プラダを着た悪魔(特別編) [DVD]

監督 : デイビッド・フランケル 
出演 : アン・ハサウェイ  メリル・ストリープ  エミリー・ブラント  スタンリー・トゥッチ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)
4.12
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  • (6)
本棚登録 : 1415
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142899224

感想・レビュー・書評

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  • マイ・インターンを先にみて、この映画あってのあの映画なのかなって思えなくない(๑˃̵ᴗ˂̵)
    メリル・ストリープの弟子から守破離したアンも華やかだけど醜くもめまぐるしく変化する日常に忙殺されず戦い続けるメリルもステキ。
    たとえ辞めなくても自分のなかでしっかりと意識できれば十分かも。
    悪役がいるわけじゃなくて、キャストの誰もがそれぞれいまを精一杯歩いていてとても元気をもらえます。
    メンタリストのジェーンがいつもよりちょい甘キャラでステキだった。

  • ジャーナリストを目指していたアンディがファッション誌「ランウェイ」の伝説の編集長ミランダのアシスタントに。最初は戸惑っていたアンディだったが。

    まあ、仕事ができる人間は、どこへ行っても何をやってもできるということ。しかし、こういう映画はホント、ハリウッドは得意だね。テンポがいいし、観てて飽きない。

  • 大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。おしゃれに興味のない彼女が向かった先は、全世界の女性が憧れる一流ファンション誌、ランウェイの編集部。彼女は意外性を買われ、カリスマ編集長、ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントとして働くことに。だがそれが地獄の始まりだった。
    早朝からシニア・アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)に叩き起こされ、ミランダには高度な要求を次々と命令される。
    すぐにミランダから失望の言葉を浴びせかけられたアンディは深く傷つくが、ミランダの右腕を務めるファッション・ディレクターのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)から自分の甘さを指摘されて意識が変わる。
    仕事には気合いが入り、服装もファッショナブルなものを選んで、周囲が驚くほどの大変身を遂げていった。
    ミランダの信頼も徐々に勝ち取っていくが、そんな時、ミランダの自宅で彼女が夫と口論している姿を目撃する失敗を犯す。
    その制裁として、ミランダはまだ発売前の『ハリー・ポッター』シリーズを手に入れろという無茶な命令を下すが、アンディは、以前パーティーで知り合った有名エッセイストのクリスチャン(サイモン・ベイカー)の助けを得て見事難題をクリアー。ますますミランダから気に入られる。
    だが仕事の充実の一方で、私生活は破壊されていった。
    友人たちとは距離ができ、ついには同棲していたシェフの恋人ネイト(エイドリアン・グレニアー)と破局。そんな状態でパリ・コレクションへの出張へと出掛けたアンディは、クリスチャンと一夜の関係を持つ。
    そして彼から、ミランダのライバルであるジャクリーヌをランウェイの新編集長に就任させる陰謀が進められていたことを聞いてしまう。
    だがミランダはそれをすでに知っており、自分の運命を毅然とした態度で受け入れた。
    アンディはランウェイを離れ、ネイトと再会して許しを乞う。
    そして新しい出版社の面接に行くと、ミランダが編集長にアンディを推薦する言葉をファックスしてくれたことを知るのだった。
    ヴォーグ誌の編集長のアシスタントをしていた女性の手記を元にした映画。
    最初はファッションのセンスもゼロで、仕事に対して身が入っていなかったアン・ハサウェイ演じるアンディが、スタンリー・トゥイッチ演じるベテランアシスタント・ナイジェルの手ほどきでファッションセンスも磨かれ、仕事に対して粘り強さを発揮出来るように成長していく展開を、プラダをはじめとするハイクラスなファッションの数々、マドンナなどの音楽、アン・ハサウェイの先輩をコミカルに演じるエミリー・ブラントや伝説の編集長で無茶ぶりしまくるメリル・ストリープの演技も印象的で、ファッション業界の熾烈な裏側も学べる傑作映画です。

  • 報道記者目指して出版社に入社した新入社員が、場違いな、世界的に有名なファッション雑誌編集部に配属され、超ワガママな名物編集長に振り回され、悪戦苦闘しながら、仕事とは?幸せとは?自分らしく生きていくことに気付いていくコメディ。

    アン・ハサウェイきれい!かわいい!
    真面目そうな人柄が感じられ、なおグッド!
    アン演じる、恋に仕事に一生懸命な新入社員アンディをつい応援したくなっちゃいます。

    メリル・ストリープは流石の演技力。安定感!
    専門用語だらけの長セリフを専門家のようにスラスラ話すし、仕事一筋人間の鬼気迫る迫力が出てるし、プライベートで挫折した刹那の寂しげな表情と最後に主人公を見送る目線で、ワガママ鬼編集長の好感度を上げています。

    主人公のアンディは、ファッションとは無縁で地に足のついた報道志望の女の子。
    レストランでバイトする料理人志望の彼氏がいます。
    配属先のファッション雑誌編集部で認められるために、どんどんオシャレになっていきます。
    プラダを着て悪魔に魂を売ったかの如しです。
    仕事柄生活も派手になっていき、軽薄な男も寄ってきます。
    真面目な彼氏とはすれ違う日々。
    やり繰りして彼氏との時間を作ろうとしますが、ワガママ編集長ミランダの秘書となり、プライベートは削られる一方。
    ついに彼氏とは別れてしまいます。
    真面目人間の私としては「アンディ、彼氏の元に戻ってぇ!」と叫びました。

    彼氏との時間は大切だけど、仕事があるのだからどうしようもない、と真面目なアンディは苦悩するのでした。

    しかしそんなアンディに転機が訪れます。
    会社に多大な貢献をした編集長ミランダが親会社からリストラされることになります。
    ミランダは長年尽くした部下の夢を潰すことで保身に成功します。
    ミランダはアンディに言います。
    「あなたは私と同じ種類の人間よ。
    人の気持ちを踏みにじってでも
    自分のやりたいことをやりきるわ。」
    そこでミランダは気付きました。
    "私は違う。そんな人間になりたくはない。"

    仕事のせいにして彼氏と別れてしまったけど、
    仕事を選んだのは実は自分の選択だったのです。
    自分にとって本当に大事なことは、心通じる人を大切にして共に歩む人生なのだと気付きました。

    「私は仕事が大事!私は仕事が大事!」と暗示をかけて仕事に生きるエミリーのような同僚もいますが、それぞれの生き方ですかね。

    ところで同僚エミリー役を演じたエミリー・ブラントですが、彼女が主演した映画7本の内、以下の4本を観ていたことに気付きました。
    売れっ子なのですね。
    大ヒットはしていませんが、どれも記憶に残る作品です。
    彼女は、演者は出過ぎず作品の世界観を立てる!的なプロフェッショナルなのでしょうかねぇ...。
    『砂漠でサーモン・フィッシング』
    『ガール・オン・ザ・トレイン』
    『クワイエット・プレイス』
    『メリー・ポピンズ リターンズ』

  • 恋慕っていた先輩の大好きな映画の1つでした。

    元はローレン・ワイズバーガーが描いた作品が映画化されたもののようです。この話は本当に、衣装が素敵!あと見所はメリル・ストリープとアン・ハサウェイの演技です。働く女って、素敵。疲れたときに見ると元気をもらえます。

  • 先日の金曜ロードshow!を録画して、久々にみました。
    やっぱアン、かわいいよ!なんで、ヨーロッパとかアメリカで嫌われてるのか、さっぱりわかんない。
    優等生すぎるから、とかいうけど、他の女優がハチャメチャすぎるのよ…あんなん友達だったら、絶対ついていけないだろ。
    アンなら、友達でも全然いけるとおもうが。まぁ、日本人真面目だからね。
    もちろん、メリル・ストリープはほんと素敵。安定の美しさ!そして、徹底したキャリアウーマン、氷の女王を演じ切ってますね。清々しいほどに。
    時折アンに見せた、内面の脆さ、そして最後に見せた、公平な判断に思わず感激すること間違いなし!
    ファッション大好きな女の子なら、ほんと楽しめる映画だと思います。

  • ちょっと前に観た「マイ インターン」がとっても素敵な映画だったから。

    アン・ハサウェイがとっても魅力的な女優さんだと分かったから。

    前半は、分かりやすいサクセスストーリー。
    仕事と恋と自分の夢とに悩むヒロインの葛藤が、物語の山場なのかな。敏腕編集者(?)とのワンナイト・ラブの誘いに踏みとどまれなかったことだけは残念だが…、自分の本心に気づき、一歩踏み出したラストには十二分に好感がもてた。

    公開から6
    年も経っているのに、未だどこのレンタルショップを覗いてもベスト3前後に平置きされていることに納得な良作♪

    ★4つ、9ポイント半。
    2018.11.25.レ。

    離婚の危機に憔悴する場面でのメリル・ストリープの演技・・・・圧巻。

  • 映画自体は大好きなのですが、主人公の彼氏と友人がどうしても好きになれません。
    映画内で主人公の上司が言ったように彼女も「仕事をしているだけ」なのに
    なぜもうこいつは友達じゃない、という態度をとられなければならないのでしょうか?
    服装も仕事に合わせた服装をするのは当然のことじゃないのでしょうか?

  • アメリカ映画のサクセスストーリーは、苦労して掴んだ大きな幸せを手放してようやく見つかる小さな幸せ、という青い鳥理論に基づいてプロットが書かれてあるのです、と、何も知らないくせにしたり顔で私は言った。

    たとえば、失ってはじめてエアコンの偉大さに気づくように。

    季節は夏、私はこれ以上脱げるものがない格好をしてこの映画を観終えました。
    プラダを着たいとは思いません。ただ、それと等価かあるいは低価で買えるエアコンがほしい。

  • 見終わった後の爽快感がハンパない作品。

    アンドレアの生き方や選択が、同じ女性として本当に清々しいなと思った。仕事と私生活の両立は大変。でもどちらも大切にする方法はきっとあるんだって、最後まで見て思えた。

    それに、「自分が努力しているかどうかは自分が決めるのでなく周りが決めることだ」ってことを、映画序盤のアンドレアとナイジェルのやりとりを見て感じた。アンドレアの成長というか挑戦は、まさにここから始まったと思う。


    そして何より始まりのKT TunstallのSuddenly I See♪ 軽快なリズム、KTのクールでかわいい声。まさにこの曲が映画の爽快感を表してくれているように感じる。


    心折れそうなとき、はたまたおしゃれな気分になりたいときに見たい、素敵な1本だと思う。

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