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- / ISBN・EAN: 4907953042650
感想・レビュー・書評
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有名な「鉄の女」マーガレット・サッチャーの最晩年を描きながら、その対比として往年のサッチャーの回顧録を織り交て彼女の人生を描いた作品で、強きグレートブリテンの女性首相という世間のイメージとは違った方面から彼女にスポットライトを当てる映画でした。
あの時代までは確かに、強いリーダーがよりよい社会を作るために現在世代に負担を強いても悪評に負けずに政治をしていた、という印象ですね。光が強い分、影の部分も色濃く出てしまいますが、国のリーダー像にはそういう先を見据えて、当面のリスクを許容するという強い信念と判断は必要だと思います。
IRAとの戦いだけではなく、フォークランド紛争にも踏み込んでいたのは個人的には良かったですね。その時のサッチャーの苦悩は如何ほどだったか。
晩年に認知症に苦しんでいたとは知らなかったので、やはりこういう自伝的な作品はあるべきなんだろうなと思います。 -
画が綺麗で面白かったです。ただ、晩年、夫の幻影と暮らすサッチャーが自分のキャリアをたびたび回想する形で進んでいく形式は目まぐるしくて、純粋にサッチャーの業績を知りたかった者としては分かりにくかったです。
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まずまず。
亡くなられたご主人の幻影と共に展開して行く。フォークランド諸島戦争の時、まさに鉄の女。晩年は、おばあさんだったのか。 -
現在と過去が行き来する映像だが混乱はしない。
丁寧に作られた良作。
メリル・ストリープて感じさせないほどの演技とメイクが素晴らしい。 -
鉄の女と呼ばれた元英国首相 マーガレット・サッチャーのドキュメンタリー風映画DVD
あまり意味が解らなかったけれど
晩年は孤独だったということか -
政治のことは全く分からないけど、あぁめっちゃ女性だなーと思ったw
ほんと男ってアホだよねwww
これぐらい未来のこと考えてガンガン突き進んでいくのも大事だな。 -
政治家として飛躍すると同時に、家庭がうまくいかなくなるのがさみしかった。
サッチャーが引退した頃にはデニスは他界して、子供も自立していて…
若い頃のデニスがストライクゾーンど真ん中すぎて、ストーリーがすんなり入ってこなかったことは否めない。 -
サッチャーがどのような功績を残し、どのような人生を歩んできたのか。特に政治家としての彼女について、ある程度知識がないと価値が半減してしまう内容のような気がする。
そして、私は彼女について無知だったために、消化不良に終わった感じだ。
彼女が「鉄の女」と言われていることは周知のことであるが、その強靭な精神は女であるところから来ているようにも感じた。1960年代当時は、今以上に女性の社会進出が困難な時代であり、女性だということで差別を受けてきたのだろう。その様な時代だったからこそ、彼女は人一倍強くあろうとしたのではないだろうか。
それにしても、彼女が英国初の女性首相になったのが1979年。日本の現在の女性政治家のポストを見るといかに日本が遅れているかが分かる。
抜けたまつ毛を娘が手に取って、願い事を言うシーンがよかった。鉄の女と半ば揶揄されていた彼女の素朴な一面が上手に表現されていた。