Borderlands 2 (ボーダーランズ2) 【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

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感想・レビュー・書評

[中村佑介さんの感想 · 2013年8月16日]

ここ10年で一番凄い、というか総決算的なゲーム。ジャンルでいうとRPG要素のある１人称シューティングで、世界観的にも『フォールアウト３』が近いが、あちらよりコミカルでシンプルでアクション要素が強い。前作に比べてもボリューム、バランス、遊びやすさ、吹き替えのクオリティなどなど、すべてがパワーアップしており、映画でいうと「ターミネーター２」のように、その後に「１」を見ると十分面白いゲームだったはずなのに、物足りなさを感じるだろう。またDLCも、アイデア、リリースペース、ボリュームと申し分なくプレイヤーへの配慮が感じられ、好印象だ。海外性のゲームはどちらかと言うと残酷さやリアルさや画質ばかりが注目されるが、「平面的なキャラクターでもおもしろいでしょ？」といわんばかりの魅力的なキャラクターとアニメーション、そして演出。映画『シュガーラッシュ』にも言えることだが、なぜこれが日本のゲームメーカーが作れなかったのかと、プレイしていて悔しくなる程である。