黄色い部屋の謎【宮崎嶺雄訳】 (創元推理文庫) [Kindle]

著者 : ガストン・ルルー 宮崎嶺雄

• 東京創元社 (2008年1月31日発売)

感想・レビュー・書評

[sankakuyaroさんの感想 · 2017年12月9日]

密室物の古典という価値はあるとは思うが、冗長な描写が多く読んでいて疲れる。

[千世さんの感想 · 2016年11月5日]

謎をより複雑にするためのトリックがふんだんにしかけられた、ミステリー小説の古典。ＤＮＡ鑑定も指紋採取もない時代の密室トリックを、存分に味わえます。

[sanqiaoさんの感想 · 2016年1月31日]

黄色い部屋というタイトルも読者へのミスリードなのだろうか…？
読者に対してフェアであるかないかは別として、まあまあ楽しめた。ちょっと長いので疲れた感はある。

著者プロフィール

Gaston Leroux（1868-1927）
パリ生まれ。「最後の連載小説家」と称されるベル・エポック期の人気作家。大学卒業後弁護士となるが、まもなくジャーナリストに転身。1894年、《ル・マタン》紙に入社し司法記者となり、のちにこの日刊紙の名物記者となる。評判を呼んだ『黄色い部屋の謎』（1907年）を発表した年にル・マタン社を辞し、小説家として独り立ちする。〈ルールタビーユ〉〈シェリ＝ビビ〉シリーズの他、『オペラ座の怪人』（1910年）、『バラオー』（1911年）等のヒット作がある。その作品の多くは、演劇、映画、ミュージカル、BDなど、多岐にわたって翻案されている。

「2022年 『シェリ＝ビビの最初の冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」