SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [Blu-ray]

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監督 : スティーヴ・マックイーン 
出演 : マイケル・ファスベンダー  キャリー・マリガン  ジェームズ・バッジ・デール  ルーシー・ウォルターズ  ニコール・ビヘイリー 
  • Happinet(SB)(D) (2012年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953042681

SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • 周囲に心を閉ざすセックス依存症の兄ブランドンと、愛に飢えて誰彼かまわず依存するリストカッターの妹シシーの2人を巡る話。

    センセーショナルなプロットですが、実際の中身は非常に深く、真正面から人間の不器用さ、歪つさを描いた素晴らしい作品でした。
    主人公がこんな設定なので当然R18指定で、そういうシーンも沢山出てきますが、観ていても嫌らしさは無く(そしてセクシーさもほぼ皆無…)、むしろ虚しさが募ります。
    ブランドン自身、セックスはあくまでもその場の別の感情を紛らわす手段でしかないことは明らかです。行為に意味(相手に対する何らかの気持ち)が伴ってしまうと彼は行為ができなくなってしまいますし、肉親である妹が自分の上司とベッドインすると、途端に平常心を失ってしまいます。
    そして、ブランドンとは対照的に、シシーはすぐに恋をしては相手に依存をします。ブランドンとシシーはまさに陰と陽の関係であり、やっていることは正反対でも、人間関係・性的関係を巧く構築できないという点では全く同じです。彼らの不器用さに痛々しさを感じるばかりです。

    印象的なのが長回しの多さ。これでもかという程にカメラで登場人物を追い回すことで、登場人物だけでなく、観客も追い詰められた気分になります。

    なおこの作品は、最後まではっきりとした「原因」や「答え」は示されず、解釈は全て観客に投げ出されています(その余韻がまた良い)。
    とはいえ、シシーの最後の言葉や、2人がアイルランドから移住してきたことなどを考えると、2人の間に近親相姦的な感情があることに加えて、幼少時に性的虐待を受けていたことはなんとなく推察されます。

    長くなってしまいましたが、最後に、主演のマイケル・ファスベンダーとキャリー・マリガンの演技が凄まじく良かったです。特にファスベンダーは、空ろな表情も下卑た目つきも純真な眼差しも全て演じ切ってて本当に素晴らしかった。

  • 殆どの人には共感されないと思うが、葛藤する人の内面を言葉少なく表現しており、すごい作品。

  • マイケル・ファスベンダーの演技が良かった。目つきや表情ひとつから、彼の苦悩や切なさが如実に伝わってくる。が、しかし、セックスの無機質感や強い固執がみてとれて、序盤からなんだか気持ち悪いというか不快感を感じた。何度か観るのをやめようと思ったくらい…
    多くを語らず釈然としない作品は嫌いではないが、ブライドンとシシーの関係性についての描写がもう少しあった方がいいような?

    でも本当にちょっと気持ち悪くなった。
    ちなみに、自分自身がセックス依存症なんじゃないかと思い悩んで観ようと思った作品。結果、セックス依存性ではなかったという結論に至る。満たされようと思ってセックスしても、本当に虚しいんだよね。
    これは秘密。

  • 全く満たされないセックスを
    し続けるしかないブランドンの苦しさが痛い。
    健全な恋愛観をもつ同僚とのときには勃起せず
    感情を持たなくていい売春婦や行きずりの女と
    しかうまくできない。
    突然やってきた妹も他人に依存しないでは生きられない
    性格で、この兄妹にはいったい何が?とおもわずには
    いられない。
    ブランドンは妹を犯したいのにできないから
    満たされない思いをどうにか晴らそうとしてるんじゃないかと思ってしまった。

  • んー、全然駄目なやつだった。

  • UC豊洲で鑑賞。

    全然乗れない作品だった。
    とにかく全員に感情移入できないし、何でセックス依存や自傷行為
    に走ったりするのかが分からない。しかもキャリーマリガンが無駄に
    脱いでいるし。

    この映画を観て凄いと思う人がいるのは否定しないし、そういう感性
    があってもいいと思うが、自分は全く乗れなかった。

  • この映画は人間の奥深いところに潜んでいる真実を探るには避けられないテーマ、「セックス依存性の男」の苦悩を神秘的に描き、惹き付けられた。
    一見大都市ニューヨークで仕事も順調で立派な高層マンションに住み成功者のようだが、彼には裏の顔があった。
    他者と健康的な関係を築きたいけれど一時的な関係でしか生きていけない。
    一時的な快楽に溺れその度に自己嫌悪に陥り、虚しさを埋めるためのセックス中毒から抜け出せない苦悩がマイケル・ファスベンダーの演技力からよく伝わる。
    兄と親密になろうとしている妹の突然の居候によって彼の神経は衰弱しますます歪んでいく。
    クラブ歌手の妹キャリー・マリガンが歌うニューヨークニューヨークを聴いて涙を流した彼が印象的。
    彼は身を滅ぼしそうな自分を変えたいと願っているのかもしれない。
    カメラワークもとても美しい。
    最近見た洋画では最も記憶に残りそうでわたしはとても好きな映画だ。
    マイケル・ファスベンダーとキャリー・マリガンは素晴らしい役者で大注目。
    特にキャリー・マリガンは作品ごとに違う顔を持ち幅広い演技力のある大好きな女優。
    マックィーン監督の第一作「Hunger」のDVD化を期待したい。

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