白華の檻 ~緋色の欠片4~ (通常版) - PSP

  • アイディアファクトリー
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4995857092420

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ4作目ですが、舞台はシリーズ1作目の千年前という設定。
    1作目『緋色の欠片』のストーリーや設定を踏まえてプレイすると、今作に登場するキャラ達との関わりが見えてきて面白いかと。
    シリアスな内容ですが、お話はしっかりしています。

  • 胡土前だけ興味が持てないため未攻略でプレイ終了。
    幻灯火が一番すき。
    秋房√は秋房が流石にバカすぎてな〜〜秋房√やったら智則攻略したくなったけど、あの報われなさが智則なんだなという気もする……
    空疎√で空疎尊が泣いたところがよかった。

    不満なのはノベルゲームモード?でバックログ見たりセーブできなかったことです

  • 【あらすじ】
    玉依姫である主人公は季封村にて、罪の意識に悩まされつつも平穏な日常を送っていた。
    しかしながら、幻灯火との出会いを皮切りに主人公は大きな事件に巻き込まれていく。
    あらゆる生命を喰らいながら世界を破滅へと導く”オニ”が、”剣”を狙って季封村へ進攻していることを知った主人公は、世界を守るため、仲間と共に戦うことを決意する。


    【主人公】
    解放されると世界を破滅させるという”剣”の封印を守る「玉依姫」。

    7歳の頃、玉依姫のしきたりにより犯した罪に、強い罪悪感を抱いている。
    ゆえに、こと”剣”の封印を守ることに関しては融通が利かない。
    礼儀正しく、謙虚さは持ち合わせているものの、本質的には強気で負けず嫌い。
    また、生い立ち故か概ね冷静な判断が下せ、さほど鈍くもなく、雑魚相手であれば戦闘でもそれなりに役に立つ。

    一方で、かなりの聖人君子っぷりをもれなく発揮するので、場にそぐわない発言や行動にイライラしたり、綺麗事の数々にため息が出ちゃうことも。
    立場があり、状況をきちんと把握できている賢い主人公ですので、普通の「戦闘に巻き込まれたか弱い主人公」よりもそういった発言が浮くし鼻につきます。


    【攻略対象】
    それぞれに”罪”を抱える攻略対象たち。
    いずれも腕に覚えがあり、”剣”を守り、オニを倒すべく奮闘します。
    ●幻灯火
    ⇒クールで大人っぽい、と見せかけて天然でボケーっとしているだけ、な可愛いお狐さん。
    とある理由から朝廷の権力者に追われる立場。
    その特異性故に、ただ存在するだけで戦いを呼ぶ”罪”を抱える。
    ●空疎尊
    ⇒ツンデレさん。頭はイイですが、人を騙すような政治的計略は苦手そうです。乗せられやすくて素直なので(笑)
    不遜で横柄な態度を取るけれど、優しく、主人公のことを見守り、管理する婚約者様。
    物凄い旦那力。
    ●胡土前
    ⇒武等派で脳筋だけど、落ち着いていて大人な思考回路を持っており、冷静な判断が下せる人。
    凄く男前で、障害に真っ向から向かい、邪魔立てするものは全て薙ぎ払うような強さを持っている。
    なお、囲碁など頭を使うゲームは滅法弱い。そして負けず嫌いなので負けそうになると碁盤を吹っ飛ばす。
    子供か。
    ●秋房
    ⇒素直でまっすぐ、とにかく主人公至上主義な従者。脳筋その2。
    主人公を想う気持ちは人一倍強いけれども、バカ正直で騙されやすく、思い込んだら即行動の猪突猛進型なので想いがから回りすることもしばしば。
    咄嗟に行動し、むしろ主人公に多大なる迷惑をかける展開に。
    ●古嗣
    ⇒朝廷の陰陽師で典薬寮の人間。大納言の息子(義理)で検非違使。・・・ハイスペックだな。
    軟派で雅やかな雰囲気を持っており、攻略対象の中で一番腹の底が読めないお方。
    根っこは素直。尊敬する父と話す時や術の研究を行っているときは可愛い一面を見せてくれる。


    【システム/形式】
    ノベルゲーム。
    章建てになっているけれども、区切りが挿入されないので一体どこで章が移ったのかはわからない。
    共通⇒京/幽世編⇒個別、の順に分岐。
    空疎と胡土前が幽世編、残る3名は現世編のストーリー。

    バッドエンドを迎えると見ることができる”玉依姫指南所”がとてもコメディで笑える。


    【ストーリー】
    <<主軸>>
    「夏空のモノローグ」や「神なる君と」では、個別ルートに分岐しないと話の本質がみえず、ホワホワした状態でストーリーが綴られますが、この作品では早い段階で「何が目的なのか」が提示されるので、明確な目的を持ってストーリーを進めることができ、単調/冗長に感じにくいのは良いところ。
    きっちりと作品に意識を繋いでいてくれます。

    しかしながら、戦闘描写の多さやサブキャラの過去エピソードの挿入などで単調になる部分も多く、テンポが良い作品かというとそういう訳ではないと思ってしまう。
    また、各キャラが決断を下し行動するまでが長く、相当回り道をしている感は否めない。

    <<恋愛要素>>
    どのキャラも序盤から主人公に好意的なので、恋愛過程は薄め。
    いずれも戦闘を繰り返す中での吊り橋効果と主人公の人柄に惚れたのね、と自身を納得させざるを得ない。
    とくに惜しいのは古嗣ルートかな・・・。

    恋愛観は概ねピュア。
    約1名を除き、純粋でクリーンな好意を主人公に向け、絆を確かめ合います。
    予想外なのは、糖度担当が古嗣じゃなくて空疎様なところですかね…。
    空疎様は後半行為を匂わす描写があり、(しかも割と「それどころじゃない」シーンで)ちょっとビックリ。
    また、幻灯火ルートで敵が主人公への辱めを企てるシーンがあるので…、気にする人は要注意(何事もなく終わりますが)。


    【感想】
    おもしろかった!
    戦闘描写の多さや、やたら遠回りな展開にダレるんですけれども、それでも遊ぶ価値のある作品だと思います。
    世界観が密ですし、その世界観がシナリオにしっかり活きていますしね。
    とくに、初代「緋色」好きには是非遊んで欲しい。
    幻灯火ノーマルエンドは初代「緋色」に繋がる展開で、ノーマルエンドながら割と壮絶なバッドエンドとなっています。
    けれども、これを遊ぶと今度また初代が遊びたくなる、というループ現象が生じますw

    BAD ENDを見ると回収される”玉依姫指南所”が面白くて、エンディング回収を積極的にできたのは個人的に高ポイント。
    どちらもネタ満載、キャラ崩壊しまくりで爆笑ものですが、現世編の吉影がお勧めです。
    いちいち笑いのツボを押してくるというか、ツッコミどころが多すぎて…。
    古嗣との親子漫才はとても可愛いですww

  • 簡単に言えば、罪の檻に囚われた人たちの恋の話。無印の主要人物が集まる、ある意味でシリーズの原点になるんだよね。
    ストーリーは良かった。幻灯火のバットエンドが無印の話に繋がるってのが凄く興味深かった。
    スチルたちも綺麗だった。けど古嗣の声がダメだった…私は好きになれなかったな……

  • ただの人間には興味なかったのに2番目にやろうとしたのがまず間違いだった。



    人間組は放置で烏と蛇クリアしました。ので、終了とさせて頂きます。
    空疎尊よかったです。たった一回だけですが、照れたところが可愛かった。

  • Amazonより
    世の終わりを司る【剣】を封印し、
    それを守り続けることを宿命とする、
    1人の少女――玉依姫。

    自らの背負う【罪】に苛まれる日々の中、
    彼女はとあるカミとの邂逅を果たす。
    その者は自身の存在を【罪】だと語る。

    【罪】を背負った者たちの行く末は、いかなるものか。

    白華舞う平安の世を舞台に、
    古の玉依姫の物語が今幕を開ける。


    *****

    久々にすっごい嵌ったゲームだった。

    前作の1~3を知らない人の方が楽しめると思う出来。

    特に「空疎尊」が最高にシナリオがよくて・・・

    クリアしてから何回も何回もそのシーンを観たほど。


    迷っているなら絶対に買いだと思います★

  • 王道が幻灯火でいいのかはわかりませんが、なんだかんだ言って空疎尊が一番いい√だった気がします。
    鴉取家は、結構贔屓されてる気がする…

    ただ婚約者としている空疎の立場を他√はもっと活用してくれたっていいかなって…
    そういった設定があるなら嫉妬イベントがあってもいい気がする。

    あと、個人的に智則√欲しかったです。

    隠しキャラいましたか?
    私見つけられなかったんですが;
    攻略対象は5人だけなんですかね?

    レビューがバラバラで申し訳ないんですが最後に。
    今回endの目録(?)みたいのがありましたが、ちょっと書かれていた内容に首をかしげてしまいました。
    普通endというより、あれは悲恋では?
    寧ろ悲恋endが今までBADendのものでしたが……

    あともう一つ!
    愛キャッチがなくて個別√で結構迷いました!

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