新世紀エヴァンゲリオン(7) (角川コミックス・エース) [Kindle]

著者 : 貞本義行

制作 : カラー 

• KADOKAWA (2007年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[くわっちさんの感想 · 2013年3月1日]

第8使徒となってダミープラグで再起動された初号機によって殺されたトウジ。その反動でシンジはネルフと父親に決別する。
その間隙を縫って第9使徒ゼルエルが現れ、ジオフロントに侵入する。アスカ、レイが敗れ、初号機はダミープラグを拒絶。絶体絶命に。
シンジは加持リョウジに説得され、加持とミサトの過去を打ち明けられる。加持の過去はテレビ版では語られなかったもの。
シンジは初号機に再び乗る決心をし、ゼルエルと対峙。初号機が覚醒し、S2機関を取り込んでゼルエルを捕食する。

[あんずさんの感想 · 2021年5月9日]

戦闘シーンはやはりアニメが観やすい。

トウジの件でショックを受けたシンジはネルフを去る。
追いかけてきた加持から、加持の過去を知るシンジ（と、読者？）。
ミサトのことも、加持の口から語られる。
幸せになってはいけない運命、そしてそれは君も同じ、とシンジに語る加持。
初号機パイロットに戻る決意をしたシンジは、シンクロ率400％で覚醒する。
新たな局面に入ることを匂わせる巻。
読みごたえがあった。

[shu1revさんの感想 · 2019年1月4日]

加持さんの過去が、短くも切なく語られている。そういうことだったんだねぇ。これを書いている段階で、今後、加持さんがどうなるかわかっているから、ふりかえってみて、なおさら感慨深い。

著者プロフィール

1962年1月29日生まれ、山口県出身。アニメーター、漫画家。同人誌でのペンネームにY.S・イレブンなどがある。