    トゥース フェアリー♪

    パパン 娘のはなしゎ良く聞きましょう *。

  • 「気をつけて!やつらは 暗くなるまで待っている」


    建築家アレックス・ハースト(ガイ・ピアース)はロードアイランド州プロヴィデンスの郊外で、家主の失踪によって100年近く放置されていた屋敷ブラックウッド邸に、助手で恋人でもあるインテリア・デザイナーのキム(ケイティ・ホームズ)と住み込み、修復に携わっている。
    彼には、ロスで暮らす別れた妻と小学生低学年の娘サリー(ベイリー・マディソン)がいた。アレックスとキムは、両親の離婚で心を閉ざしたサリーを屋敷に呼び、一緒に暮らし始める。
    屋敷に来たサリーは、通風孔の奥から何者かが話しかけてくるのを感じる。翌日、サリーは地下室を見つけ、アレックスに伝える。祖父の時代から屋敷を管理してきた使用人ハリスの制止を振り切り、アレックスは封印されていた地下室に入っていく。
    そこは、著名な動物画家だった家主ブラックウッドのアトリエだった。サリーは地下室で、厳重に封印された小さな扉を見つける。夜な夜な話しかけてくる声がそこから聞こえるのに気づいたサリーは、大人の目を盗んでその扉を開ける。
    その夜、扉の奥から這い出した小さな魔物たちは悪戯を始める。
    魔物たちは、子供をさらいその歯を食べる“トゥースフェアリー”という邪悪な妖精だった。ハリスは地下室の小さな扉が開いているのに気づき閉めようとするが、魔物たちに襲われ瀕死の重傷を負う。サリーは魔物たちの仕業だと2人に告げるが、彼らは信じなかった。
    しかし、ハリスの見舞いに行ったキムは、サリーを屋敷から逃がすよう言われ、公立図書館で屋敷に関する公式記録を見るよう助言される。記録には、約100年前トゥースフェアリーが原因でブラックウッドと8歳の息子が行方不明になったことが記されていた。
    キムはただちに屋敷から逃げるべきだと主張するが、その夜には屋敷修復のスポンサーを集めたパーティーが予定されていた。しかしパーティーの最中、サリーが魔物たちに襲われる。アレックスも脱出を決意するが、群れをなした魔物たちは彼らに襲いかかる。

  • ギレルモ・デル・トロ関連で観ました。

    相変わらず小さい子が不幸な目に(苦笑)
    妖精の造形と絵画、建物は雰囲気はいい。

    微妙な結末。

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著者プロフィール

●トロイ・ニクシー[画]……カナダ出身のアーティスト。映画監督としても活動している。

「2022年 『バットマン:ゴッサムに到る運命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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