突入せよ! 「あさま山荘」事件 Blu-ray スペシャル・エディション

監督 : 原田眞人 
出演 : 役所広司  宇崎竜童  天海祐希  伊武雅刀  藤田まこと 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390726567

感想・レビュー・書評

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  • 立て篭もり犯たちの要求なき不気味な沈黙に右往左往する警察。そして警察組織の縦割りによる軋轢と、メンツによる意地の張り合い。

    異常事態に柔軟に対応できない脆さが赤裸々に描かれる。

    観ていてイライラするシーンも多いが、人間臭さも存分に描かれており大変面白かった。

    BGMがとてもよかった。

  •  山荘ベース事件からの流れや、当時の赤軍による過激思想を通り越した単なる快楽にも等しいテロ行為を知らない世代が観た場合、この映画はかなり不親切な出来で、何故公開当時話題になったかさえ理解できないのではないだろうか。
     かく言う私も平成生まれの「理解できない世代」ど真ん中であるため、学生紛争を経験した世代の話を聞いていた予備知識がなければ、見事に2時間ずっと置いてけぼりにされていただろう。
     だからこそ、多少でも犯人グループについて前半に描かれていれば、どの世代にも伝わる映画になったのではないかと思う。
     この映画は題材が題材であるだけに、ターゲットとして現在の世代は完全に排除され、特定の世代に限定しているところに、悲しさとやるせなさを感じる。どうやら内輪だけで楽しみ、後世に残すつもりはないようだ。

  • 古い車やどこでも喫煙してる様がが歴史を感じさせる。
    みんな若いのに、天海祐希だけ今と変わらないでキレイ…すごい…
    完璧に警察の内部でどういう経緯があり突入・逮捕まで至ったのかという話。容疑者たちの視点はなし。長野県警と本庁、本庁でも現場と東京で温度感が違う。温度感だけでなく政治や世間体が常に絡み事態収束に時間がかかる。何も警察に限った話じゃないけど、日本でありがちな話だなぁ

  • 40年以上も前の浅間山荘事件を警察側から描いている。県警と本庁の摩擦、指揮系統の混乱など丁寧な内容になっている。雪や寒さとの闘い、犯人から、ひっきりなしに撃ち込まれる銃弾など、極限状態の中、任務を遂行する警察・機動隊に、平和な今からは想像もつかない時代だったんだと痛感した。

  • 【ストーリー】
    あさま山荘事件を現場指揮官から描いた。あさま山荘に立て篭もる過激派と警察の攻防。制約の中で懸命に人質救出に命を懸ける警官たち。
    【感想】
    よかった。突入シーンは引き込まれ息をするのを忘れた。
    ただ、きっと原作があるのか登場人物が多過ぎ、キャラクターの見せ場が少なく、豪華な俳優陣がみんな友情出演みたくなっていた。

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