ムーラン・ルージュ [DVD]

監督 : バズ・ラーマン 
出演 : ニコール・キッドマン  ユアン・マクレガー  ジョン・レグイザモ  リチャード・ロクスボロウ 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.68
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  • (4)
本棚登録 : 456
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142909923

感想・レビュー・書評

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  • ボヘミアン革命の頃、作家志望のクリスチャン(ユアン・マクレガーカッコは、ロートレック(ジョン・レイグイザモ)が率いるボヘミアン作家のグループが実現しようとする劇の手伝いをすることに。
    資金を引き出すために、クリスチャンは歌姫サディーン(ニコール・キッドマン)に詩を聞かせることに。
    クリスチャンとサディーンは、恋に落ちるが悲劇が待ち構えていた。
    マドンナ、ビートルズ、エルトン・ジョン、クィーンなどの20世紀を代表するポップスのスタンダードを大胆なアレンジで主人公ユアン・マクレガーなどが歌うことで劇中の登場人物の心情を雄弁に表現していて(ユアン・マクレガーがニコール・キッドマンに愛を訴える時にはエルトン・ジョンの「ユア・ソング」、不治の病に罹ったことを悟ったニコール・キッドマンは支配人ハロルドとフレディー・マーキュリーの「ショー・マスト・ゴーオン」を歌う)、ユアン・マクレガーやニコール・キッドマンたちのハイレベルなパフォーマンスが盛りだくさんで、ロック世代にはより楽しめる豪華絢爛なミュージカル映画です。

  • 男女の欲望が渦巻くムーラン・ルージュ。花形スターのらサティーンと、貧乏作家が恋に落ちる。だが、ホンモノの女優を目指すサティーンは侯爵に見初められ。

    いつの世も、恋と病はセット。運命の恋とライバルもセット。この作品の面白さは、アレンジされた恋の歌の数々。中でも「like a virgin」は群舞も含めておっさんずラブ?的で秀逸。

  • 舞台を観に行く予習に

  • クラシカルなミュージカルを想像していましたが
    煌びやかでビビッドでプロモーションビデオのような映画でした。
    編集が細かくてチャカチャカして好みじゃないけれど
    スタイリッシュさをかもし出していました。

    ポリス、ビートルズ、エルトン・ジョン、マドンナ
    マイアミ・S・M、kiss、ジョーコッカー、and more・・・
    なじみのあるポップスやロックのクラシカルな名曲の数々を
    フューチャーしてのミュージカル、楽しかったなぁ。
    名曲と言わしめる珠玉のメロディと歌詞の素晴らしい
    使い方だと感じました。

    「象の部屋」の屋根でのユアンとニコールの
    数々のラブソングの歌詞をモザイクのように組み合わせた
    やり取りは秀逸。感動しました。

    「愛と誠」にあったように三池監督あたりに
    日本のポップスでも作っていただけないかなぁ。

  • 個人的には思い出深い作品だし好きだけど、客観的には他人にお勧め映画を聞かれてこれを教える感じにはなかなかならないかな。
    豪華絢爛。ユアンマクレガーの歌声もいい、俺がこの監督で好きなのが色使い。ロミオ×ジュリエットや華麗なるギャツビーでも色使いは同様で嬉しい。

  • ミュージカルを観に行く前に予習。
    フランス・パリのモンマルトルの丘にあるキャバレー、ムーラン・ルージュを舞台に、スターのサティーンと駆け出しの若き劇作家クリスチャンの悲恋を軸に描かれるジュークボックス・ミュージカル。

    経営危機のキャバレーの起死回生のショーの為、出資してくれるお金持ちの公爵を惹きつけなければならない。
    サティーンは若くて眩しいクリスチャンとの恋に夢中になるが、一方で公爵をのらりくらりかわしながらも肺結核の病状も悪化していき、葛藤する。
    サティーンをライバル視するニニに告げ口されクリスチャンのことが公爵にバレ、2人は引き裂かれる。

    ユアン・マクレガーのロクサーヌがとても良かった。好きな洋楽が沢山あって楽しい。
    ただミュージカル映画だけあって、音楽主体でストーリーが添え物感が否めない演出も結構あって、悲劇!という嘆きはそんなに感じなかった。
    一昔前のアイドル映画やドラマみたいに高級娼婦と謳っているヒロインが不自然にそういうシーンを回避し続けたり。

    ミュージカルより映画が良かった点はサティーン登場シーンが映像ならではの豪華さ、煌めきがあって眼福だったこと。

    ミュージカルはそういう違和感なくリアリティも演出やダンスパフォーマンス、ストーリーや登場人物のキャラクターの深みも加わって悲しみや時代に生きた人々へ思い馳せさせられる。コミカルなシーンも隠微さも素敵。セットの豪華さもあって最高でした。

  • 分析としてはバディもの

     主人公のイアンマグレガーさんが小室真子さんの御夫君(リアルで名まえ忘れました。海の王子の人です)に見えて、感情移入しにくかったです。
     あの一件のまえに見たらよかった。

     公爵役の方は非常に「公爵」っぽくてよかったのですけど、歌はあまりうまくなかった。イアンマグレガーさん以外は本人が歌っておられるのだろうか。

     イアンマグレガーさんだけは別格に歌がうまかった。たぶん別の方が当ててらっしゃるのでしょう。あのくらい歌えたら、本当に楽しいだろうなとうらやましく感じました。

     主人公が作ったとされるインド劇よりは、むしろアルゼンチンタンゴの演目の方が、私的には見ごたえありました。
     なにしろ私はインド映画見すぎなので(笑)。

  • 1899年パリ、貧しい作家のクリスチャンはキャバレー「ムーラン・ルージュ」のスター、サティーンに一目惚れ。いつかここを離れて大女優になることを夢見るサティーンは、クリスチャンをパトロンになってくれる公爵と人違いする。クリスチャンのお芝居をムーラン・ルージュで上映することになり、クリスチャンとサティーンは恋に落ちる。しかし、ムーラン・ルージュの新たなパトロンとなる公爵はサティーンを独り占めしたいと考え、お芝居の結末を変更するよう要求する。サティーンの体は病魔に蝕まれ、クリスチャンとの別れを決意する。

    椿姫をベースに、パリ・ムーラン・ルージュを舞台に貧乏作家と高級娼婦の悲恋をミュージカル仕立てで描く。陶器のような白い肌、吸い込まれそうな青い瞳、輝く赤毛、ニコール・キッドマンが眩しいほど美しい。その上手足も長く歌も上手い〜。そしてそれを上回るほどのユアン・マクレガーの甘く切ない美声〜。度肝を抜かれた。

    「Your song」「Diamonds are girl's best friend」「Yes we can」「Show must go on」など名曲を散りばめた印象的なシーンが多数。なかでも「ロクサーヌ」が好きだ〜。

    目まぐるしく変わる場面転換、きらびやかな衣装や小物などおもちゃ箱をひっくり返したような映像は見ているだけで楽しくなる。象の形のサティーンの部屋が何度見てもかわいい〜。

  • 間延びしすぎていて、早送りしながら見た。
    最初はダンスの衣装など凝っていて楽しく見ていたが、ストーリーが進まないし陳腐な終わり方。
    ニコール・キッドマンは美しかった。

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