双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

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著者 : 有栖川有栖
  • 東京創元社 (1999年4月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (698ページ)

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双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前半やや退屈だけど、殺人が起きてからはなかなかのスピード感。前フリもしっかり最後にいきてくるというのはさすがですね。ちょっと都合がいいのはしょうがないかな。

  • 隔絶された2箇所で殺人が行われるというトリックの斬新さと、最後まで真犯人が分からないところは良かった。

  • 頁数は多いですが長いとは感じさせません。
    それは単に二つの事件が平行して進行しており二本分のボリュームがあったからですが、それを1+1>2にしてしまう所が本作の凄み。
    両話を交互に良い所で場面転換させる事と、二つの一見無関係な事件にさりげなく関連性を差し込む事で、兎に角先が気になり頁を捲らせてくれます。
    更に一方の視点しか無い江神が他方の事件の関連性と本質まで捉えて纏めて解決する様には舌を巻きます。
    期待感溢れる題材と展開にお得意の消去法理論。
    信頼できる二枚看板を得た氏の作品は最早磐石、そう感じさせる一冊でした。

  • いや、わかる。江神さんの言ってることはわかるのだけれども、あまりにも入り組んでいるものだから、ひょー、そうだったのかぁ!という簡単明瞭なカタルシスを感じることができなくて、理屈で物語を理解した感じになってしまった。

    トリックは素晴らしかったんだけどな。

    このトリックの種明かしを一瞬で理解するには、探偵役の江神さんと同じくらいの頭の良さが読み手にも求められるのかもしれないなあ、と思ってみたり。

  • トリアタマのワタシでも内容を覚えていた一冊。初読の時の衝撃が強かったせいで覚えているのだと思う。個人的には現時点での有栖川有栖の最高傑作(ただしシチュエーションとしては『孤島パズル』の方が好き)。
    あとがきで有栖川有栖自身も述べているタイトルの件だけれど、全編読み終えるとその秀逸さがひときわ目立つ気がする。この直球勝負かつちょっとコケオドシ的なタイトルは、ものすごく直球で、でも深い意味を含んでいるんだよね。センスって重要だわ、うん。

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