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- / ISBN・EAN: 4988102073299
感想・レビュー・書評
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母が好きなブラピ主演という事とアマプラのお勧めでよく推されている事もあり鑑賞。
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*o○*.:女目線でも心地よい女性描写の巧さ:.*o○*
アル・パチーノの「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」も手掛けたマーティン・ブレスト監督作品。
同監督の両作品を通じて云えることは、どちらも根底に脈々と《女性への慈しみが込められている》という点だろう。
これは女にとり心地良い作品。
“女性描写に長けた”監督だとつくづく感じた次第。
そして書き残しておきたいことが更に2つ!
*「こんなにキュート(且つ美麗)なブラピも嘗て観たことがない」
**「女優クレア・フォーラニの美しいこと!」
スーザン役に扮したフォーラニの“眼の美しさ”
それを最大限に生かしての“目力演技”が、
本作に在っては「必須のアイテム(相手を見つめる際の瞳の揺れがたまらない魅力)」だったのではないかと思わせる。
また彼女のしなやかな肢体も実に美麗(羨ましい限り)
Sir.ホプキンスの風格ある父親役は非の打ちどころがなく、本作でも同氏の存在感は圧巻である。
スーザンの恋人役ドリューには、「霊能者アリソン・デュボア」の夫役ジェイク・ウェバーが出ている。
1998年製作の本作ゆえ、当然のことではあるけれども彼の若いこと、若いこと!(笑)
181分という長さだが…
もう少しだけ端折ったなら、作品自体に引き締まり感が出たのでは?と思える部分もあり、そこが多少残念に感じられたことがの評価星を1つ失った。
☆.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*☆
「人生の幕引き」「引き際」というものを、
何となく感じる瞬間が頻繁に訪れたなら、私も死神に臆することなく逝かせて戴こうかと想い始めている。
*ブラピのような素敵な死神様でなくともいい…
私を連れていくがいい*
(死神):「もう、そろそろいいか…?」
そんな打診の声が、微かにこの耳元に届けられたなら
それが《準備の始まり》
身辺整理をするとしよう。 -
目に映る全て、感じる心全てが新鮮で輝かしい、そんなことに改めて気づかせてくれる良い映画です。はじめはずっと起伏のないジョーが次第に喜び苦しみ怒り慈しみ、沢山の気持ちを知り露わにしていく、その姿がとても愛らしい。ありふれた毎日が与えてくれる小さくも大切な出来事の数々を全身で受け止めているからなんだろうな、そんな変化。孤独が身にしみついて悠久の時を自分と向き合ってきた彼はとてもとても美しく透明な心を持っているように見えた。あんな人に出会ってみたいものだ。