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- / ISBN・EAN: 4988135937612
感想・レビュー・書評
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説明 (Amazonより)
謎のウイルス感染が発生し、驚異的なスピードで全世界へ広がっていった。米国疾病対策センターは危険を承知でドクターを感染地区へ送り込み、世界保健機関がウイルスの起源を突き止めようとする中、ある過激なジャーナリストの発言が人々の恐怖を煽り、社会は崩壊していく。はたして人々が選んだ決断とは?
コロナ禍になってから 観たいと思ってウォッチリストに入れていたのですが ようやく無料配信になっていたので観てみました。
観る前にダスティン・ホフマンの映画『アウトブレイク 』とカナダのドラマ『アウトブレイク 感染拡大』を観ていたのですが ウイルスの究明、感染者の隔離、ワクチンの開発はやはり必要不可欠なのだなと感じています。
暴動シーンなどはウイルスより人の方がよほど怖いなと思うけど 日本では今のところあんな風にはならないですよね。
外に出ると、もうやたらめったら物に触るのがちょっと怖くなっています。
神経質過ぎるのかもしれませんが やはり持病持ちとしては感染もしたくないし ワクチンはもうしばらく様子見でよく考えたいと思ってしまう。
そうそう、『ブレイキング・バッド』のウォルターが出ていて なんだか懐かしかったわ♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今のコロナウィルス感染の状況を予言しているような感じがします。作品のような死者が出てしまうとは考えたくはありませんが、可能性がゼロではないことは言い切れないと感じます。多分、今の状況ではなければ、観なかった作品かもしれません。豪華キャストは、目を見張りますが誰が中心なのかブレています。中心は、感染症なんでしょうが。
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ずっと気になってた映画。やっと見ました。
まさに今!これが2011年の映画だなんて。
ソダーバーグは予言していたのか。
効果音が緊迫感を増しててずっと目が離せなかった。
出演してる俳優さんも凄い方たちばかりだし。
この映画のようにワクチンを打てば安心・・・
と思ってはいけない現状だわ。 -
ベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は香港出張の帰り、夫のミッチ(マット・デイモン)が待つミネソタの自宅に向かわず、シカゴで元恋人と密会する。だが、ベスは咳と熱を発症しており、同じような症状の人間が香港、ロンドン、東京など各地で次々と亡くなっていた。
その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアラン・クラムウィディ(ジュード・ロウ)は、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘する。さらに帰国から2日後、ベスが死亡し、続けてベスの連れ子クラークも命を落とす。
報告を受けた世界保健機構(=WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)たちが、続いてアトランタの疾病予防センター(=CDC)が調査に乗り出す。エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)の指示でミネソタに派遣されたドクター・エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)は、感染が疑われる人々の隔離を実施。
カリフォルニア大学の医師が、コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスであることを解明したが、現時点では治療法もワクチンもない。WHOはウィルスが48時間以内に世界主要都市に拡散すると宣告。
ワクチン開発に全力が注がれるものの、ウィルスは変異し、恐るべき速度で感染拡大してゆく。
折しもネットでは、米仏が治療薬を極秘に製造しているとの噂が広まったことから、中国衛生部のスン・フェンが故郷の村人のワクチンとの引き換えとして、オランテスを拉致。
任務途中で感染するミアーズ。恋人に極秘情報を漏らしてしまうチーヴァー。娘を家に閉じ込めるミッチ。
それぞれが愛する者を守ろうとする中、アランは政府が有効な治療薬を隠していると主張。
恐怖はウィルスよりも早く感染し、パニックを起こした人々によって、各地で暴動が勃発する。
それぞれが選んだ決断は……?そして明かされるウィルスの発生地点とは……?
世界各地でほぼ同時に起きたウィルス感染によるパニックをウィルス感染者の家族やウィルス感染の調査者や厚生省やジャーナリストの多視点で描くドキュメンタリータッチがスリリング。
どのように感染経路を暴くか、市民にウィルスの情報を伝えるか、ウィルス研究者と製薬会社の思惑も絡んだ動きを交錯させる巧みな演出がサスペンスフル。
ケイト・ウィンスレット、マリオン・コンティヤール、ローレンス・フィッシュバーンなど演技派のアンサンブルも、惹き込まれる。 -
9年前の作品でありながら、現今のコロナウイルス禍を正確に予見したような内容で話題になり、NetflixやU-NEXTでランキング1位を獲得するなど、まさにいまヒットしている映画。
タイトルの『コンテイジョン(Contagion)』とは、「伝染・感染」を意味する英語である。
高い確率で死をもたらす未知のウイルスによる感染症の拡大と、そこから起こる世界的なパニックを描いている。
監督はカンヌのパルム・ドール受賞者ソダーバーグだし、キャストも豪華だし、初公開当時にもっと大ヒットしてもよかった作品だと思う。
が、コロナウイルス禍以前の時代においては、この題材は地味に見えたのかもしれない。私も、今回話題になるまで映画自体を知らなかった。
コロナ以前と以後では、印象がまったく変わってくる映画だ。
コロナ以前に観ていたとしたら、私も「わりとよくできてるけど、絵空事だなァ」としか思わなかったかも。
しかし、コロナ禍真っ只中のいま観ると、恐ろしいほどに予見的でリアルだ。
映画の中のウイルスは致死性が高く、いまの新型コロナのように無症状・軽症状の人が多くない。その点は大きな違いだが、あとは現在進行中の現実そのまんま。
人影が消えた空港や繁華街とか、ネットを介したデマに踊らされた人々の暴走とか……。
「クラスター」という言葉も劇中に頻出するし、主要キャラの一人は感染後の行動追跡によって浮気がバレる。
何より、ウイルスの発生源が中国の食肉市場と設定されている(コウモリの持つウイルスが豚を介して人間に感染する)あたり、じつに予見的だ。
ソダーバーグと脚本家は、《ウィルスの発生についても、リサーチの結果、「最もありえそうなシナリオ」を考えた》のだそうだ。なるほどなァ。
終盤、やっとできたワクチンの接種が「誕生日による抽選」になるあたりの描写も、今後現実になるかもしれない。 -
DVDも登録できるの、気づいてなかった!
2021年になっちゃったので、2020年中に観た「おうち映画」で、わたし的ベスト3、選んでみた。
まずは3位は、これ。
新型コロナの脅威でウツウツしだした頃だったかなー。
2011年の映画でコロナを予見してる!
みたいな話を聞いて、レンタルショップに行ったら、しばらくずーっと、常にレンタル中だった。
みんな気になったんだねー、って、わたしもやっと借りて観れた。
グウィネスが出るのが、わたしには一番の魅力だったんだけど、主演じゃないんだねー。
すっごい贅沢キャスト。
マット・デイモンが一応主演?
でも、断然よかったのは、やっぱりグウィネス。
ちょっとしか出ないのに、ものすごーく華がある女優さん。
次によかったのは、ケイト・ウィンスレット。
この人がW主演なのかとおもってたら、まさかの展開で、えーっ、てなった。
ストーリーは、ほんとに2020年にわたしたちが陥ったパニック世界そのもの。
2011年に2020年のことが描かれてた、そのリアルさにびっくりくり。
映画だから、「結末」がちゃんとある。
現実の今の世界も、こんな収束の結末にたどり着けたら、いいな。
コロナを経験してなかったら、ただのパニック映画のひとつとして観て、ドラマは重かったけど地味な映画、って印象で終わってたかも。
経験したからこそ、この映画が2011年のものだってことに、不思議な恐怖を感じる。 -
「経験値はその時だけ」
今のCOVID-19とは比べ物にならないほどの速さで世界中に感染してしまうウィルス
たまたまレンタル屋で見つけてしまい見ずにはいられなくなりました
リアル社会ではゆっくりとこの映画のようになって行く過程が綴られていて非常に興味深い作品です
2011年の作品、もう9年もたつのですね
映画ですら問題点がこれほど明確に提示されているのに現実には上手く機能しない事ばかりなのが逆に作り物のB級作品のようでおかしいやら情けないやらです
実際がそんなものなのでしょうね
それじゃ戦争もなくならないわけだ -
今世界で起きていることにシンクロです。
まさか、これをコロナの前に観た方々は、こうなるとは、ですよね。
非日常は突然やってきて、じわじわ日常になってゆくのですね。
戦争もこんな風にやってきたんだろうな〜とか、ふと思いました。