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- / ISBN・EAN: 4976219044653
感想・レビュー・書評
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これまでの『Devil May Cry』とは別物だと思ってプレイすると楽しいです(汗)
本作のダンテは悪魔と人間のハーフではなく、悪魔と天使のハーフという設定。
全体的に難易度は下がっていて、アクション操作下手な自分にも有難いです…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素晴らしいグラフィックと演出、そこそこいいストーリー、ややこしいアクション、そんなゲーム
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ACT部分は期待通り、なかなか良い仕上がり。
本家シリーズとは違う操作方法ではあるが、本家シリーズのように動くことも出来る。
敵をロックオンし続けなくてもいいのは平時の操作感としてはかなり楽。
しかし遠距離攻撃時に狙う敵がわからない、残りの敵がどこにいるのか探しづらいなど、問題点もある。今の所は一長一短といったところか。
地味なところで言えば、スティンガーなどの突進攻撃がスティック二回入力というのは個人的にはやりづらかった。
ダンテの性能も個人的には満足。
なんといってもデーモンプル・エンジェルリフトの快適性、爽快感がたまらない。
DMC4のネロのスナッチが好きだった身としてはかなり嬉しかった。
ネロの要素は他にもストリーク、キャリバー、時限爆弾タイプのチャージショットも受け継がれている。
ついでに言えば、エンジェルブースト発現のきっかけでもあった青い薔薇もネロのリボルバーであるブルーローズを思い出させるし、バージルの魔人化がスタンド型だったのはネロを踏まえたものとも見てとれる。
本家が動かないのもあって、ネロがネタとしてしっかり拾われていることが嬉しく思えた。
ステージ数は従来と同等の20。
しかしその内容は本家とと違い、遊園地や市街地、飲料製造工場とその地下、ナイトクラブに高層ビル内部など、なかなかバリエーションに富んでいる。
特にテレビ番組内部はかなり奇抜。個人的には突入直後の演出と相まって地味にツボだった。
ステージギミックも豊富で、一週目は新鮮な気持ちがけっこう長続きした。
敵、特に雑魚悪魔のバランスには一部難ありといったところだろうか。
こちらのコンボを抜けるレイジ系やウィッチ、ドリームランナー系はひたすらうざったいの一言。
レイジはさらにエンジェル・デビルそれぞれのモードの近接武器しかダメージの通らないゴーストレイジとブラッドレイジが曲者。
セットで登場することが多く、必然的にこちらの行動がワンパターン化しがち。
ウィッチはバリアがとにかく面倒臭い。他の悪魔にバリアを移したりもするため、いっしょに現れた悪魔によっては長期戦を強いられがち。
ドリームランナーは一部の隙以外に受ける攻撃をほぼすべて防ぐため、これまた鬱陶しい。
二体以上現れると隙に攻撃を叩き込むのも難しくなってくる。
また敵の繰り出すスーパーアーマー攻撃は二段階チャージできる攻撃で崩せると言われるのだが、おおよその場合実用的ではない。
チャージ完了と敵の攻撃発動までの時間に大した差がないためである。
バランスが微妙に噛み合っていないような気がしてならない。
シナリオは無難な出来とでも言うべきか。
やはり過去作に比べると印象的な台詞も少なく、キャラとしても強烈さに欠ける。
台詞に関しては翻訳の腕というのもあるのだろうか。
ステージ1での銀髪のカツラを被ってしまった際の台詞の訳が適切ではないという話も耳にする。
良い出来ではあるのだが、それゆえかどうも足りない部分が気になる。
とりあえず新しいDMC的なアクションがやりたければ、買って損と言うこともないはず。
4/12 バージル・ダウンフォール感想を再読として記す。