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- / ISBN・EAN: 4988111243171
感想・レビュー・書評
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「生存確率 1/24」
巨大独裁国家パネム。
最先端都市キャピトルと12の隷属地区で構成されるこの国では、国民を完全服従させるための見せしめ的イベントとして、毎年1回、ハンガー・ゲームが開催されていた。その内容は、パネムの全12地区それぞれの12~18歳の若者の中から、男女1人ずつの合計24人をプレイヤーとして選出し、最後の1人になるまで戦わせるサバイバル・コンテスト。一部始終が全国に生中継され、パネムの全国民に課せられた義務で、キャピトルの裕福なエリート層にとっては極上の娯楽コンテンツだった。
第74回ハンガー・ゲームが開催されることとなり、プレイヤー抽選会が開催された第12地区。カットニス・エバディーン(ジェニファー・ローレンス)は、不運にもプレイヤーに選ばれた12歳の妹プリムローズ(ウィロー・シールズ)に代わってゲーム参加を自ら志願する。男子のプレイヤーに選ばれたのは、同級生ピータ・メラーク(ジョシュ・ハッチャーソン)だった。
キャピトルに到着すると、専属スタイリストのシナ(レニー・クラヴィッツ)と対面。ゲームを有利に進めるには、見栄えを良くして積極的にアピールし、スポンサーを獲得する必要があるのだ。続いてカットニスたちは、教育係ヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)の指導の下、厳しいトレーニングに打ち込む。そこでサバイバル術や武器の使い方を学びつつ、お互いの力量を探り合う24人。
優勝候補は第2地区代表で冷酷非情なケイトー(アレクサンダー・ルドウィグ)。彼は、幼いころからハンガー・ゲームに勝つための特殊訓練を受けてきたプロフェッショナルだった。
いよいよ訪れる開戦の日。24人は、カウントダウン終了と同時に、鬱蒼とした森に囲まれた草原のスタート地点から全力で駆け出す。
家族のため、自分の未来を切り開くため、狩りで鍛えた弓矢の腕前を生かして戦うカットニスは、やがて想像を絶するクライマックスに身を投じてゆく……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バトルロワイヤルのような設定だが、残る印象はひどく美しい。静かな音楽、森の濃密な風景、そして臨場感のあるカメラワーク。何の予備知識もなくたまたま目にしたが、引き込まれた。ゲームが始まる前までのクオリティがそのまま続いていたら、とんでもない傑作になっていたに違いない。主演の女性も魅力的だったが、もしかしたらこれは単に好みの問題かもしれない(笑)。ただ、ゲームが始まって以降の流れが物足りなく感じた。設定が設定だけに緊迫感は必要なのだろうが、そこまでの流れを汲んで、ゲームの進行よりももっと情緒的な美しさを追究してももよかったのかな、と思う。また、生き残るための手段として彼女が選んだ方法をもっと観客にわかりやすくするべきかなとも思う。ゲームの主催者がゲームに関与しすぎ。他地区の選抜者に背景がなさすぎ。全体としての社会状況が不明すぎ。最初はものすごく重厚な映画に思えたが、終わってみれば普通の娯楽映画としか感じられなかった。まあ、いろいろ欠点はあるが、映像と音楽はとても魅力的なので満足です。
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戦いに行くまでがしっかり描かれていて、メインは戦いというよりも、なんだろう。テーマの割に痛いシーンが少なくて助かった。
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バトルロワイアル的だとは聞いていたが、バトルロワイアルのがまだ筋が通ってた。これ、特に後半部分はめちゃくちゃ。やりたい放題やん。ルール変更したりまたルール変更取り消ししたり、戻したり笑。うーん。これが全米大ヒット作なのね。解せない
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あり得ない設定で、不自然な展開で、どこに感情移入するの?って感じなのに、意外に入り込めた。
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ストーリー
独裁国家パネム。この国の権利者は、支配する12の地区から若い男女ひとりずつを選出し、<ハンガーゲーム>というイベントを実施していた。全国のテレビ中継されるその競技は、24人のプレイヤーが闘技場に投げ出され、最後のひとりになるまで戦う究極のサバイバル・ゲーム。幼い妹の代わりとして第12地区の代表に自ら志願したカットニスは、同郷のピータとともに人生のすべてを懸けた戦いに身を投じていく・・・。 -
141119 70点