万能鑑定士Qの推理劇 I 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 万能鑑定士の本編とは別のシリーズ。
    ただ内容はいつもと同じ。細かい事件を解決しながら、最終的にひとつの大きな事件を解決して終わり。本編とつながっているので本編も読んでいないとダメだし、少しだけ特等添乗員も登場するのでそっちも読んでおいたほうがよい。

  • 1冊読み切りって良いよね~小笠原が努める角川出版社から漫画のデータが入ったHDDが盗まれた。莉子が割り出したのは習志野にある何でも買い取り屋。警察が駆けつけ、莉子は有名になってしまったが、その警察は、招待されている宝石鑑定大会に出て欲しいという。主催者は反社会的勢力から170億円を受けて、前回チャンピオンの失墜を画策しているらしい。出場すると、確かに不正は行われていた。先攻後攻を決め、宝石が出てくるガチャポンの仕組みも判った。しかし、大会は前チャンピオンの連覇。怪しいと睨んでいるとイギリスでの鑑定大会で恥を掻かせる積もりだったのだ。それでも主催者は170億でグレーの生地を大量に買い付け、2年先の流行色に細工を施そうとしていた~ありえない・・設定で、エンタメとして、ちょい物知りの、気持ちで読めば良いかな

  • 推理が小気味よくて楽しい。

  • 主人公の設定が極端なので、すごく嘘くさいですが、必要以上にハラハラしないし、物語としては楽しめました。

  • 夏の文庫フェア対策でぽちった。ら、夏の文庫フェアは除外品だったとな。チーン。は、さておき。ラノベっぽいしなー。とは、思ったが、「ロジカルシンキング」ことはじめ。として、読むにゃ読みやすい本ではあった。作りものっぽい事件の数々と解決はチープに感じたが。

  • うーん、やっぱりヒロインの魅力がイマイチかな。

  • 事件簿シリーズ終盤で、ちょっとダレた感じが、この推理劇シリーズできっちりと仕切り直しされた感じです。

    相変わらずトリビアが満載で楽しめます。過去に遡って伏線を描くあたりにシリーズものの苦労も伺えます。

    ラテラル・シンキングの添乗員朝倉絢奈がサラッと登場するところにも、新展開を感じさせます。

  • 万能鑑定士Qの事件簿シリーズがおわり推理劇シリーズが始まったわけですね.
    さり気なく(?)特務添乗員αの宣伝が入ってるけども.
    今回は宝石鑑定がメインっぽいな.
    それと流行色の話とか.
    面白かったよ.
    相変わらず人が死なない.
    そしてなんだか豆知識がつく.
    まぁ,使うチャンスがあるかどうかはわからんけども.

    小笠原くんと莉子ちゃんの仲もチョット進展するかも?

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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