万能鑑定士Qの事件簿 X 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 1巻の3年前から始まる最初の事件。いつの間にかの巻き込まれ型というか自分から飛び込んで行くと言うか。美容室チェーンの詐欺乗っ取りから暴力団の密輸まで幅広く。しかも、1・2・3巻の話も簡単に織り交ぜてと総集編的な。

  • 過去の事件がいくつか関係してくる。シリーズものの醍醐味であるが、この様な構成になってくるとそろそろネタが尽きたか?と心配にもなってくる。

    社印とエメラルドのトリックはいかにもトリックで、固定観念をもってして臨むと裏をかかれる。手品を見るときときと同じで、マジシャンはこちらの固定観念を利用してマジックを演じる。

  • うんまあなるほどそうやって思考パターンを身につけたのね。うんいいよ、いつも通り楽しかったよ。過去に戻るとかネタ尽きかけてねえか?過去出てきた人物の前日譚を少し読めたのも良かったよ。

  • 主人公が鑑定士のビジネスを始めた頃のエピソード。前半は鑑定があやふやな状態なので、こちらも読んでいてもどかしい思いをするが、後半は切れのある鑑定力が発揮されて安心して読める。
    「有機的自問自答」と「無機的検証」による論理的思考、「=, VS, →」による図式化に関する記述が興味深い。数ある思考フレームワークの1つとして実用的な場面があるのかもしれない。

  • 論理的思考で事件を解決する話。
    時間が1巻の前に遡って主人公が論理的思考を身につける過程が描かれた。その他にも9巻までに登場した人物がちょっとずつ登場した。内容はだいたいいつもどおり。

  • 過去の事件を引き合いにした作品。

    ミステリーというより、うんちくを増やすだけの気もする。

    内容はそれなりに楽しめました。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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