- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102072865
感想・レビュー・書評
-
ブランシェットの演技はもちろん、衣装が素晴らしい。
ノリはやや現代風に脚色されている気もするし、
スコットランドのメアリオブギースが暗殺されたって
ほんとなのかな?しかもあんなにおてがるに??
セックスシーンはいるのかなあ。。侍女がエリザベスの服着てなりきりプレイするくだりとか特に。。
あと、ウォルシンガムが仕事人すぎるやろ(笑)
背景としては、おやじのヘンリー8世が嫁と別れたいが故にカトリックとケンカして、じゃあうちら英国国教はじめますわーってなって、エリザベスは親父にならってプロテスタントやっとりますって経緯がある。
腹違いのメアリー1世がカトリックマンセーなのと
おかんか処刑されてるので庶子扱いっていうのがわかってないと立ち位置がわからない。
ジンネマンの「わが命つきるとも」の娘編って感じだが、
迷い悩みつつ次第に鉄の女王になっていく様はなかなかいいが、ドラマとしてはいささか粗い。衣装がいいのでおまけの採点です。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前にも1度見ていたが、こんなに血なまぐさかったかな。エリザベス1世は国民には人気があったけど、敵も多く常に暗殺の恐怖と隣り合わせにいた。物凄いストレスだっただろうけど、立ち向かっていく姿は勇ましい。さすがヘンリー8世の娘、アン・ブーリンの娘!
-
ケイト・ブランシェット様を観たいという気持ちを満たしてくれる作品。
史実をネタにしたフィクションなので、つい真に受けそうになってしまう自分を戒める必要はあるが、あの石造りの城の暗さなどは当時のイギリス文化の断片といえるのではないか。“ナーロッパ”の想像(創造)にも役立つ美しさ。 -
まあまあ。
イギリス人というか西欧の歴史に親しい世界の人にとってみれば定番中の定番の歴史だろうから、詳しい説明無しで演技とか演出とかで魅せていく。それは重厚というよりかは、歌舞伎の見得のように見えた。
それが悪いってわけじゃないんだけどさ。
でもなんか大河ドラマを見ているような気分。
若い俳優さんが信長役で最初は違和感があるのだけど、だんだん本人そのものに思えてきた、みたいな感じ。
でもこれを信長を知らない人が見たら、天下布武の印章で大見得を切っている場面で「はぁ?」ってなもんだろうし。
「はぁ?」って言う側の視聴者であった私からすると、「タメいれてる尺があったら、もうちょっとシナリオに凝ってくれないかな」って思う。でもそれは言わない側の視聴者からすると、くどいだろうな。
難しいね。 -
全体的に暗いシーンが多いけど、ぐいぐい引き込まれていく。歴史の勉強にもなる。ケイト=ブランシェットの無機質な感じと彫刻のような顔が女王の風格を醸し出してて迫力がある。続編も見たい。
-
1998年英。ケイト・ブランシェットという女優の出世作。16世紀、姉から王位を継いだ若い女性が、カソリックとプロテスタントという家族間や国民間、国家間の宗教的対立、そして渦巻く陰謀の中を耐えつつ戦い抜き、王として成長し、自分は国民と結婚すると力強く宣言するまでの話。
その後このエリザベス1世の時代は40年の治世に及び、大英帝国の礎を気づくに至る話。当時の不安定な国家、王権や風俗が興味深い。主演女優の評価が高い。 -
TVにて
美術,衣装が素晴らしかった. -
『ブーリン家の姉妹』が不完全燃焼だったので借りてきた。即位から国内の地盤を固めるまでが描かれている。中世のヨーロッパが舞台の映画って灰色を基調としているものが多くて、なんとはなしに暗い気持ちになる。続編があるらしく、またまた不完全燃焼。歴史物の映画はつまらなくても最悪勉強にはなるよね。