SHERLOCK/シャーロック シーズン2 [DVD]

出演 : ベネディクト・カンバーバッチ  マーティン・フリーマン  ルパート・グレイヴス  ウーナ・スタッブズ 
  • 角川書店
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感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111242778

感想・レビュー・書評

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  • 第2シーズンでありながらクオリティーを落とさぬどころかパワーアップさせた待望のシリーズ。
    原作を全部読んだ訳でもないにわかでも分かってしまう程の有名どころ原作を贅沢にもをシーズン2にしてここまで展開を持ってきちゃっても次シーズンへの繋ぎネタは大丈夫なの?と心配しちゃうほど実に大胆にスリリングに展開をざっくざくもってきちゃうのがたまらない。

    どの話も全部面白かった。それぞれの話にそれぞれのホームズ(いや、シャーロック!笑)の3つの表情を見て取れるのが面白い。
    たった4時間半!と感じてしまう程の濃密さが1つのシーズンに押し込まれた脚本はマニアならではの愛情が滲み出ているように感じました。

    まさかのSM女王のアイリーン・アドラーの印象はすさまじかった。
    シャーロックを見ながらこんないろんな意味での冷や汗をかくとは思わなかった。危険で妖しい回。アイリーンの全裸の初登場もだけど負けずにシャーロックのバッキンガム宮殿でのシーツホロリしちゃうという19世紀のシャーロキアンが見たら顎が外れるような驚きのサービスまであるし(笑)
    事件現場がデート場所ってのがシャーロックらしくて素敵。
    事件現場へ彼が連れてきたのはジョン、そしてアイリーンだけなのだってのがそこで表現されたというのかすごく大好きなシーンです。
    このシーンのカメラアングルもとても美しく印象的でやはり本作は映画として観てもいいと思える作品だと改めて思う。
    シャーロックVSアイリーンと見せかけておきながらも伏線でジョンVSアイリーンでもあったような感じがまた面白かった。
    結局アイリーンは両者に敗退してしまうことになってますが。彼女はまた何らかで出てくるんじゃないかと信じています。
    ところであのパスワードは本作のファンの間で流行しそうですよね。

    パスカヴィルの犬の話。なんとなく今迄の話で一番原作的な雰囲気を感じる回。原作の知名度の割には地味?かもしれない間の回ですが個人的には大好きな回です。
    ロンドンとはまた違った舞台で描いたシャーロックの世界、相変わらず美しく斬新。どの映像作品でも見る事の無かった独特のロンドン以外の自然豊かなイギリス感がたまらない映像美です。また違った異国感ある舞台がミステリアスだ・・・。
    あんな片田舎なのに超近代的な研究所が出てきたりとかそういった世界観がとても魅力的でした。
    あそこに侵入するシーンはすごくどきどきわくわくした!
    恐怖を感じたシャーロックが息継ぎをしないで台詞を言うシーンにはベネディクト・カンバーバッチの俳優としての技術にも圧倒。なかなか出来た芸当じゃないぞあれは。

    素朴な疑問だけどイギリスでは田舎でも割とゲイカップルは普通なのだろうかっていう。そもそもを言うとイギリスでは店員がそこまで私生活に挟むような事を客にわざわざジョーク飛ばすのが普通なのだろうか。「ごめんな、ダブルベットはなくてねぇ」なんてわざわざ言うもんなの?ってのを本作を見てると思う事があるのだけどどうなのでしょうかね。まぁなんでもいいや。

    ライヘンバッハの回。実はラストが強烈過ぎていろいろ記憶が吹っ飛んでしまった回。シーズン2にしてあの展開にはちょいと驚き。
    誰もが思ったはずだと思いますが。今まで意味不明人間だったシャーロックが涙を浮かべ人間的な行動を取り始めた時だったのでその衝撃はいくら展開を知ってるとは言えども驚きを隠せないとでも言えましょう。

    シーズン3が楽しみ過ぎですね。こんな展開投げかけておきながらしばらく待たせるなんて随分酷な話です。笑

    結構前に見たのでまた再見したときに書き直すとは思いますが現時点でのレビュー(というよりただの感想文化してるけど)を留めておこうと思います。

  • 2012年 イギリス

    4話:ベルグレービアの醜聞
    シーズン1のラストでモリアーティとホームズ&ワトソンが対決、あわや、というところで「続く」だったけど、モリアーティ(アンドリュー・スコット)の携帯に着信があったことであっさり延期。そのままモリアーティは去っていく。さて電話の主により、新しい事件が始まる。いよいよアイリーン・アドラー(ララ・パルヴァー)の登場!もちろんベースになっているのは原作の「ボヘミアの醜聞」。このドラマのアイリーンはなんと職業がSMの女王様(笑)王室のさる女性が彼女の顧客で危ない写真を撮らせてしまったことから、マイクロフトがホームズにデータ回収を依頼。しかしアイリーンはすでにモリアーティと繋がっており、さらに別のテロ組織も彼女を狙っていた。

    変人ホームズの人間的な面がクローズアップされたすごく良い回だった。アイリーンに翻弄されることもだけど、ハドソン夫人がテロ組織に人質に取られたときに静かに激怒してるところがとても好きだった。そして実兄とアイリーンとモリアーティによってたかって童貞よばわりされてて不憫すぎた(笑)恋愛に興味のないホームズ、そこを突っ込むのはタブーかと思ってたのに(笑)それにしてもアイリーンの魅力的なことよ!ホームズとの関係性もとてもスリリングで萌え。

    5話:バスカヴィルの犬
    軍の施設で生物兵器を造っているという噂のあるバスカヴィル(地名)で育ったヘンリーは、子供の頃に父親が巨大な犬に食い殺される光景を目撃する。大人になり再びその犬を目撃したヘンリーはホームズに調査を依頼。ホームズはワトソンとともに軍の兵器工場に潜入、そこで動物の遺伝子実験をしていることを知る。さらにヘンリーと共に巨大な犬が目撃された湿地へ出向いたホームズもまたそれを目撃し…。

    原作はもちろん有名な「バスカヴィル家の犬」、そこに短編の「悪魔の足」の毒物による幻覚要素などを足して現代版に。原作の犯人と同じ名前の登場人物がいるので、まさかそのままこのひとが犯人?…と思いきや、そこはしっかり裏切ってくれて良かった。今回は幻覚のせいで恐怖に慄くホームズというレアなものが見れる。そしてワトソンを怒らせてしまったあと一生懸命ご機嫌をとろうとするホームズが可愛い(笑)変人の彼なりにワトソンが大好きなのだなあ。あとレストレードとワトソンが二人してホームズを発達障害…とはっきり言ってしまってたのも驚いた。

    6話:ライヘンバッハ・ヒーロー
    ワトソンのブログのせいですっかり有名人になってしまったホームズに、モリアーティが着々と巧妙な罠を仕掛けていく。少年と少女が誘拐される事件が起こり、ホームズの推理で無事救出されるも、少女がホームズの顔を見て悲鳴をあげたため、ホームズは自作自演を疑われ、ついに逮捕されてしまう。さらにモリアーティは、モリアーティという犯罪者の存在すらホームズのでっちあげであるという説を広めようとし…。

    シーズン2にして早くも御存知「最後の事件」。モリアーティはメディアを巻き込みホームズを脅迫、「恐喝王ミルバートン」のキャラもモリアーティに足された感じ。それにしてもモリアーティのやり口が巧妙でゾっとした。功名心にはやる女性記者(めっちゃウザい)の部屋でホームズがモリアーティに出くわす場面はほんとにビックリした。そしてホームズを困らせるためならあっさり自分の命も捨てるモリアーティ…。原作通りならもちろんホームズは生きてるはずなのでそこは安心してるけれど、まさかこんな形になるとは。そしてモリアーティから見てホームズの友達(大事な人)は3人、ワトソンと、ハドソン夫人と、レストレードってのはなかなか鋭かった。

  • コナンドイルのシャーロック ホームズを現代のイギリス版にしたシャーロック。軽快なテンポで進むストーリーにグイグイ引き込まれる。それぞれのキャラクターが魅力的でおもしろい!

  • 現代のシャーロック・ホームズ、シーズン2を鑑賞。
    シャーロックの性格、あいかわらず実に素敵(笑)
    い~い性格(笑)
    頭がいいのは確かなんだけど、あんなに敵を作らなくてもね。
    自分に被害が及ばないから、楽しんで見ちゃってるけど、
    周囲にいたら大変。
    このシーズンは、モリアーティとの対決もがっつり、
    ホームズもののヒロイン?アイリーン・アドラーもばっちり。
    扱う原作は「バスカヴィルの魔犬」など有名なもの。
    ホームズが有名になってマスコミから帽子で顔を隠す写真が
    新聞のトップに載った時の記事のタイトル
    「Hatman&Robin」
    明らかに「バットマン&ロビン」のもじりなのが
    字幕では分かりづらかったのは残念。
    (これは、日本語版製作サイドの問題だけどね)

    モリアーティとの対決の中でのワトソンとの友情が
    素晴らしい。
    クライマックスのホームズ対モリアーティのシーンは
    どうなることかと。
    あんなところで終られたんじゃ、続きが気になって
    仕方がない。
    早く見せて~。

  • BSプレミアムで再放送してました。
    シャーロック!お前って奴は!お前って奴は!という感想しか浮かびませんがどうしたら。新シリーズを早く…

  • AXNミステリーでやってたので再見。

    1話のアイリーン・アドラーの話が好き。だましだまされ、ドラマチック。

  • シャーロック・ホームズを原題設定で作り直したイギリスBBCの連続ドラマのシーズン2。

    変人と常識人の組み合わせの妙が楽しいお話だけど、だんだんと「助手」らしくなるワトソンさんや度胸が据わってきた大家さんも魅力的。

    ホームズさんの唯一のヒロインとも言えるアイリーン・アドラーさんは役者さんがドスの効いた大人の方で、日本だったら絶対に若いアイドル系に演じさせて軽い話になっちゃうだろうにやっぱりイギリスは大人だな~と思いました。

  • モリアーティがオタクみたいで、なんか違和感がある。おまけに全然貫禄もないし、単なる偏執狂みたいだ。彼が最後に取った行動は理解不能。そこまでホームズに思い入れがあったのか?!

    反対にアイリーン・アドラーは女から見ても惚れ惚れするような美人❣彼女の話はこのシリーズで一番面白かった。

  • 2012年 イギリス
    ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、アンドリュー・スコット

    超ベストセラーアーサー・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズが原作。
    シーズン2では最後に天敵モリアーティが病院の屋上で自殺、シャーロックにも自殺を強要し、シャーロックも飛び降り自殺をする。
    葬儀も済みお墓で落ち込みまくるジョンの背後になぜかシャーロックが。

    何だ?なんだ?
    これはどう説明してくれるんだろうか、、、シーズン3で??

  • [2014-12-17]Season2Ep1届く。おもしろかった!字幕で見て、すぐにコメンタリーを見た。何回見てもおもしろい。

    [2015-01-11]Season2Ep2視聴。冒頭の血だらけシーンから笑わせてもらい、「僕には友達はいない!」に驚愕し、とってもおもしろかった。

    [2015-02-18]S2E3より先にS3E1が図書館から届いてしまい、仕方ないのでS2E3だけはレンタルショップで借りた。手に手をとって逃げ出すシーンに萌えた。

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