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- / ISBN・EAN: 4988013124868
感想・レビュー・書評
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これを見るくらいなら、パンズラビリンス観たほうがいいぞ!
デルトロの映画というプッシュを見かけてたのですが、制作と脚本であって監督じゃないのな!テイストは似てるような気もしなくもないくらいでしたが、演出が駄目でした。もっと子役をいじめるべき!
向こうでは、抜けた乳歯を枕元に入れとくと妖精さんが銀貨と交換してくれるのですが、その目的は食べるためだった!
町はずれのボロ屋敷にすんでる彼らはここ百年くらい最後にさらった子供の骨をしゃぶしゃぶして飢えをしのいでいました。
歯医者にでも住めばよかったのにな!
そこにリフォームの匠、主人公のパパたちがやってきて~みたいな話。
さて、この話のモンスターはねずみくらいの大きさなので、人間に立ち向かうには不利な状況です。
でも、小さなモンスターの話も類型がいくらでもありますね!
テンプレとしてはこんなところでしょうか↓
1、数で攻めてくる
弱いけどうじゃうじゃいるからやられちゃう系
2、知能が高くて、罠を仕掛けてくる
ピタゴラ装置の作動しちゃう!ハラハラや、迫りくる恐怖!
そして、上から石とか落とすも華麗にかわされるコメディなど多彩。
3、全然死なない
おもちゃとかロボットに多いですね。
首がもげたりしても襲ってくるので、見た目にも怖い!
で、この話だと、1と2が当てはまっています。
でも、全然ショボイ。
罠は階段の途中に糸張って足ひっかけるぐらいしかしません。
じゃあ、すごい大群で攻めてくるのか!というと、好戦的じゃないんですよ!
単に腹減ってイライラしてるだけで、よわっちいの!
枕に入れといた歯をくすねる程度の奴らですからね!肝っ玉小さいんですよ!
じゃあ、この話の肝になる部分が何か?というと、
パンズラビリンスと一緒で、誰にも話せない、あるいは話しても信じてもらえない恐怖です。
ところがどっこい。
子役のいじめられ具合とか、居心地悪さがぜーんぜんないの。
味方になるのはママにしろって!身近に味方おいちゃだめ!
あるいは、味方を得た!と思ったら入院して離れちゃうみたいなさ。
パンズラビリンスが如何に優秀かわかりますね!
ちっちゃい女の子が過酷な試練に立ち向かって、誰にも助けを求められない。
まぁ、いいところもありましたよ。
子役がゴスっぽくて、ちょっといじめたくなる暗さがあるところとか、
最初の歯をノミでへし折るシーンの金属と歯がすれ合う生理的な恐怖とか。
デルトロに監督やってほしいですね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普通におもしろいけど、拭いきれぬB級感。
定番のファンタジーなホラーという感じ。
どちらかというと子供向け。 -
ダークファンタジー
小さいおっさん(悪魔っぽい妖精)のデザインとか雰囲気は良かったけど、登場人物が解決を上手いこと避けるような、ストーリーに動かされてる感じでイマイチだった -
ギレルモ・デル・トロ関連で観ました。
相変わらず小さい子が不幸な目に(苦笑)
妖精の造形と絵画、建物は雰囲気はいい。
微妙な結末。