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- / ISBN・EAN: 4988102073077
感想・レビュー・書評
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✲=.:* デビル 降臨 *:.=✲
このところ密室の恐怖を描いた作品(本作と同様に“エレベーター”であったり、ATMの中であったりと…)が目立つが。
この「デビル」はただ単に密室ホラーではなく、やはりどこかしらシャマラン監督のメッセージを感じとれる部分もあったりする。
本作に於いてシャマラン監督自身はアイディア提供に踏みとどまり、メガホンはドゥードル監督に委ねている。
★エレベーターに偶然にも乗り合わせた人達は、
“悪魔”からしてみると偶然ではなかったのだ・・・
ある意味で「裁き」=「天誅」を下すための降臨だったという設定になっているように思える。
私たちの日頃の善行・悪行の総ては、
天の上からチェックされている…とでもいうべきか。
いわゆる〝七つの大罪〟をふと思い浮かべながら、
我が身を振り返ってしまう(反省)瞬間もあった。
*人が抱えているトラウマや、
**居合わせた他人同士というものが
突然のアクシデントを共有してしまった時に、
果たしてどこまで協力し合えるか?
それらの難しさなどが盛り込まれているようにも感じられた。
〝シャマラン監督オーラ〟に敏感な者には、
それなりに楽しめる作品に仕上がっていると言えよう。
何せ本編の始まりがいきなり、
シャマラン監督の「ハプニング」と同じであったことに驚愕した。
だが個人的には、やはりここはシャマラン監督ご自身のメガホンでも観させていただきたい気がする。
★シャマラン監督作品には、恐怖(極限状態)の根底に“愛"と"絆”が独特の濃度で沈殿している★
監督のそうしたメッセージが私の琴線にふれるからなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見せ方が絶妙!緊張感が続きます。
エレベーターという密室の中で人が殺される。一体誰が?何のために?
どういう展開になるか進展の仕方、膨らませ方がいくらでもできる話の内容、設定にハラハラドキドキさせられる。
オチもしっかりしていて、納得の出来!
予備知識なしに観るとこの作品を楽しめると思うので、そのまま観てください。 -
別途
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テレビ字幕鑑賞
密室で起こる事件に対し犯人探しをする前に、これは“サスペンス”なのか“オカルト”なのかというところから考えるのがおもしろい。
かなり引き込まれていきました。
これは劇場で観たかったな。
そして殺されていく原因に疑問がなくもないけど、自分なりにこうじゃないかと考えるのもまた一興。
最後はまたもや賛否両論なのかな。
シャラマン監督なんだかんだアイデアが凄いので好きだけど、何回も観たい作品ではないんだよね。 -
疑心暗鬼とはまさにこのこと。と、思いきや本当に存在する設定…でいいのか?
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衝撃的な結末!(悪い意味で)
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好き!人間に救い・・というのか、あるラストなのが良かった キャラクターとか密室の感じがCUBEを思い出させる
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エレベーターという密室の中、暗闇になり、一人ずつ殺されていく。
誰かの仕業なのか、はたまた悪魔の仕業なのか。
デビルによってかき集められたものたちの関係性は明らかになるものの、インパクトに欠けるというか、驚きはほぼない。
悪魔による超常現象的できごとを連発させて辻褄を合わせ用としている感が否めない。