万能鑑定士Qの事件簿 III 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 今回は音に関する事件。莉子は前巻ではお札の印刷に関する知識を披露したが、今回はモスキート音など、音に関する知識を披露。松岡氏の幅広い知識に驚く。これは完全に小室哲某がモデルになった事件ですね。時代的にもヒット連発を知っている世代なので、思い出深い読み物でした。

  • Xからの再読。
    最後の方の章で。。これはTKさんのお話(!?)、とは分かったがその他はさっぱり思い出せない。なにか重要なことが?と再読に至る。けど、事件から3か月後の1場面であり、現代がそこを経てモナリザ展の時代だよという時系列の説明として使われただけなのか!?
    にしても、有名ブティックのBGMに異音をまぜた脅迫事件?若い子をアイドルに仕立てる体の偽(?)音楽学校の設立か?どちらでもなく、ノロウイルス!?(今この話題は繊細すぎる。。)
    西園寺さんが哀れであった。でも最後は潔かったかな。莉子さん恐るべし!


    (2017年1月19日初読)
    西園寺響さん、超ステキな名前なんですけど、どうしてもTKさんに脳内変換されてしまう^^; あの時代に私も生きてた♪♪ 。。。にしても、凛子さん、博識すぎるよ~。 お味噌汁のお椀に水滴をつけてるなんて、知らなかったよ~((+_+)) 逮捕の場面があえて書かれていないラストが、人生やりなおせる、絶対 と言い切る凛子さんの思いと調和してるのかな!? 蚊帳の外に置かれた小笠原さんが、ちょっとかわいそう・・・

  • つかみが早い。読み始めてすぐ、面白そうと思った。ちょっとばかりリンダリコの博識ぶりが超人すぎる感じはする。

  • 某音楽プロデューサーが頭にチラついて集中できなかった・・・。
    あまり深く考えずにさらっと読むには面白かったし、雑学が身につく感じも嫌いじゃないんだけど・・・もう少し内容が濃いかキャラが濃くないと続きをすぐに読みたい、とは思えないかな。
    高校生くらいの時に出会ってたらシリーズ読破してたかも。

  • 面白かった。莉子の博識を読むだけで、一読の価値がある。

    内容は某90年代の音楽プロデューサーをモチーフとしたのが、ありありとわかる内容が痛かった。

    それでも、最後の終わり方は救われる気がしてよかった。

  • 小室哲哉をモチーフとした作品で、最後の方に少しハラハラ感があり楽しめる。このシリーズは中学生に受けているらしいが、シリーズの時代背景は、現在の40代ぐらいの人に親近感があるのではないだろうか。

    どんなミステリーにもありがちなんだけども、犯人が悪い人では無い設定になりすぎている感じもする。主人公の凛田莉子もあくまでも鑑定士なのでトリックや真実を赤裸々にすることだけが目的となっている。

    人は死なないし、極悪人も出てこないというのが今のゆとり世代にも受けている理由なのだろうか。

  • モデル出身の星合結衣が店長を務める大人気ブランドショップ「ラブラドール」
    今後店が衰退していくと電話があり、本当にその通りになる
    それを打開したければ売り上げの35%を口座に振り込むように要求があった

    警察に相談しに行くが断られ、事務所に戻る
    ストアシック症候群の記事が書いてある雑誌「週刊角川」を見つけ
    記事を書いた小笠原悠斗に会いに週刊角川編集部へ行き、凛田莉子を紹介される

    店内でくしゃみや人の話声かする
    20歳くらいの人しか気付かない周波数の音だそうだ
    店内の防犯カメラを確認すると、
    音楽チャートを賑わしたある人物が映っていた…

    行動力と知性を持った凛田莉子が、謎を解明していく安心感がよい
    どうせ解明すると思っているが、どう解明するのか知るのが面白い

  • 莉子の行動にはハラハラするが、人の死なないミステリーでよかった。
    音を操って詐欺を繰り返す西園寺響、所々トリックが読めるところもあったが、今回も面白い知識が散りばめられていた。
    次巻は嵯峨敏也が出てくるとのことで早速読むことにする。

  • 音楽プロデューサー

  • 前に読んだことがあるような…(^_^;A
    有名音楽Pがあの人を思わせるので、イメージが重なって読みづらかった。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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