セックスしたがる男、愛を求める女 [Kindle]

  • 主婦の友社
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感想・レビュー・書評

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  • 勉強になります!

    ゴールは同じでも道順が違う。
    男:女が若くて健康で、子供を産めそうなら興奮する。視覚的なイメージで性欲を掻き立てられる。

    女:過去の記憶総動員し、男の性格を分析、長期的なパートナーになれるかどうかを判断。

    恋に落ちると「性欲」「恋」「愛着」が重要
    恋は、脳内の特定領域において、何種類かの化学物質とニューロンネットワークが反応した結果。

    テストステロンはセックスしたい衝動を引き起こす。10〜20倍男に多い。
    オキシトシンは抱きしめホルモン。30%女に多い。
    男は勃起した途端、オキシトシン濃度が下がる。
    セックスのあとすぐにベットから出るのはそのため

    男:たった一つの欲求をたくさんの女に叶えてもらおうとする。
    女:細々とした欲求を全部1人の男に叶えてもらおうとする

    女は恋に夢中になり周りが見えなくなる。
    オキシトシンが多いと愛情が豊かになり、相手との絆が深くなるため。

    ドーパミンは幸せホルモンとも言われている。
    愛は脳内の幸せホルモンが何種類か混ぜ合わさってできたカクテルみたいなもの。

    男が魅力的な女性を見た時活発なる部分
    ①視覚を刺激する部分
    ②ペニス勃起をコントロールする部分

    女が男の良し悪しを評価するときに活発になる部分
    似た男の特徴を持つ男が浮かび、性格面や特徴を思い出す。今までのデータベースから拾い集めて、作り上げる。

    結婚を前提としたカップルの79%はゴールインするが、結婚生活が10年以上続くのは18%


    性欲が長続きしないのはセロトニンの量に関係。
    低下すると、攻撃性、脅迫症状、鬱状態、不安が高まる。恋に夢中な人と強迫性障害の人のセロトニン量は40%も少ない。

  • 結構面白いし男女の違いが参考になった
    パートナー探しを科学的に分析している
    繰り返し読みたい

  • 「話を聞かない男、地図を読めない女」、「嘘つき男と泣き虫女」、そしてこの「セックスしたがる男、愛を求める女」

  • 著者は、オーストラリア在住の研究者の夫婦で、共著です。男性から見たときのメッセージと女性から見たときのメッセージ双方がばっちり丁寧に入っています。

    恋愛というとロマンチックなイメージでしたが、この本は数々の研究や調査結果に基づいた極めて論理的な本でした。
    恋とは何かと問われれば様々な感情を入れ込んだ議論になりそうですが、それに対して本書は脳内の物質の反応やホルモンの作用といったように、科学的な明快な答えを出してくれます。目からうろこで、たいへん興味深く、勉強になりました。

    男女のすれ違いの原因を知れたのがよかったし、そこでどう考えたらいいのか、もきちんと導いてくれます。そもそも男女は考えてることや望んでいることが全然違うのだなとよくわかりました。

    読み物としてもたいへん面白かったです。クスッと笑ってしまう男女の会話例が多く出てきます。あるよな~と思いました。どこの国でも一緒だな(笑)とも思いました。

    また、恋愛だけでなく、結婚生活をうまくさせる方法なども書いてあって、男女、年齢問わず役に立つことも多いと思います。

  • 男女の違いが面白い

  • 私は女なので爆笑しながら読んだところも眉を顰めながら読んだところもあった。
    男と女は一生分かり合えない生命体でだからこそ惹かれ合うのかもしれない。
    しかしこの本を読んで恋愛に対してポジティブになれる人がいるのかは不明。私はなれないと思った。

  • 身近にこの本に出てくる典型みたいな人がいるのでその人のことがよく理解できました。ギブアンドテイクでやっていくのがうまくいきそうですね。

  • ・根本的な違い
    => 男は視覚を駆使して、女がセックスできるか、子どもを産めるかどうか品定めするのに対し、女は過去の記憶を総動員して男の性格を分析し、長期的なパートナーになれるかどうか判断する

    ・求められる男
    => 時代に関係なく女が求めるのは、いま資源を持っている男か、将来資源を持つ可能性がある男だ。

    ・女が触られることを好む生物学的違い
    => 女の身体には触覚受容体が1万個もある。男は3000個しかない。

    ・MHCの違い

    両親の持つMHCに違いがあればあるほど、生まれる子どもの抵抗力は強くなる。

    => 女性は自分とMHCの型が異なる男性の匂いを好ましいと感じることがわかった。

    => 経口避妊薬(ピル)を飲んでいる女性は、自分とMHC型が近い男性を選んでしまうのだ。

    ・求められる男
    => きみが本命だとハッキリ伝える、自信、優しさ、力があることを示す、愛情表現を惜しまない

    ・脳の違い
    => 右脳と左脳のあいだで情報をやりとりする脳梁の接続は、男のほうが最高で30パーセントも少ないのだ。

    ・面白い表現
    => 「ママ、ぼくの脳みそってこれなの?」 「いまはまだ違うわよ」とママは答えた。

    => 「神は男にペニスと脳をお与えになったけれど、2つ同時に動かせるだけの血液は与えてくださらなかった」

  • 男女の違いを科学的に説明出来てる。アメリカンジョークが多くて読みやすい

  • 妻は娼婦であり聖母たれ

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