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- / ISBN・EAN: 4562262281581
感想・レビュー・書評
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料理を題材とした映画、または小説だったり物語は、おおよそハッピーなものが多く、たまたま見る手前もハッピーな気持ちになりたかった節がある。
しかし、完全に騙された気分で終えた、そこまでハッピーでもなかったからだ。
「食べられればなんでもいい」だとか「おいしいものを食べている時は楽しい」というが、料理は気持ちであって、すべてがすべてハッピーではないことに気付かされた。
料理を題材とする映画では、異色である。
伝記映画でもあるから仕方ないのかもしれないが、あまり映画的な部分を汲み取れなかった。
見慣れない料理が沢山出てくるからこそ、ハッピーな味付けにダークな落し込みにしてくれれば、個人的にはもっと良くなったのかもしれないなと思う。 -
ヘレナ・ボナム・カーターが出てる!と思って借りました。堅苦しい雰囲気ではなさそうだったのと、あと、パッケージのケーキがおいしそうだったのもあって。
イギリス映画なので見たことのないお菓子がたくさんでてきますがどれもおいしそう。見てお腹いっぱいになります。
パッケージほど楽しい内容ではないのですが、いつまでも音楽が軽やかなので、ノンフィクションとはいえどこか非現実的です。
その中で主人公のナイジェルの心情がダイレクトに伝わってきます。自伝の映画化だからある程度誇張された美化があるかもしれませんが、単なる物語として観ての感想です。
作中ナイジェルは我慢強く真っ直ぐ、また優しく一本気で、家族関係への複雑な心情に堪える様子はひたすらに綺麗です。この俳優さん、フレディ・ハイモアさん、一気に好きになってしまいました。
ただ、ストーリーとしては、単調、ありきたり、救いがない、という気がします。結局何の解決にもなってないというか、タイトルの「幸せになるためのレシピ」は残されていません。映像も俳優さんも最高なのに、そこだけもったいないですね。
ラストまで知らなかったけど、ナイジェルっていう料理研究家さんのノンフィクションなんですね。
主演のフレディ・ハイモアも、よく見る顔だなぁと思って調べてみたらチャリチョコのチャーリー役だったり、ネバーランドのピーター役だったり、スパイダーウィックの主役だったり、私の好きな役がずらっと並んでいて驚きました。 -
チャレンジするって大切
世界は変えられるんだと思った -
不幸というか不憫な生い立ちに
同情しながら、なんとかならないもんかと思い
見続けて、ラスト、実話かい?!とビックリ。
不憫だけど、暗くなりすぎない
演出表現が救い。 -
料理が下手だったお母さんが他界した後にお父さんが料理上手の女性と結婚する。その新しい奥さんとどうしても仲良くなれない主人公は、お父さんを取り戻すべく自分の料理の腕を磨き、やがて料理自体に目覚め始める。独自に料理を沢山勉強する真面目さ、勤勉さが見習わなきゃなぁなんて思う作品でした。なかなか面白かった!