隠蔽捜査(新潮文庫) [Kindle]

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著者 : 今野敏
  • 新潮社 (2005年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (317ページ)

隠蔽捜査(新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 警察キャリアといえば新宿鮫ですが、こちらはアウトローではなく正真正銘のキャリア。理想の官僚像を地で行く変人。地で行く人が変人呼ばわりされるのも変だけど。途中まで不愉快な主人公の言動も、後半になると愛着が湧いてくるから不思議。最後はホロンとさせるシーンもあって、当然続きが読みたくなるのであった。

  • 再読

  • 警察庁のエリートキャリアと幼馴染の警視庁キャリアが連続殺人事件の捜査を進めるうちに、この事件が警察に激震をもたらすことになる。さらにエリートキャリアには私的なことで大問題が持ち上がる。二人はこの危機を乗り越えることが出来るのか。なかなか面白いミステリに仕上がっている。この手の警察小説にはキャリアの人がよく出てくる。実際は良く分からないので、小説でしか窺い知る事が出来ないが、キャリアというのはつくづく大変な仕事をしなければならないと感じる。続編の「果断」も楽しみです。

  • 警察小説って昔は尻込みしてたけど、何冊か読んでみてどれもハズレがないのに、これを読み始める前はちょっと躊躇してしまった。
    がーー、しかし。これも面白かった‼

    最初どうもエリート意識の高いキャリアの竜崎が好きになれなくて、何度イラついたことか。
    絶対こんな変コツな夫は嫌だ。と思った。息子のヘロイン煙草を見つけたときに、息子や家族の心配をするより、自分のキャリアを心配した竜崎を憎たらしいと思った。
    伊丹の方が好み。
    警官の不祥事は別としても、息子のヘロイン煙草は隠せばいいのにー。って思ったし、そこまで法に乗っ取る竜崎の性格が怖くもあった。
    けど、やっぱり正しいことをすればちゃんといい結果が出るということだよねー。
    何か蔑ろにすると、後のことまでズルズルしていくだろうことが分かってても、やっぱり自分に不利になることは避けてしまいたくなる。
    何か代償があっても正しいことをすれば、自分に心地よくなれるし納得出来るはず。
    最後はなんだか竜崎の人柄に引き込まれてしまった。
    でも、やっぱり夫として嫌だな。(笑)

    しかし、竜崎の奥さんは大した人だなー。
    私だったら、きっとすぐ旦那にキレてるはず。この人の大きさ器量の大きさに救われてる。
    私もこうでなくちゃいけないわ。

    「人」としていろいろ考えさせられた小説でした。

  • 有能な主人公だと、何だか半沢直樹みたいだな。面白かったけど、感想はそれ程ないかな。

  • エリートには特権があり、特権とともに大きな義務を負う。いわゆる「ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)」とは何か。組織が窮地に立たされた場合に被害を最小限に抑えるための危機管理について考えることができた。
    主人公は原理原則を常に見据え、それに背く行動を取らないことで、国や組織に尽くすという道を歩んでいる。
    普通の人にはなかなかできないが、自分がエリートであることを強く意識することで、その原則を曲げない姿は格好良かった。
    自分にはそこまでの誇り高さを備えることはできそうにないが、こういう姿もあるんだということを考えられたのはとても収穫だった。

  • 警察を舞台にした小説ですが、所轄ではなくキャリア官僚を舞台にした本。こういった本は読んだこと無かったので、色々と斬新さを感じました。また、主人公の考えが共感できるわけではないんですが、一本筋が通っていて好感が持てました。

    気になった台詞は、
    「無能な上司は、何か問題が起きたときに、それが誰のせいかを追及したがる。有能な上司は、対処法を指示し、また何かのアイディアを部下に求める。」

    気をつけなきゃな、と思いました。

  • 47円、99円、97円という作品をクリックしていて、その勢いで「あっ、これも読みたかったんだっけ」とクリックしたら600円だった。アマゾンめぇーーーーーーー。凸(ーーメ(ほんとアマゾンの値段の付け方と誘導は憎たらしいですよね。)

    しかし、本は評判通り面白かったですねぇ。
    主人公の性格表現の導入部は、えらくあからさまなクソガリ勉の超エリート志向でしてねぇ、めちゃくちゃ鼻につくんですけど、その拠となる志とか哲学みたいなものが話が進むにつれ、周りの人物の言動や行動からだんだん推察できていって何とも清廉な志の持ち主であることがわかっていくというパターンではあるんですけど、そこまで本人に自覚のないギャップある表現にしてなくても…、という感じではありましたね。そこにはリアリティはないんですけど、超現実主義の潔さは気持ちいいカタルシスを得ます。
    途中、一瞬だけ主人公セリフの「ですます調」に右京さん(「相棒」の水谷豊)の声が被ってきましたね~。
    現在、シリーズ5冊出ていて、この次の2作目の評価の方が高いですね。
    なんとなくそれがわかるような終わり方です。
    楽しみです。

    さて…、Kindleでポチっとするか?
    図書館にするか?

  • 警察官僚の変人ぶりがとても面白かった。スピード感もあり一気に読んでしまいました(^-^)/

  • 13/3/20読了13

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