脳も体も冴えわたる 1分仮眠法 [Kindle]

著者 :
  • すばる舎
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  • 毎日7時間の睡眠+1分仮眠を複数回+できれば20分の仮眠を1回

    眠気に支配されるのではなく、睡眠をコントロールすることを提唱している本です。
    睡眠のメカニズムを、脳科学の見地から語られます。

    睡眠系のライフハックはいろいろな方法があるので、自分にあった方法を探すきっかけの一つとしておすすめの一冊です。

    【1分仮眠法のポイント】
    ・眠気が来る前に1分目を閉じること。
    ・疲れを感じたらすぐに目を閉じる。

    【メモ】
    ・視覚情報は膨大なので目を閉じただけで、脳は休まる。
    ・20分仮眠は眠気のピーク時である昼の12〜15時に行う。


    【注意】
    ★30分以上の仮眠はしない。
    ・病気のリスクがあがる。
    ・逆にパフォーマンスがガクンと下がる。

    ★横にならない
    ・睡眠慣性(眠りの魔力)の力が半端ない
    ・机などに突っ伏するのはいい

  • 少しでも眠くなったら1分でもいいから眠る。眠るときは20分以上眠らない。要点はだいたいこんなところだが、前置きや睡眠のメカニズムなどがくどくどしく、実質的に全体の1/8くらいしか有益な情報がなかったと思う。

  • 睡眠の悩みがある人にぜひ読んでもらいたい本です。

    1分間仮眠を1日数回+12-3時の間に20分程度の仮眠を1回。これだけでも眠気をコントロールできるそう。

    1分間目をつぶるだけでも視覚情報を遮断し、脳の休息、クールダウンになる。

    仮眠は横になってはダメ、横になると「睡眠慣性」(強い眠気のこと)に負けてしまう、という言葉は耳が痛い。

    他にも睡眠日誌をつけて自分の理想の睡眠時間を見つける方法や、睡眠に関する基礎知識などがコンパクトにまとまった良書。

  • 私の永遠の課題、睡眠について学ぼうと思ってaudiobookで聞いた。
    1.7倍速で2時間もかからずに聞き終わった。非常にコンパクトながら睡眠についての要点と、本書の特色である短時間仮眠法についてまとめられていた。

    ・睡眠が不足すると眠気を誘う睡眠物質が蓄積される。いわゆる睡眠負債。
    ・寝溜めは出来ないが、負債の返済は出来る。
    ・休みの日に一日でまとめて寝るのでは無く、二日などに分けて、2時間ほど長めに寝る。
    ・休みがあまりない、まとまった時間が無い場合は仮眠を使う。
    ・出来れば昼12-15時辺りで20分、可能ならそれを数回とる。
    ・一分間目を閉じているだけでも、多くの情報が入ってくる視覚を休められるため、短時間の持続効果ではあるが有効。
    ・睡眠負債が重なると病気になりやすく細胞の更新もままならないため老化が進む。記憶の定着も悪い。
    ・夜は電気を消して、朝は太陽の光を浴びる。休日も起床時間はなるべく変えない。増やしても二時間ほど。
    ・ノンレム睡眠は大脳新皮質を休めるために出来たシステム。
    ・眠ることで過負荷になった脳をクールダウンさせる。
    ・その他よく耳にする睡眠tips。

    個人的にも短時間目を閉じるだけで多少すっきりする感覚は日頃味わったことがあるので、肯定的に聞くことが出来た。

    睡眠や脳については日進月歩で、且つなかなか突っ込んで調べることが難しい分野でもあるためこの本の情報が完全に正しいわけでは無いとは思うが、試してみて良い効果があればそれは個人的に継続すれば良いのだと思う。

  • kobo

  • 毎日7時間の睡眠と、1分間の仮眠を複数回、20分の仮眠を1回取り入れよという趣旨の本。

    マイクロスリープで目を休めるということ、コーヒーが眠気を阻害するメカニズムは初めて知りました。

  • これ読んでから昼間に眠くなることほぼなくなった!とくにこの本の影響で実践してること: 30分以上の仮眠はしない→これは効果絶大!30分超えるなら1時間半仮眠する。昼食後に短時間寝る。毎日睡眠時間を記録して細かい仮眠を含めて平均睡眠時間7時間に調整する。読みやすくて良い本です。

  • とても詳しく寝るということについて書いてあり、大変勉強になります。仮眠を取るにしても、取り過ぎがよくなかったり。寝不足を仮眠を取ることで、カバーする方法等。目から鱗が落ちるようなことがたくさん書いてあります。

    一度読んでおくと自分の生活にすぐに取り入れられると思いますので、是非多くの人に読んで欲しいと思います。

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著者プロフィール

日本睡眠学会所属医師、医学博士
雨晴クリニック副院長
1963年、福井県生まれ。日本コーチ協会、日本医師会、ヘルスケア・コーチング研究会に所属。医師として診療にあたるなかで、睡眠障害がほかの病気の発症や経過に深く関係していることに気づき、高齢者を中心に睡眠障害の治療を開始。その後、治療から予防に重点をシフトし、「快眠で健康な生活を送ろう」というコンセプトのもと、睡眠の質を向上するための指導や普及に努める。2006年に生涯学習開発財団認定コーチを取得し、睡眠コーチングを創始。2007年から総合情報サイト「All About」の睡眠ガイドとして、インターネット上で睡眠情報を発信。日本医師会認定産業医として、睡眠を糸口とした職場のメンタルヘルス対策についての講演も行っている。テレビ東京系「たけしのニッポンのミカタ!」への出演や雑誌への寄稿など、メディアからも注目を浴びている。著書に、『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』(すばる舎)などがある。

「2020年 『女性ホルモンが整うオトナ女子の睡眠ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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