本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (206ページ)
感想・レビュー・書評
-
著者は大阪生まれの尼僧である。仏教とは無縁なサラリーマン家庭に育ち、イラストレータの仕事で一旗揚げながらも30代の前半で仕事を辞めて、「何となく」出家の道へ。比叡山で修行を重ねて念願の尼僧になるが、宝塚歌劇団のように「清く、正しく、美しい」というイメージとはかけ離れた醜い尼僧たちの人間関係に愛想を尽かして「尼寺から出家」... (!)。その後は京大の大学院・しかも博士課程でサンスクリット語や阿弥陀仏を学び、現在は仏教研究者として全国の各地で教えを広める「ホンモノの尼さん」である。尼寺に興味のある女性、これから尼僧を目指す女性に送るヒントと「傾向と対策」が詰まった興味深い一冊だ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示