テイク・シェルター [DVD]

監督 : ジェフ・ニコルズ 
出演 : マイケル・シャノン  ジェシカ・チャステイン 
  • 松竹 (2012年8月1日発売)
2.88
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本棚登録 : 115
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105064577

感想・レビュー・書評

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  • 期待せずに観たんですけど、この映画はかなり面白い・・・
    ですよね・・・?と思ったら、またブクログの評価が低い。なんでや(笑)。

    ラスト以外、ラストまではかなり良いです。好きです。
    そこまでの描写が良いんですよ、これ。
    途中で泣きました。
    単純に、オチで落とすために引っ張るって感じじゃないと思うんです。
    だから好きで。

    家庭を持った男、父親の孤独感や苦悩。
    ストレスの描かれ方が実は秀逸で、
    ストレスってほんと、自覚症状なく現われたりするじゃないですか。
    妻の家族とメシ食ってるとこでみんなにシカトされてたりとか。
    あと、強迫神経症・・・心の病をカミングアウトできないことだったり、
    保険料の話、ガソリンや薬の価格・・・プレッシャー。
    そういうところの描写がすごいんです。

    でも、最後のちょっと前・・・
    入り口を開けるシーンで、急にセリフで言い始めるんで
    そこだけがダメでした。
    その後のラストシーンはけっこうどうでもいいかなあ。

    最近、マイケル・シャノンの出る映画を観る事が多くて・・・
    大概、悪人だったり悪徳プロデューサーだったりゾッド将軍だったり
    そういう役だけど、この映画のマイケル・シャノンは普通に主人公。
    この人の演技いいなーと思わされました。

    この映画の監督、ジェフ・ニコルズの新作『Mud』は
    えらい評判いいみたいですね。
    劇場に観に行きたいなあ。

  • 全ては主人公の妄想だったかもと思いきや・・・、ラストシーンには解釈が分かれそう。

  • 雰囲気はとてもよい感じ。全体的にはとても暗いけれど、悪くないと思う。
    悪夢を見て、それがだんだん本当にそうなるのか、自分自身が気が狂っているのかわからなくなってくるのはリアルだと思った。

    妻が最後まで、彼のことを見捨てないところは素晴らしいと思った。

  • 2時間、疲れる映画だった。

    嵐に襲われる悪夢にうなされ、庭に地下シェルターを作る男。

    周りからはおかしいと見られる、職場である薄茶の岩石の掘削現場、耳の聞こえない幼い我が子、自身が10歳の時35歳で精神を病み病院にいる母、今自分が35歳だ、なにか不安をもよおす男の日常。

    カンヌでは賞を貰ったようだ。でも、幻覚を見る男の頭の中なのか、はたまた未来予知の映画なのか、どっちつかず。


    2011アメリカ
    2021.1.26アマゾンプライム無料

  • 精神病つらいから、奥さん支えてあげてて偉いよ

  • 「嵐」の到来を確信し、そのための備えに熱中する主人公は聖書に出てくる預言者の姿にも重なるのだが、その一方でやはりこの人は妄想に囚われているだけじゃないかという気もして、後半になると「やっぱりこれは病気だよなぁ」って感じになる。しかし、エンディングはそこからさらにツィストした展開で「いったいこれをどう解釈すればいいの?」って頭を抱えましたよ・

  • もしも現実にこういうことがあるとしたら、こんな風に見えるんだろうなーと妙な説得力がある映画。

  •  人を狂わす謎の嵐の夢に苦しむ男。母と同じく精神的な病気ではないかと思いながらも彼は周囲の反対を押し切りシェルターをつくろうとするが。。。

     嵐は来るんだ!と確信するというよりは自分は病気だと思うけど不安で不安でしょうがないからシェルターをつくるという感じがとても見応えがある。家族を守りたい故の不安が家族や平穏を遠ざけてしまう。
     ラストの展開は色んな解釈があるだろう。この映画の終わり方として、やっぱり俺は正しかったんだという終わり方も、全ては彼の不安でその不安をを乗り越えるストーリーでしたというのもどっちもしっくり来ない。そのどっちにも落とさない終わり方はとてもよかったと思う。
     あと、この映画はどうしてもキリスト教について考えてしまう。主人公が教会に対して消極的なのはコミュニケーションを取りたくないという意味もあるだろうが、終末を信じているのに安穏と日々を過ごしている周囲の人達と主人公の対比をイメージした。

     見応え、考え応えのある一本。役者達のリアリティも素晴らしい。

  • この手の自然災害サスペンスって、最近はCG勝負みたいな雰囲気があり
    その分ドラマが薄く感じることがあったけれど、今回はドラマがしっかり組み立てられていた。

    見ごたえあります。
    どうなっちゃうの・・・?と思いながら観れました。

  • ある日から悪夢を見て、妄想や強迫観念を強いられる男。
    ほんま精神病ー。
    少しの歪みで、悪夢を見て、ガード作る行動がいちいち怖い。
    それを支える奥さんの演技は素晴らしかった。

    ラストは?予知夢?すごいんちゃう?
    いまいち、よく分からへんけど、すごいんちゃう?

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