少年と自転車 [DVD]

  • 334人登録
  • 3.51評価
    • (21)
    • (55)
    • (65)
    • (12)
    • (3)
  • 58レビュー
監督 : ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 
出演 : セシル・ドゥ・フランス  トマ・ドレ  ジェレミー・レニエ  ファブリツィオ・ロンジョーネ  オリヴィエ・グルメ 
  • ¥ 7,989 (参考価格 ¥ 5,076)
  • 角川書店 (2012年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111242457

少年と自転車 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 良かった。
    「許す」ということが沢山つまった作品。
    頑なでナイーブな少年が周りに振り回され、そこで生まれる感情を描いてる。
    でも捉え方は観る人に投げてる感じ。

  • 自転車は売った 週末だけの里親 ボンジュール メルシー ホームにいた方がいい 自分で言ったら 美容院 親切だよ 尊敬する 此処は空き部屋だ 携帯電話を買って貰った 和解 バーベキュー用の木炭 赤いジャージ あの子と俺とどっちを選ぶんだ?あの子よ 顔を見られたか?多分 豚箱にブチ込む気か⁉︎ 木から落ちる

  • 育児放棄と少年犯罪をテーマに、少年の心を素直に描いている。
    自分の力で前に進む自転車。

  • もう淡々と映像になっていて、映画の終わり方も「コレで終わりか」っていうフランス映画らしい終わり方で。

    シリルは基本的にずっと赤いTシャツやジャージと着ていて、サマンサはデニムの青。
    弁護士とあった時はシリルも青、サマンサも青。
    その後二人で自転車に乗っているときはシリルは赤、サマンサは青より赤に近づいた濃い紫色。
    意味があったんだろうな、これ。

    シリルはクソガキだけど本能的な(?)頭がいいクソガキっていうか、いい意味のクソガキだと思った。表情に振り幅がない分、憎たらしさに拍車が掛かったように見えるけど、どうすれば良いか考えてる。里親になってほしい、連絡先を自分で探す、金を用意する、謝る、サマンサと暮らす、色んな分岐点を選んでた。
    用意周到に計算して選ぶ、というより子供なりの直感や態度がはえる良い映画だったなあ。

    主人公シリル役のトマ・ドレ(Thomas Doret)は順調にイケメンに育っている。

  • フランス映画らしく(ベルギー、イタリアも制作に関わっているそう)一定のペースで話が進んでいき、最後の終わり方も観ている側からするとすっきりしない終わり方。このような映画の終わり方が嫌いな人ももちろんいるだろうけど、私はまさに《日常》を映しているなぁと思う。《日常》というのは一定のペースで流れていき、ハリウッド映画のような綺麗な終わり方なんてしない。《日常》の中には綺麗事ばかりではなく、理不尽なこと、すっきりしないことだらけだ。むしろ後者の方が多い。だからフランス映画は《日常》を映すものだとフランス滞在中感じた。人間臭く生きている誰かの《日常》だから、一定の人々は『退屈だ』と感じるのだと思う。

  • 少年の葛藤がものすごくうまく描けてる。子憎たらしいんだわ、初っ端から。噛みつくことで自分を精一杯守り、奮闘して、うまくいかなくて。もどかしいね。父親に棄てられ、自転車も売られ、身寄りがない中一生懸命で。さみしいね。里親のサマンサが良かった。無償の愛。血は繋がってなくても出会えたことが素晴らしいし、それを理解して成長していく少年の姿がいい。

  • 父親を想う少年に涙。

  • 誰からも受け入れられず、孤独な少年が色々な人と触れ合い、ぶつかりあったり間違いを犯しながら、成長していく?物語です。
    何と言っても終わり方がとても印象的で、思わず「えっ!?!?!?」と声を出してしまいました。
    物足りないというかすっきりと終わらない感じで、ここで終わりかよ!!!!!と思っていたのですが、後で調べてみるとフランス映画では割とありがちな終わり方だそうで…私のようにフランス映画にあまり触れていない人からすると!??となるエンディングだと思います。

    淡々としているようで見ていて飽きない、少年の行く末が気になるストーリーでした。
    他のフランス映画も見てみたいな、と思いました。

  • 2011年
    ジャン=ピエール・ダルデンヌ
    リュック・ダルデンヌ

    あらすじチェックをせず前情報一切無く見たのが個人的に良かった一本

    「この電話番号はやっぱり使われてないだろ? お父さんは引っ越したんだ ここにはもう居ないんだよ」
    「番号を押し間違えたのかもしれない」
    「じゃあもう一度かけてごらん 今度同じだったら切るんだよ」

    少年がどこかに電話をかけるところから物語は唐突に始まる
    少年は何者なのかお父さんはどこにいったのか?お母さんは?といった疑問は作中では殆ど説明されませんが、割と早い段階で「お父さんに置いてかれた男の子」と言う事がわかります。事実上天涯孤独

    主人公の少年シリルは正直かなり反抗的で見ているだけでも「うわぁ大変そう…」と言う気持ちになります
    反面親に捨てられたと言う現実、様々な周囲の言葉や状況に対してめいいっぱい反抗する姿には少なからずの「共感」もしてしまう
    内面などが語られないし説明も少ないので想像力をとても刺激される

    加えて登場人物の服の色は多分意図的に配置されていて、これも面白い
    デザインは違えど主人公シリルの服は殆どが燃える様に真っ赤な赤色、それが変わるシーンが一つあるのでヴィジュアル的な部分をもう一度見直したいなとも思う

    シリルとサマンサとのやりとりは語りすぎず多すぎず丁度良い だから色々あるけど最後の2人の会話と笑顔になんだかとてもほっとする(…の後にもう一悶着あるとは思わなかったけれど)

  • サマンサのような人間になりたいなって最近すごく思うようになった。

  • ~☆~ 親に捨てられた少年の揺れ方~☆~

    誰がこの12歳の少年を責めることができるもんか、

    少年は親に捨てられ児童養護施設に入れらている。

    いつか迎えに来てくれる、きっと迎えに来てくれると夢見る。
    だが、少年の願いは届かず、少年は父親を探しだすことに
    やっと会えた父親の感心を引く為に強盗した金を差し出すが、
    関わりたくないと拒否される。

    産みの親より親身な他人というお話です。

    しかし、ラストにこの少年に当然の報いが襲いかかります。
    この少年が報われないままの悲劇となるのかと思ったが、
    想像以上にこの少年は強い子になっていた。

    希望あり

  • 期待してたような作品ではなく、予告のほうが見やすかったかな。サマンサはなぜシリルをそう愛せるのだろう。

  • LE GAMIN AU VELO
    2011年 ベルギー+フランス+イタリア
    監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ
    出演:セシル・ドゥ・フランス/トマ・ドレ/ジェレミー・レニエ

    主人公は12歳の少年シリル。見た目は北欧っぽい淡い金髪色白の可愛い少年ですが、どうにもこのシリルくん、言動がパンキッシュというか、一途すぎて、きかん気もここまでいくと一種狂気めいていてちょっと怖い。父親に捨てられて施設に入れられているんですが、それでも彼は父親を愛していて、施設を脱走しては父親を探しにでかけ、もう住んでいないといわれてもかつての部屋に侵入しようとし、止めようとした先生に噛み付いたり、とにかく凶暴。後半登場する年上の不良少年がシリルに「闘犬」とあだ名をつけるのも納得の狂犬っぷり。

    そんな彼にも週末だけ里親になってくれる親切な女性サマンサが現れるんですが、父親に対しての異常なまでの執着は消えず(でも当の父親はほとんど罪悪感すら感じておらず、迷惑がっている。『イゴール~』で父親から自立する少年を演じていたジェレミー・レニエが、このろくでなしの父親役ってのもいい・笑)、大人には噛み付きまくるシリルが兄貴風を吹かせる不良少年にはアッサリ騙されてしまう。ああバカだなあって思うんだけれど、だからこそサマンサに、なんとかして彼を救ってあげてほしいって祈ってしまいます。

    このサマンサは、ほんとに潔くて強くて、恋人に「その子供と俺とどっちが大事なんだ」って二択迫られても「この子よ」って即答できる女性。彼女が何故そこまでの母性を発揮するのかは説明されないけど、そこはさほど違和感はなかったかな。ラストは一応ハッピーエンドだと思うんだけど、わーって手放しで感動できる感じじゃないので、さほどすっきりはしないんだけど、この監督のわりにはまあまあハッピーな終わり方だったかも。
    (2012.09.25)

  • 彼は愛して欲しい人に愛してもらえない。
    彼は過ちを犯す、愛してくれる人を傷つける。
    そして人を傷つけ、恨みを買う。
    復讐をされる。
    それでもそれを受け入れる。
    彼は、愛してくれる人がいて、守りたいものができたから。

  • 素晴らしい映画だった。
    観終わった後BGMも効果音もほとんどなかった(と思う)事に気がついた。
    字幕で観たが仏語の美しい発音はいつ聴いても心地良い。
    ラストは唐突に思えたが余韻の残る、いい映画だと思った。観る者の思考に広さと深さを与えてくれる。

  • 原題: LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE
    監督: ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、リュック・ダルデンヌ
    出演: セシル・ド・フランス 、トマ・ドレ 、ジェレミー・レニエ

    車中で自分を傷つける描写と、暗がりの中自転車をこぎ続ける姿が印象的。内側がばらばらになっている姿が悲しくかった。
    サマンサとの会話で笑顔がでた瞬間、幸せを感じた。

  • 自転車を懸命に漕ぐ赤シャツにデニムを履いた少年。
    彼の健気な頑なさがじわじわとしみてきました。


    今の自分はサマンサとシリルの両方の立場ほどよく離れているので、客観的に見てましたね。

    悪いことは連鎖する割に良いことはそんなに起きない。
    でも、誰か一人でも愛してくれる人に気付けたなら世界は変わって行くのかもしれないなと感じました。
    実話をもとにしている分リアルさがあって良かったです。

  •  

    両親に捨てられてしまった少年とある女性の出会いにより、様々な出来事がある中で少年は大きく成長してゆく作品でした。すごく良かったです。
    少年シリルは親からの愛情を受けず、毎日施設の職員を困らすやんちゃでどうしようもない悪ガキでした(笑)
    でも、とある女性サマンサと出会い、週末だけだけど里親になってもらった結果、彼自身すごく成長したと思います。

    サマンサは本当赤の他人の子どもをわが子のように愛情を注ぎ、叱り、彼を守りました。
    おつかいなどの手伝いをさせたり、付き合ってはならない友人を注意したり。本当お母さんのようでした。
    普通の子どもなら当たり前である親の存在。だけど、シリルにとっては親という存在が新鮮で、どこかぎこちない感じしていましたが、終盤のシリルとサマンサの姿は親子そのものでしたね。

    結果的には父親とはほとんど会えませんでしたが、最初シリルは父親に会いたい会いたいと言っていました。
    やはりシリルも人の子。親に会って思う存分甘えたいのに、会っても甘えられない。施設では暴れていたのに、父親と会ったときはすんなり言うこと聞いていました。
    とにかくあの父親がダメですね本当。同監督の「ある子供」でどうしようもない旦那役を演じていたジェレミー・レニエが父親でしたが、今回もダメ父親をしっかり演じていました!笑
    あれが子どもに言う言葉か。二度と来るなとか、重荷とか。お前の相手が産んだんだから、責任持てよと言いたいですね。

    長々と書いてしまいましたが、最後の石を当てられて木から落ち、一時は動かなくなったシリルですが、その後起きて救急車呼ぶか?と言われても大丈夫。と言ってその場を立ち去るシリルを見て、成長したな!!と感動しました。女性なら母性本能でシリルに一喜一憂するでしょう。

    ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の作品は良いです。これからもどんどん見ていきたいです。

     

  • ハッピーエンドで満足!

  • フランスで暮らす一人のこだわりが強くてまっすぐな少年を主人公した映画。完全なエンターテイメントではないけれどテンポよくテーマにじっくりと迫ってくる、私の好きな映画だった。

    主人公を支える通りすがりの美容師の女性がいい。

    親がこどもを育てられない。
    ADHDの少年への教育。
     
    ベルギーの監督は日本で起きた事件を参考にこの映画を作ったみたいだけれど…。

  • 2013/10/21

    日本における育児放棄から発想を得たというフランス映画。

    言葉によるやり取りだけでなく、少年の振る舞いや表情、行動から、その気持ちが痛いほど伝わってくる。

    This is the French movie which the director borrowed the idea from the fact that there are many kids in Japan who are neglected by their parents.

    I felt with how the boy feels in this movie, by not only listening to his words but also watching his behavior and expression.

    The inadequacy of his father neglected the boy for economic reasons.
    But the problem is that he seems he does not have love for his own child.

    The boy gets a kind woman as his parent in low, only on the weekend.
    She decided to adopt him when he pled her because she maybe felt with him deeply when he clung to her body strongly in the clinic.

  • 木から落とされ気を失う少年。
    ルールを無視して一方的に手を出したのに息子をかばう父親。
    死にかけて濡れ衣まで着せられそうになる少年と、親子が対照的だった。
    そして何も言わずに木炭を担ぎ、自転車に乗ってサマンサの元に返っていく少年。
    自分を絶対に守ってくれるのはだれか、良くわかってる、良くわかったんだろうな。
    彼は不運だったけど、血がつながっていれば全て繋がる訳じゃない。
    何のつながりもなくても心配して、愛して、目をかけて、守ってくれる人間が必要で大きな存在なのかも。


    追記
    監督のダルデンヌ兄弟が、2003年に日本で開催された少年犯罪のシンポジウムで耳にした育児放棄の実話から着想を得た作品。

  • 期待してたような内容ではなかったけど、悪に染まりそうな環境がすべて揃ってしまった危機感にハラハラ。理解ある大人の存在って子どもに重要な影響をもたらすね。個であるのと同時に教育者っていうのは簡単なことじゃないね。

  • とっても良かった。
    静かに淡々と、少年の孤独や愛情を欲する姿が描かれていた。
    少年の演技が上手い!引き込まれた。
    切なくて、哀しかった。
    息子を産んで1ヶ月も経たないうちに観たので、余計に切なかったです。

全58件中 1 - 25件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

少年と自転車 [DVD]を本棚に「観たい」で登録しているひと

少年と自転車 [DVD]を本棚に「いま見ている」で登録しているひと

少年と自転車 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ツイートする